冬の里山 天ヶ津峰 蜂ケ丸  2019年01月19日  
里山倶楽部四国編 

- ポカポカ陽気の鳴門の山 天ヶ津峰、蜂ケ丸 -

今日は気温が高く霧氷など期待できそうもない。

こんな日にはノンビリ里山歩き。

久しぶりに天ヶ津峰に行ってみよう。



何時ものように御嶽神社にお参りして出発。



急坂の岩道で、少しの距離だけど登山気分を味わうことが出来る。



一登りで奥の院到着。



独特の雰囲気のある奥の院を参拝。

月読尊が対で祀られているのも珍しい。



トラバース道を進む。



所々の日溜まりにスミレが咲いている。



西の広場に新しい道が出来ていた。

西尾根道と言うのかな?

御嶽神社から3分ぐらいの所に登山口が有るとか。

帰りにでも確認してみよう。



広場からは見晴らしが良いが、吉野川河口方向は逆光でうまく撮影できない。

剣山方向を見ると、高城山は雪が殆ど無い。

剣山は頂上付近が少し白い。

剣山の右で白く輝いているのは、三嶺か?矢筈山か?



眼の前には、西の展望台から、四等三角点「丸笹」323.84mのピークを下る稜線が見えている。

阿波神社の方に降りるらしいが、一度降りてみたいものだ。



新しい直登路ができていた。



猿の墓からピークへ登って左へと下る。



三裂葉と全縁葉が混ざるのはカクレミノ。

三裂葉が姿を隠すと言われている隠れ蓑に似ているとか。

ヤブコウジの赤い実が可愛い。



天ヶ津峰に着くが今日は誰もいない。

チョット時間が早かったかな。



鳴門の海を見ながらコーヒータイム。

風もなく春のような暖かさ。



ゆっくりしてから下山すると、ヤギたちがノンビリと草を食べている。

3頭しか居ないとのレポートが有ったので心配していたが、チャンと5頭居たので安心。



天ヶ津神社はアマノウズメを祀った神社。

阿讃山脈には猿田彦とアマノウズメが多く祀られている。



漁師の墓に寄る。



漁師の墓は何時も綺麗に祀られている。

時間が早いので、蜂ケ丸へ行くことにする。



万両かな?

以前荒れていた登山道は、綺麗に整備されている。



アップダウンの有る道をドンドン行く。



所が、双子谷山の標識が見当たらない。

鳴門方面の眺望が良いところも灌木で見えなくなっていた。

テイカカズラの種がフワフワと飛んでいる。



最後に急坂を登ると蜂ケ丸に着く。



三等三角点「王山」401.7mがある。

一息入れてから引き返す。

所が、暫く降りるとどうも変だ。

GPSで確認すると北灘方向に降りている。

慌てて引き返して正規ルートに戻る。

人があまり歩かない里山は、踏み跡がはっきりせず赤テープに頼っていると、とんでもない方向に行ってしまうことが有る。

気をつけなければ。



林道に引き返して下っていくと、黄金色のヘクソカズラの実。

ノイバラの赤い実も。



この黒い実はなんだろうか。

ナルトサワギクがたくさん咲き始めた。



イヌホウズキには花が咲いて実も出来ている。



ソーラー発電所の近くにはナルトサワギクが群生。



鳴門の海を見ながら下って行く。



嫌になるほど歩いて駐車場着。

今日はこれという発見もなかったが、タップリと歩くことが出来た。

少しは脂肪が燃焼したかと思うが、沢山歩くとビールがこれまた美味しいし食欲も増す。

痩せるどころか歩く度に太るのには困ったものだ。

しかし、今年は本当に暖かい日が多い。

本格的な冬はもう来ないのかな。




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