冬の里山 天ヶ津峰  2020年01月06日  
里山倶楽部四国編 

- 今年もヤギさんに会えた天ヶ津峰 ―

今日は、株式の大発会。

年始のご祝儀相場を期待したい所だが、正月休みにトランプがイランの司令官を虐殺した。

とんでもないやつだ。

おかげで、リスクが高まり大暴落の気配。

PCで成り行きを見ていると、家内が山服に着替えている。

新しく買ったSIRIOの靴を試し履きに行くと言う。

秋にも私とお揃いでSIRIOのハイカットの靴PF421を買ったが、年末のバーゲンでミドルカットの靴PF302も買ったのだ。

PF302は古いタイプを私もお揃いで買って、アルプスの縦走などに随分と使用した。

ヘナヘナの柔らかい靴だが、軽くてとても歩きやすい。

ところが家内の靴の底が剥がれかけてメーカーで修理したのだが、白山の土砂降りの雨でまた剥がれかけている。

それでPF421を購入したのだが、家内はやはり履き慣れたタイプが良いみたい。

山に行くといっても家内は車の運転ができないので私が運転するしか無い。

しかたなく私も登山準備して天ヶ津峰に出かけることにする。



駐車場には多くの車が停まっている。

今日は登山者が多いかな。



撫養石の自然石の階段を上り詰めると御嶽神社奥の院。



色々な石像が並ぶ奥の院を参拝。



今日は小寒、寒の入りで寒いとの天気予報だった。

しかし、天気が良くて汗ばむくらい。

何時ものようにトラバース道を進む。



このトラバース道は緩やかで気持ちの良い道だが、ぐるぐると回って長い。

家内は新しい靴が足に合っているようだ。

私も久し振りにダナーの靴を履いてきたが、靴擦れもなく調子が良い。



飽きてきた頃、西尾根の合流点の広場に着く。



天気は良いのだが遠くは霞んでいる。

まるで春みたい。

ノンビリしていると男性が一人登ってきた。

アマチュア無線のハンディを持っている。

お聞きするとビーコンを利用しているとのこと。

スマホアプリで、何処にビーコン局がいるかわかるとか。

そんな使い方もあるのかとびっくり。



吉野川の向こうには阿南の製紙工場の煙まで見えている。



頂上は大勢で混んでいると思うので、西のテラスへと向かう。



ちょっとしたアップダウンを進むとピンクのコウヤボウキが多い。

ピークを回り込むとご夫婦が食事をされていた。

私のホームページを見ていただいているそうだ。

ありがとうございます。



眼下に広がる景色を楽しみながら、お弁当。

ご夫婦と色々と山のことをお話する。

とても明るいご夫婦だった。

食後お別れして頂上に向かう。



猿の墓に寄ってから頂上へ。



頂上下にはヤギ君達がお出迎え。

時間が遅いためか頂上には誰もいなかった。

ヤギ君たちは頂上にはやってこない。



ベンチに座ってまっとりとコーヒータイム。



吉野川が暴れ川だった頃の名残がよく分かる。



霞んでいる割には淡路島の向こうに神戸の街が良く見える。



鳴門の町や沼島も良く見える。



下山を始めるとヤギ君達が待っていた。

ずっと付いてくるのでパンをやったらこれが失敗だった。

もっと欲しいと突き回された。

可愛いのだけれど家内はご立腹。



いつものように林道を歩いて帰る。

何時の間にか曇って寒くなってきた。



梨園の前のマユミが真っ赤な実をつけていた。

南の変哲もない里山歩きだったけれど家内は満足したみたいだ。

靴の調子も良いみたいなので、夏のアルプスが楽しみだ。


里山倶楽部四国

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