冬の里山  あずり越え      2015/01/14
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 大賑わいのあずり越え 文化の森縦走路 -

家内の母親が入院したためしばらく山歩きから遠ざかっている。

山歩きをしないとあっという間に体重が3キロほど増えてしまった。

今日は少し時間が空いたので、文化の森縦走路を散策することにする。



文書館の裏から登っていくがコブシなどの木々はまだ蕾も出ていない。



平日だというのに20人ほどの団体が先を歩いている。



分岐のヤマモモの大木は45度ほど倒れて根が持ち上がっている。



一度登り切ると尾根に出て左に曲がると明現神社に着く。

何時ものようにお参りして私は汗をかいているためダウンを脱ぐ。

今日は気温が低いのかなと思ったら1度だった。

風が無いから暖かく感じるのかもしれない。



三角点を過ぎるとピークに着く。



水休憩して地蔵橋から小松島の町を眺める。

今日はドンヨリとして見晴らしはもう一つ。



急坂を下りるとあずり越えに着き一息入れる。



ロウバイや水仙そして菜種の花などが祀られている。

此所でも気温は1度。



沢山の人に挨拶を交わしながら進んでいくといつの間にか東の峰を越していた。

谷まで行ってイヌマキの農道を下りていく。



今日は観覧車が回っていない。

休みなのかな?

植物園入り口の昔は大きな馬の石像があったところにはソーラー発電機が設置されている。

最近至る所に設置されているのを見る。

多すぎるので、理由は無いが何故か将来に不安を感じる。



植物園で昼食。

今日は新作の高級コンビニ弁当。

鶏めし弁当だったが値段の割りにもう一つかな?



フユザクラが綺麗に咲いていた。

カンザクラはやはり蕾も無い。



ツツピーツツ、ピーツツと特徴のある鳴き声がするので見上げると、ヤマガラが一羽枝に留まっている。

キョトンと私の方を見ては可愛いクチバシを開けてさえずっている。

仲間にはぐれて寂しいのかな?

立ち去ろうとするとひときわ大きな声で鳴く。

しばらく聞き入っていたが飛び去る様子も無いので、さようならとお別れ。



FinePix S1 1200mm×2倍 手持ち撮影

超望遠の解像度と手ぶれ防止機能が素晴らしい。


さえずりとも違うようだし誰かを呼んでいるようにも聞こえる。

(ボリュームを上げて聞いてください)



コブシの蕾が大きくなってきていた。

ソメイヨシノの芽も赤くなってきている。



メジロも元気にチョコチョコと木々の間を飛び回っている。

ホトケノザは一面にピンクの絨毯のように咲いている。

緩やかに吹く風は冷たいが、春はすぐそこ。



縦走路を帰り始めると毎日数回歩いている女性がやってきて挨拶する。

何時もお元気だなあ。

文化の森の芝生公園に来ると沢山のツグミが餌を探しているのか芝生などをついばんでいる。

虫がいるのかな?

何時も一番先に咲く紅梅のつぼみがほんの少し綻び始めていた。



階段を下りていくと凄く良い香りが漂っている。

ロウバイの花が満開。

蕾も沢山あるのでまだしばらくの間楽しむことが出来るだろう。



階段脇のシナマンサクはまだ蕾。

歩道脇のマンサクに一輪花が咲き始めていた。

後1週間もすればマンサクの花も沢山咲き始めることだろう。

ちょっとしたアップダウンだけれと、久しぶりに山歩きの気分を味わうことが出来た。

梅が咲き始めるのももうすぐだろう。

楽しみだ。



里山倶楽部四国編 

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