冬の里山 あずり越え  2016.02.05
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- まるで春の雰囲気のあずり越え縦走路 -

今日も暖かいとの予報。

近くの山では雪や霧氷も期待できないし、曇りのようなのであずり越え縦走路でもノンビリと歩こうかな。



文化の森の新しい駐車場奥から登山道が出来ているとのことなので歩いてみる。

駐車場の最奥に法花方面へ向かう道が出来ており、その途中から山道に入ることが出来る。



かなり急な道だが、あじさいの階段道よりも登山の雰囲気を味わうことが出来る。

急斜面が緩くなると右にあじさい階段道から登った所の展望所が見える。

長いこと使用禁止になっていたがやっと修復工事が始まったようだ。



コウヤボウキの綿毛がまだ沢山残っている。

少し登ると暑くなりダウンを脱ぐ。



縦走路は珍しく誰も出会わない。

気持ちよく歩いて行く。



ヤブツバキが例年より少なくて花が小さい。



あずり越え手前のピークに着くと沢山ヤブツバキが咲いていた。

蕾も多いのでこれから沢山咲くかもしれない。



あずり越えに着く。

地蔵越えからの遍路道が綺麗に整備されていた。

去年の秋は倒木や雑木が多かったのだが、「一歩会」の人達が整備してくれたようだ。

ありがとうございます。



遠くは霞んでいる。

まるで春霞のようだ。



新しい看板が出来ていた。



東の峰の三角点や剣山遙拝所まで来ても誰とも会わない。

気持ちよく里山歩きを楽しむ。



タツナミソウやイチヤクソウには花の咲いた跡の実?が残っている。



経塚古墳によってみる。



積み石は結晶片岩や赤色チャートが多い。

板碑や手水鉢は青石のようだ。



池に向けて降りていくと目の前に動物園の観覧車が見える。

なんともうアオモジの蕾が膨らんでいた。



この辺から植物園にかけてはアオモジが大変多い。

もう少しすると沢山の花を咲かせることだろう。



サルトリイバラの実はもうひからび始めている。

ウラジロの新芽がゼンマイのようにニョキニョキ出ている。



羽片の基部から新芽が伸びている。

このゼンマイから新芽が次々と葉を広げていく様をみるのは、これからの里山歩きの楽しみだ。



植物園で昼食。

今日は登山者が少ないと思っていたら次々と団体さんがやってきた。

今日の団体さんは男性ばかりのパーティと女性ばかりのパーティと別れている。

冬桜は少し咲き残っているがもう花期は終わり。

寒桜やハクモクレンはまだつぼみが堅い。



今日は上のトイレの奥から尾根に上がらずに旧農道を進む。

黄金ヒバが沢山植えられている。



途中から右下へと向かうと車道に出る。



車道をそのまま進むとドコモの中継所に出る。

尾根道よりちょっとショートカットできるようだ。

今日は、6年程前に在庫処分品を買ったら、一度履いただけで靴底が剥がれて張り替えてもらった革靴を履いてきた。

靴底を張り替えてから初めて履くが中々履き心地が良い。



あずり越えを越えて公園広場に向かう。

広場の紅梅はもう満開というより花の盛りが過ぎかけている。

でも蕾もまだ多い。



白梅はまだ蕾だが数輪咲いている花もある。



トイレ横では紅白の競い咲き。



紅梅は華やかで春が来た喜びが感じられる。



しばらく日溜まりの中で花の香りを楽しむ。



ロウバイは花が少ない。

今年は裏年かな?



シナマンサクは花の咲き始め。



アカバナマンサクは蕾が多く咲き始めたばかり。

春の気配が感じられて梅の甘い香りが漂う里山歩きはこれから楽しくなる。

もう1ヶ月もすると早咲きの桜も咲き始めることだろう。

楽しみだ。







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