春の里山 あづり越     2018.03.23
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枝垂れ桜満開 あづり越 -



スティーブン・ホーキング博士が、3月14日に亡くなった。

彼は「宇宙は何処から生じたのか」「それともずっと存在していたのか」

「私達は何故産まれたのか」「何故死んでいくのか」

私達が思春期に持った疑問を解決してくれるかに見えた。

(しかし実は何も解決してはくれなかった)

アインシュタインの特殊相対性理論に出会った時は衝撃だった。

光の速度はドンなときにも一定で、時間や重さそしてエネルギーは速度に依って変化する等考えもつかなかった。

ハイゼンベルグの提唱した不確定性原理も不可思議なものに思えた。

しかし何となく理解できる気がした。

その後の、重力と一般相対性理論等になると一気に理解できなくなった。

ホーキングは難しい宇宙論を、解りやすく本にしたということでも有名になった。

「宇宙を語る」は1000万部も売れたそうだ。

簡単に理解できると言っても私達には難解な本だ。

あれから30年。

再度読んでみて、若いときのような感動は沸かなかった。

宇宙が何故できたのか。

私達は何故産まれて死んでゆくのか。

どうでも良いやという気もした。

こういった問題は、此れから長い人生を生きようとする若者にとって重大なことかもしれない。

今の私にとっては、吹く風の香りや花の色のほうが、心騒がせてくれる関心事だと思った。




一気に桜が咲き始めた。

何処に見に行こうか迷ってしまう。

気延山から前山公園へ行くのは、山桜が咲いてからが良いだろう。

蜂須賀桜はもう盛りが過ぎていると思うので、枝垂れ桜を見にあづり越えを歩くことにする。



文化の森に着くと、ソメイヨシノが咲き始めている。

五分咲きくらいだろうか。



レンギョウやユキヤナギも咲き誇っている。



シハイスミレも咲き始めて、ヒイラギナンテンはもう花の終わり。



コナラが芽吹き始めている。



ヤマザクラも少し咲き始めている。



ヤマザクラは赤い葉が先に出て独特の美しさが有る。



今日は誰にも出会わない。

明現神社で一息入れる。



ヤブツバキが沢山咲いている。

例年より遅いような気がする。



あづり越手前のピークには、ムスカリが一面に咲いている。



春霞で眺望は悪い。

キランソウも少し咲いている。


急斜面に毎年咲く濃い紫のスミレは、タチツボスミレかニオイタチツボスミレか何時も迷う。

色が濃くて花弁が重なっていることや、中心の白色がはっきりしていることなどからニオイタチツボスミレだと思う。

しかし、独特の芳香がしない?



あづり越えに着くと、セントウソウが咲き始めている。



ヒサカキがまだ少し咲き残っていた。

あづり越え最高点の三等三角点「上八万」229.8m。



剣山遥拝所の鳥居も過ぎる。



リョウブの若葉が美しい。



沢を渡って農道を進むと、アオモジの花がモコモコになっている。



もう葉が出てきているアオモジも有る。

グミの実が出来ている。

今頃実がなるのだっけ。



春の日が透過するリョウブの花は、春の香りがするようで大好きだ。



経塚山の一の鳥居まで行くと遠くにヤマザクラ。

今日は経塚まで行かずに引き返す。



アセビの花も今が盛りかな。



アセビの若葉が春の日に輝いて美しい。

シダの芽吹きが始まっている。



池の向こうに観覧車が周っていて、子供達の歓声が聞こえる。

子供達は春休み何だなあ。

団体がやってきて経塚に向かうらしい。

珍しいなあ。

大きな石像が並んでいる辻◯さんのお宅の、広大な庭に枝垂れ桜が満開。



個人の庭だが広大で、誰でも桜を楽しむことができるようだ。



個人でコレほどの桜を咲かせて、管理するのは大変だろうなと思う。



ツクシもいっぱい。



植物園に向かうと、色の濃いスミレやコウゾリナも咲いている。



クサイチゴとカンスゲの一種かな。



ソメイヨシノはまだ3分咲きくらいだろうか。



葉桜になった蜂須賀桜と芽吹き始めたコナラ。



蜂須賀桜の葉桜の間に、今が盛りと咲いているのは陽光。



植物園では花真っ盛り。



チューリップも咲き始めている。



広場では寒桜が満開。



フユザクラも清楚な花を咲かせている。



10月桜がまた沢山蕾を付けて咲き始めている。



コヒガンザクラもこれからが見頃。



コブシの花はもう茶色になってきているが、まだ綺麗に咲いている木も有る。

あじさいロードわ上がると、日当たりの良いソメイヨシノは満開。



蜂須賀桜は赤味の有る葉桜。

コゲラが木の虫を一生懸命に突いている。



今頃ツツジの花が咲いている。



淡いピンクの桜は阿波雅



濃いピンクの陽光が一斉に咲いている。



薄いピンクだが、濃いピンクの陽光に並ぶと、白く見える枝垂れ桜が美しい。



ヤマザクラはまだつぼみ。



河津桜も散り始めて葉桜になりかけている。

蜂須賀桜の葉は赤いが、河津桜の葉は緑。



桃の花も満開だ。



カタバミの花もよく見ると可愛良い。



タチツボスミレも花盛り。



カエデの可愛い葉の芽生え。



また尾根道に登って引き返す。

尾根道のヤマザクラはまだ咲いていない。



汗ばむような良い天気。

多くの登山者とすれ違うようになる。



広場まで帰ってくると、いろいろな桜が一斉に咲き始めている。



薄いピンクや白い桜も咲いているが、種類はわからない。



クスノキの若葉が赤くなっている。

毎年見る風景だが、その理由はまだハッキリとは解っていないそうだ。



満開や5部先のソメイヨシノも有る。



大きな花を咲かせているのはサトザクラ。

キブシの花もカンザシのように咲いている。



ヒメオドリコソウが沢山咲いている。

ふと見ると桜の様子を観察しているT川さんがいる。

文化の森の樹木などを教えていただく。



駐車場に向かうとヤマザクラが満開。



赤く輝く葉と白い花のコントラストがとても美しい。



サトザクラは八重や大きな花が多い。



色々なサトザクラが咲き始めている。



華やかな八重のサトザクラを楽しみながら帰宅。

これから一気に桜の花が咲いて、今週末はピンクの花で町が埋まることと思う。

神山の枝垂れ桜ももうすぐ咲き始めるかな。


 


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