冬の里山 あずり越え  2019年12月31日  
里山倶楽部四国編 

- 師走のあずり越え ―

今日は登り納めで剣山に登る予定だった。

所が目が覚めるとすごい風。

家内はこんな日に山に登るのは嫌だと言う。

仕方がないので、今日は何をするかなと考えながらモーニングコーヒーを飲んでいると青空が見えだした。

晴れた日に家にじっとしているのはつまらない。

出渋る家内を説得して文化の森縦走路に向かう。




所が、文化の森に着くと一転空が曇ってきた。

おまけに風がキツイ。

朝の散歩中の皆さんから、雨が降るのと違う?とか雪かもとか心配してお声がけいただく。



そのうちにバラバラと雨が降り出した。

皆さん一斉に帰り支度。

私達は、反対方向に縦走路に入っていく。

風がビュービューと凄い音を立てて、落ち葉が舞っている。



上り切ると城塞のような石垣がある明現神社につく。



社の周りにはウラジロとゆずり葉で作られた注連飾りが祀られていた。



蜂須賀重喜公が大谷屋敷に隠居していた、安政と天明の年号が刻まれている常夜灯。

200年以上の前のものだが、石がシッカリしているのか新しく見える。



ヤブツバキがもう沢山散っている。

三角点手前でいつもの女性に会ってお声がけいただく。

毎日欠かさず歩いているんだなあと感心する。



日の峰の向こうにフェリーが停泊している。

ブルーのラインなのでフェリーびざんかな。



左を見ると、オレンジのラインの船も停泊している。

これはフェリーしまんとかな。

東九フェリーは、今日31日は休航日だが、強風なので港外に停泊しているのだろう。



モチツツジが満開。

ポツポツが雨が降り、風が相変わらず強い。

こんな日でも次々と歩いている人に出会う。



今日は、経塚までは行かずに植物園に向かう。

東屋で昼食にするが汗が滲んだ体が冷えて寒い。



昼食後、もと来た道を帰る。



あずり越えからの急坂をクリアして、ヤマモモの古木から広場に向かう。



山の神様もお正月準備が整っていた。

今年も楽しく山歩きができたことを感謝。

大きな神社よりも小さな山の神様が、私の願いを聞いてくれた気がする。

大きな黒犬が首鈴を鳴らしてやってきた。

迷子犬かな?

小さな子供連れの男性が登ってきた。

ちっちゃな女の子がニッコリ笑って挨拶してくれた。

可愛いなあ。



図書館上にはロウバイが綺麗な花を咲かせていた。



ソシンロウバイは数輪が咲き始めたばかり。

マンサクはまだ固い蕾だった。

正月帰ってくる予定だった息子は、用事が出来たということで帰徳は延期となった。

また二人っきりの正月を迎えることになる。

今年は、病気で夏のベストシーズンに山に行くことが出来なかった。

でも、長時間の手術を先生が頑張ってくれたおかげで、また山歩きが出来るようになった。

ありがたいことだ。

感謝!  感謝!

来年は、また楽しく山歩きが出来たら良いなあと思う。

正月は晴れてくれるかな。



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