冬の里山  あずり越え縦走路  2014/12/26
ホームページ

 あずり越え縦走路 ロウバイが咲き始める -

今日も良い天気の予報

剣山や次郎笈の雪山歩きをしたいが家内からのOKが出ない。

実は、昨日健康診断の結果が送られてきた。

先月、転倒する一週間ほど前に行ったのだが心電図検査で「左軸偏位」の診断が出ている。

「日常生活には差し支えない」

と書かれてはいるが?

今までこのような診断結果は出たことが無いので気に掛かる。

血圧は175/105mmHg(安静時で3回くらい計ってもらい一番低い値)

この血圧の測定値を聞いて降圧剤を変えたのだが...

しかし今月の23日に計ると101/54mmHg

あれっと思ってもう一度計ると104/51mmHgだった。

次の24日には140/81mmHg(降圧剤を飲んで普段はこれくらい)

血圧はその時々で変化するがちょっと変化が大きい。

何か原因があるのかなあ?

知人からも、しっかりした循環器系のかかりつけ医を決めて経過観察をした方が良いと言われている。

と言うわけでしばらくお散歩程度の山歩きしか出来ない。



久しぶりにあずり越え縦走路を散策することにする。

この季節、花は期待できないが...

今日は、新しく手に入れたオリンパスのXZ-10の試写もやってみよう。

XZ-10は1/2.3の小さいセンサーだがF1.8~2.7とレンズが明るい。

薄暗い山道で花などを写すのに適しているかもしれない。

文化の森文書館の横から縦走路に向かう。



県民の森から登っていく。

何の綿毛だろうか?

縦走路で沢山見ることが出来た。

タンポポなら綿毛と種の間が細い糸状のもので繋がっているが、この綿毛は直に種が付いている。



北の展望所はまだ壊れたままだ。

修理する費用が捻出できないのだろうか?



ピンクのコウヤボウキも沢山残っている。

XZ-10は望遠端でも30㎝に近寄れるのでズームマクロのようなボケ味のある写真が撮れる。

意外とピントが合いやすい。



地蔵橋方向と日の峰山

大勢のお年寄りが縦走路から帰ってきている。



ヤマモモの大木の分岐から尾根道に入るとすぐに明現神社



左右の石灯籠は外見はそっくりだが奉納日時が異なっている。

神社に向かって左の灯籠は天明4甲辰歳(1784年)

右の灯籠は新しく見えるが安永8己亥年(1779年)と5年古い。

ちょっと不思議



境内にはタツナミソウの葉が沢山顔を出している。

一旦下ってさらに進むと四等三角点「法花谷」190.2mがある。



気温は0度くらいと低いが日が差して気持ちが良い。



花壇には5、6本の大根が育っていた?



弁天山方向から小松島市街の見晴らしが良い。



急坂を下ってあずり越えに着く。



ここにも沢山の綿毛

連記さんからテイカカズラの綿毛だと教えていただきました。

ありがとうございます。

;y

車道に出てさらに進むとヤブコウジやフユイチゴの赤い実が目立つ。

ロープの向こうに三等三角点「上八万」229.8m

「北の峰」の頂上標識がある。



この鳥居が意味するところがまだ解らない。

どこかに神社や祠が有るのだろうか。

植物園への分岐を過ぎて下っていくとタツナミソウが一面に生えているがいつ頃花が咲くのだろうか?



以前に南の峰があるらしいうとテープを辿って行ったが見つからなかった。

もしかしたら、その後標識でも出来ているかもしれないと途中で右に登る。

急坂を登り切ると小さなピーク。

ここからテープが無くなる。

右に下る道があるがその向こうには団地のあたりが見えている

以前と同じく左へと進む。



右に見えるピークが南の峰だろうか?

以前は明確な道があったが完全に藪いている。



ピークらしい所もシダに埋もれている。

藪を抜けると明確な道に出て電力鉄塔に出た。

以前に、ここから下っていくとシキビの畑があり民家があった。

今日はここで引き返すことにする。



今日も南の峰は解らなかった。

沢まで下り農道に出る。

ジャノヒゲの青い実が綺麗だ。



イヌマキの実が落ちているが食べられるところが無くて青い実だけ。



動物園の横を登って植物園に着く。



パンジーの庭園で昼食にする。



今年もフユザクラが咲いていた。



もう一本の小さな木の桜も満開。

フユザクラに似ているが花が小さくてピンクが濃い。

カンザクラはまだ堅いつぼみ。



ナンキンハゼの白い実が今年は少ない。

ヘクソカヅラの黄金色の実が街路樹に巻き付いている。



竹の鹿威しと立派な門松

ボランティアの方々が作られたのかな?



ウォーキングコースの看板が出来ていた。

植物園を上がっていくともう芝桜が咲き始めていた。



散策路脇にはホトケノザやスミレの花が顔を出している。



ジョウビタキが飛び回っていた。



今頃イヌタデの花が?



そうほう(総包)が反り返っているからセイヨウタンポポかな?



ハゼノキには凄い大量の実。

沢山の木蝋(もくろう)が採れることだろう。

此所の植物園には多くのハゼノキがあるので子供達と木蝋から和蝋燭作りをしても面白いかな?



季節外れのタツナミソウが沢山咲いていた。

すでに花が終わって実になっているのも沢山有った。



感じの良い雑木林を登っていく。

タチツボスミレが沢山咲いていた。

この縦走路は春が来ているようだ。



立派なカゴノキが多い

縦走路に戻り文化の森に向かう。

勝浦川河口も綺麗に見えている。



文化の森運動広場に向かう。

何時もの祠にお参り。



文化の森に来るとロウバイが咲き始めていた。

もうすぐ花を開きそうなつぼみも一杯。



文化の森に帰ってきて丁度5時間ほどの散策。

この縦走路ももう少しするとマンサクや梅の花が咲き始めて華やかになることだろう。



里山倶楽部四国編 

ホームページにも是非お立ち寄りください