春の里山 あづり越     2018.03.13
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蜂須賀桜満開 あづり越 -

助任川河畔の蜂須賀桜も満開になったようだ。

とくしま植物園の蜂須賀桜も見頃かもしれない。



文化の森の文書館横から出発。

マンサクがまだ綺麗に咲いている。



登山口に向かうとタチツボスミレが咲き誇っている。

今日も良い天気だ。



コナラなどの芽吹きはまだ始まっておらず登山道は明るい。

日の峰山も春霞。



今日は登山者が少ない。

一人の女性とすれ違っただけで明現神社に着く。

今日も元気に山歩きできることのお礼として、少しばかりお賽銭をはずむ。



気持ちの良い登山道が続く。

ヤブツバキの花が所々に落ちている。

見上げても、高い所に咲いているので良く見えない。



低い山並みなのに結構アップダウンが有る。



あづり越の手前のピークで一息入れる。

水仙が綺麗に咲いて、気持ちをなごませてくれる。



やはり春霞で視界は良くない。



ムスカリやタチツボスミレも、春真っ盛りで有ることを教えてくれる。



急坂を一気に下ってあづり越に着く。

南無太師遍照金剛の名号碑は何時も大事に祀られている。

「恩山寺へ二里 徳島一り 一宮一り」と彫られているらしいがもう読めない。



此の名号碑には木食上人と刻まれている。

木食上人とは、米麦などを食べずに木の実や果実だけを食する、木食苦行を積んだ上人のこと。

高野山を秀吉の手から守った木食応其(天文5年~慶長13年)が有名。

しかし、この石碑は背面に文政10年(1827)と刻まれている。

その頃の「遊行聖」として有名なのは、淡路生まれの弘法大師の再来とも言われた「木食観正」だ。



碑に彫られた梵字は大日如来を表す「ア」だ。

「木食観正」は布教に当たってこの文字を書いて配ることが多く、碑のやや大きすぎる梵字は観正の直筆を

そのまま碑に彫った物だと思われる。


それにしてもこの様な貴重な石碑(名号碑)がこの地に残っていることに驚かされる。

普通、名号碑には「南無阿弥陀仏」の6文字が彫られているが、木食観正の名号碑には[南無大師遍昭金剛」と刻まれている。



ドングリがアチコチに発芽している。



暖かくなったと言ってもコナラなどの落葉樹はまだ芽吹いていない。

北の峰の三角点通過。

行き交う登山者が多くなる。



途中から斜面を上って南の峰?に立ち寄る。



最近は歩く人が居ないのか踏み跡が消えている。



ドンドン下って小さな渓流を渡る。

農道に出るとアオモジが咲き始めている。

小鳥が愛を求めて囀っている。

その中で、一際春の山に響き渡るのは鶯の鳴き声だ。

もうすっかり唄いなれていて、安心して聞くことが出来る。



大きなピンクのツバキが目立つ花を咲かせている。



植物園に来ると蜂須賀桜が満開。



青空に淡いピンクの花が綺麗だ。

蜂須賀桜は沖縄のカンヒサクラとの交配種なので花が下を向いて咲く。



蜂須賀桜の向こうにコナラが芽吹き始めている。

コナラの芽吹きもとても美しい。



植物園ではウォーキング大会が開催されていた。

黄色い花はミモザ。



白い桜は中国から渡来したカラミザクラ(唐実桜)。

真っ赤な実がなるという。



真っ赤な緋寒桜が満開。



寒桜もキレイに咲き始めている。



十月桜がまた咲き始めていた。



ライラックも芽吹き始めている。



コヒガンザクラはまだ蕾。



眼下に咲き誇る蜂須賀桜を見ながら昼食。

動物園に子どもたちの歓声が響き渡っている。



芽吹き始めたシダレヤナギと今にも咲きそうなハクモクレン。



赤い葉と一緒に咲いているのはヤマザクラだろうか?

ヤマザクラにしてはピンクが濃いような気もするが。



アオモジが一斉に咲き始めている。



蜂須賀桜の並木が綺麗な動物園の方に降りて行く。

突然大きな音がしてビックリして覗き込むと、シロクマがバケツを咥えて勢いを付けて投げ上げている。

金網にバケツがぶつかって落ちると、また泳いで拾いに行って投げ上げることを繰り返している。

ストレス解消か?

良い運動には間違いない。




また桜を見ながら引き返し広場に向かう。



ピンクの馬酔木と咲き始めたコブシの花。



ハクモクレンも一斉に咲き始めている。



広場に上がっていくとやはり赤い葉と共にピンクの花が咲いている。

??



車道脇に植えられた蜂須賀桜が一斉に咲いて素晴らしい。



10年ほど前にはまだ幼木だったが、見事な桜並木に育ってきている。



ユキヤナギも咲き始めている。



ソメイヨシノの蕾はまだ固い。



見事に咲いているのは枝垂れ梅。



桜の園に上がっていく。



一際鮮やかに咲いているのは河津桜。

蜂須賀桜よりも色が鮮やかで花付きが良い。



桃の花も、まん丸蕾が開き始めている。



昔の石積み畑の間を登って尾根道に帰る。



あづり越まで帰ってきて、急坂をエンヤコラと登り返す。



春霞が薄れて小松島の町まで見えるようになった。



明現神社まで帰ってきて広場に向かう。

ヤブツバキが綺麗に咲いている。



山の神に挨拶して広場に帰る。



トサミズキが咲き始めている。



白梅がまだ綺麗に咲いている。



咲き始めた桜は何桜かな。

花が上を向いて咲いている。



隣の蜂須賀桜は下を向いて咲いている。



もう散ったと思っていた紅梅も、また咲き始めている。



音楽広場の改築も完成間近。

来月には完成するそうだ。



マンサクがまだ綺麗に咲いている。



ヒイラギナンテンの黄色い花も咲き始めた。

一気に咲き始めた春の花を目一杯楽しむことが出来た一日だった。




 


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