冬の里山 あづり越  2019年02月21日  
里山倶楽部四国編 

- 春はもうすぐ あづり越 -

昨日は、良い天気で4月の陽気だったそうだ。

所が、ボランティアで待機していても来客が少なく、ガイドの依頼がなかった。

仕方がないので自分一人で城跡を散策。

助任川河畔の蜂須賀桜がチラホラと咲き始めていた。

今日も一日天気の予報。

植物園の蜂須賀桜はどんな具合だろうか?



マンサクの花が満開。

タチツボスミレが少しばかり咲き始めた。



シャクナゲの蕾はまだ固い。

梅が良い香りを漂わせている。



天気が良いはずなのにドンヨリと曇っている。

眼の前の眉山がピンクに染まるのは後一ヶ月後かな。

少しばかり肌寒くて気温は5度。



今日は曇って肌寒いせいか散策している人が少ない。

日峰山も霞んでいる。



明現神社でお参りして山道をひたすら歩く。



あづり越手前の坂を登っていると、可成りの年配の男性があっという間に追い越して行った。



あづり越から登り返していくと、何時もの女性がもうやってきた。

今日はずいぶんと早い時刻だ。

挨拶を交わして進む。



電波塔広場手前からの眺めは霞んでいる。

今日は、赤いラインの東京行きの「フェリーしまんと」が停泊している。

フェリーしまんとは、12,636総トン、全長190.97m、幅27.0m、満載喫水7.117m、航海速力22.4ノット

以前のカシオペアなどに比べて、ずいぶんと大きくなっている。

二等船室でもカプセルホテルのような個室らしい。

一度このフェリーで門司に行ってみたい。



北の峰山頂の三角点と剣山遥拝所。

この冬にもう一度寒波が来れば剣山に登りたいなあ。



南の峰への分岐に新しいテープが有ったので、ヤマモモのピークまで行ってみる。

其の先にも何回か行ったことは有るが、何処が南の峰かはまだ解らない。



谷まで降りて農道に出ると、アオモジの蕾がかなり大きくなってきている。

ゼンマイのようなウラジロの新芽が出始めている。



カマキリの卵鞘が幾つか出来ている。

この中に200個位の卵が入っているらしい。

200匹もの子カマキリが、ゾロゾロと出てくるところを想像すると気持ちが悪い。



徳中(城南高校)出身で数学者である関数論の吉川実夫氏そして和算の林鶴一氏生誕地の標識がある。

こんな所に、世界的に有名な数学者が二人生まれたのだろうか。



先週二分咲きだった蜂須賀桜が、五分咲きくらいになっている。



蜂須賀桜は乙女桜と言われるだけ有って、ピンクが濃くて可愛い。



ヒマラヤザクラは、花が散って緑の葉になっている。



何の実だろうか。

グミに似ているが。



ハクモクレンの蕾ももうすぐ開きそうだ。



植物園を上に登っていくと、蜂須賀桜がもう7部咲き位だ。

曇っているのでもう一つだが、メジロの集団が花の蜜を吸いに来ている。



丁度見頃で、タップリと楽しませてもらう。



何時まで見ても見飽きない。



蜂須賀桜に見とれていると、東屋で休憩中の御夫婦からお声がけ戴く。

去年、天ヶ津峰で漁師の墓までご一緒した御夫婦だった。

今年の高丸山でトンペイさんにお会いしたときにも、一緒のグループに居て家内はお話をしていただいたそうだ。

暫くお話をしてお別れする。



枝垂れ梅と河津桜。



河津桜は華やかだ。



まだ六分咲き位で、これから益々ゴージャスに咲くことだろう。



ナルトサワギクが繁殖していた所は、綺麗に駆除されていた。



ホトケノザやタネツケバナが、春の野原のようだ。



クサイチゴの花が咲き始めている。

クチナシの実はもう干からびかけている。



帰りに沖洲埠頭を見ると、ブルーのラインのフェリーびざんが停泊していた。

これから門司に向かうのだろう。



あづり越を登り返して、何時ものように山の神にお参り。



アオキに沢山実ができていた。



広場で、白梅の甘い香りを楽しみながらコーヒータイム。



図書館上のシナノマンサクが満開。



駐車場横の一本の木から二色の花が咲くマンサクも満開。

今日は、予想に反して薄曇りの薄ら寒い一日だったが、咲き始めの蜂須賀桜を堪能することが出来た。

もうこのまま春に向かうのだろうか。

できればもう一度雪山を歩きたいと思うのだけれど。



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