春の里山 天ヶ津峰 2020年03月19日  
里山倶楽部四国編 

- ヤマザクラ咲き始める 天ヶ津峰 ―

今日は私の誕生日。

といっても何も特別のことはない。

ノンビリと里山を歩くのが一番の幸せ。

もうそろそろ木々の芽吹きが始まる頃だ。

久しぶりに天ヶ津峰に向かう。




御嶽神社から登って行く。



撫養石の階段道を登って行く。



御岳に丸に三つ引の紋は木曽御嶽神社の神紋



サルトリイバラの花が咲き始めている。



奥の院に着く。

石灯籠には慶応四年と刻まれている。

慶応4年とは明治元年のこと。



座王権現をお祀りしてある。



奥の院の先にはヤマザクラが咲き始めている。



花と一緒に展開する赤みを帯びた若葉が美しい。



モチツツジの蕾が一杯。

モチツツジは散発的に一年中咲くが4月からが本格的開花シーズン。



サルトリイバラの若葉も、ヤマザクラと同じように美しい。



何時ものようにお猿の墓に向かう。

このトラバースはシハイスミレが多い。



テイカカズラの種が今頃飛んでいる。



登山道にヤブツバキが沢山散っている。

見上げるとまだ花が咲いている。



色の濃いのもシハイスミレかなあ?

シハイスミレの葉は、少し細長い心房形で葉の裏が紫。



ヒメウズも可愛い花だ。



三叉路の広場で一休み。

吉野川や眉山は春霞に霞んでいる。



男性が一人やってきて、上の鉄塔の所にミツバツツジが満開だと教えてくれた。

イチヤクソウは葉が出たばかり。



アセビがたくさん咲いている。



お猿のお墓にお詣り。



西尾根からの分岐のピークで先程の男性がやってきた。

もう岩の広場に行ってきたらしい。

早いなあ。



鉄塔の下の大麻山への分岐を過ぎる。

大麻山まで14キロあるらしい。



頂上直下にはタチツボスミレが群生していてまるで花園状態。



頂上には御夫婦がお二人だけ。

虎丸山など香川の里山の話をしながら昼食。

お二人は高尾山にも良く登られるらしい。

そのうち、いつもの鳴門の男性が、お孫さんを連れてやってきた。

家内は以前、お高越山でお会いした女性と話し込んでいた。



食後お先に失礼して下山。

ヤギ達がいるが今日は大人しくて餌などをねだらない。



ガッツいて餌をねだるのも困るが、しらっとしているのも可愛くないなあ。

誰かに怒られたのかなあ。



車道を降りていくと鳴門の海が綺麗だ。



キブシの花が満開。

ヤマザクラは花が少ないが<もう散ってしまったのか?



モミジイチゴの花が所々に咲いている。



猟師の墓に向かう。



此処からは鳴門の海の全景が見える。



猟師の墓にお詣り。



気温は19度もある。



キブシの花が満開。



キブシの花は簪に似ている。



可愛い桜や、華やかな桜などたくさんの桜が咲く。

しかし、花と葉のコントラストが美しいのはヤマザクラだ。



この葉の色合がとても好きだ。



白い花弁と赤みを帯びた若葉に春の陽が輝いている。



ヤシャブシの花が散って若葉が展開し始めている。

ヤシャブシの若葉は、クマシデと良く似ていて美しい。

葉が展開する前に花が咲いているのはハンノキかなあ?



若葉が銀色に輝いているのはイヌシデかも。



もう一度モミジイチゴ



ヤシャブシかオオバヤシャブシか?



まだ蕾もある。



海峡に見えるのは釣り船かなあ。

下っていくと次々にお年寄りが登ってくる。

良いお散歩コースになっているようだ。



砂岩と泥岩の互層を見ながら駐車場へ。

軽トラの男性が止まって何処まで行ってきたか聞く。

週に3回位来るのかとも聞かれたが、月に一回くらいだと答えるとチョット意外そうだった。

この山には毎日のように登る人が多いのかもしれない。

今日は、大好きなヤマザクラの花を見ることが出来て大満足。

眉山や気延山でも、もうスグ咲くことだろう。

楽しみだなあ。



里山倶楽部四国

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