秋の里山 あずり越え   2015.11.22
ホームページ

- あずり越え グルッと周回 -

今日は昼から雨の予報。

小雨でも歩くことが出来るあずり越えで少し汗をかいてこよう。

出来れば、星河内からの周回路の確認もしておきたい。



文書館前のケヤキはすっかり葉を落としてしまった。

モミジは大分色付いてきたがまだまだ緑が多い。

朝早いので駐車場はガラガラ。

ランニングの人達が何組か出発して行った。



シャクナゲはもう花芽を沢山付けている。

今年は裏年でサッパリだったが、来年は期待できるかもしれない。

イヌビワが沢山熟れている。



リュウノウギクはもう終わりだが、けなげに数輪の花が咲き残っている。

朝早いので、空気は冷たいが、気温はそう低くない。



ヤブコウジの実が随分と大きくなっている。

暖かい日が続くのでモチツツジが元気だ。



ソヨゴの実より大きな赤い実が沢山落ちている。

何の実かなあ?

ヤブツバキが咲き始めている



サザンカは花の盛りで木の下はピンクの絨毯になっている。

明現神社にお詣りして一息入れる。



先週より栗の実が増えている。



今日は私達が一番乗りかな?

静かな縦走路を歩くのは気持ちが良い。



あずり越え手前のピークからの眺望は霞んでいて余り良くない。



ヤブムラサキの紫の実が彩りを添えている。

転ばないように急坂を下りるが、以前に比べてとても歩きやすくなっている。



赤い実はシロダモの実だろうか?

シロダモは花が咲いてから1年も掛かって実が赤くなるそうだが。



あずり越えから登り返して三角点横を通過。



フユイチゴがよく熟れている。

丁度食べ頃。

一度食べるとやみつきになる。

一面にイノシシが掘り返している。

寒くなる前に腹一杯食べようとしているのだろう。



剣山遙拝所で一拝して進む。

イチヤクソウがまた増えている。

不思議だなあ。

 

道端には彼方此方にケバエの幼虫がウジャウジャ。

不気味な姿でうごめいている。

気持ち悪いので画像を小さくしよう。

腐食質を食べるらしくて、生態系には必要な生物らしい。

今年は異常発生している。

気をつけないとグチャッと踏んでしまいそう。



ネジリン棒のリョウブ。

どの様にしてこんな風になったのか不思議。



途中から南の峰?に向かう。

ヤマモモのピークを越えてシダの茂る道を行く。



去年は倒木でとても歩きにくかったが、少し歩きやすくなっている。



シダをかき分けて進むと電力鉄塔に着く。



でっかい木があるが何の木だろうか。

以前通った事のあるシキビの畑に出る。



溜池に出ると鶏舎が有り、チャボが飼育されている。



池の横から進むと蜂蜜採りの箱が沢山設置されていてミツバチが沢山出入りしている。



更に進むと犬が鳴いていて先日途中まで来た牧場に着く。

やはり、星河内から上がってくると、この牧場に着いて、その先は植物園に通じていることが確認できた。

しかし、この道は個人の牧場の中を通過しているので、ちょっと歩くのに躊躇われる。

自宅から歩いてあずり越えを周回するのには便利な道なんだけど残念だ。

そのまま引き返してヤマモモのピークから北へと延びる道を進んでみる。



鉄塔巡視路で一旦下ってからまた26番鉄塔に向かうようだが道ははっきりとしない。

また今度来ることにして引き返す。



植物園へ向かう渓流越えの道は随分と荒れている。

歩く人が少なくなっているようだ。

サネカズラはまだ十分に熟れていない。



植物園に来るとラクウショウが変わった実を付けている。

このラクウショウもメタセコイヤと同じく6,600万年前の「白亜紀末期の生物大絶滅」を生き延びた貴重な樹木だ。



広場にはフユザクラが可憐な花を咲かせている。



少しピンクが濃くて花が小さい桜は10月桜だと思う。



ハクモクレンのつぼみが膨らみ始めている。

今頃、ヒメウツギがチラホラと咲いている。

返り咲きかな?



コムラサキの実がビッシリ。

ハゼノキの実も凄い。

何本ロウソクが出来るだろうか。



博物館に寄る予定があるので広場へと向かう。

ハートの若葉



ジャノヒゲのブルーの実も綺麗だなあ。

久しぶりに山の神にお詣りする。



博物館へと下りる階段横のマンサクには、もう沢山の蕾が用意されていた。

もうすぐ冬がやってくるが、その先にはまた春がやってくる気配がするのは嬉しい。





ホームページにも是非お立ち寄りください