冬の里山 あづり越 2021年01月05日  
里山倶楽部四国編 

あづり越え 文化の森~植物園縦走路


- あづり越 紅梅咲き始める ―

今日もスッキリとしない天気のようだ。

痛めた腰も、4回のブロック注射で痛みが引いてきた。

リハビリにあづり越を歩くことにする。



文化の森の駐車場はガラガラ。

文書館の裏のイロハカエデのプロペラの種が飛ばずに枯れて残っている。

マンサクはまだ蕾。



何時ものようにあじさい園の上から出発。



コウヤボウキが紅葉している。



小松島方向も霞んでいる。

冷たい風が吹いて寒々と感じる。



明現神社にお参り。



縦走路の落ち葉は綺麗にに掃かれて気持ちが良い。

もう植物園まで行って帰った来る人達が多い。



急な所はトラロープがシッカリと付けられている。



あづり越えには、新しい竹の賽銭筒が出来ていた。



紅葉した葉がまだ残っているコナラもある。



今日も東九フェリーが停まっている。



モチツツジが寒そうに咲いている。

剣山遥拝所の鳥居の周りも綺麗に掃き清められている。

今年はまだ剣山に登れていないので、鳥居の向こうの剣山に参拝する。



久しぶりに今日塚古墳に向かう。



遊園地の観覧車が回っているが寒そうだ。



経塚への道もきれいに掃き清められている。



2つの古い鳥居は、今にも倒れそうだが、10数年前と変わらず立っている。

私のほうが先に倒れないように頑張らなくては。



経塚古墳は経塚大権現として祀られている。

ヤマモモの大木が経塚を守っている。



クチナシの実が今年も幾つか出来ていた。



この大木も経塚を守っているが、名前がわからない。



きれいな葉っぱだ。

大正5年に発見された経塚古墳

徳島では5世紀中期に前方後円墳の巨大古墳(渋野丸山古墳)が勝浦川下流に現れる。

これは新しい勢力が徳島に出現したことを表している。

近くには全部で6基の古墳があり渋野古墳群と呼ばれている。

丸山古墳、新宮塚古墳、天王の森古墳、マンジョ塚古墳、花折塚そしてこの経塚古墳だ。

しかし、案内板などが十分でない為にこの古墳を知らない人が多い。

この古墳に埋葬されているのは天若日子と言われている。

高天原から葦原中国へ国譲り交渉に遣わされた天若日子が、大国主命の娘下照比売を娶り寝返る話は有名。

その大国主命はすぐ前の勝占神社に祀られている。



植物園に向かうとこの寒空にカタバミが咲いていた。



新しく作られた花壇にはハートのマークが。



ハナミズキとナンキンハゼの実



フユザクラは殆ど散ってしまった。

寒桜はまだ咲いていない。

自販機で、温かいエビ味のビスクを購入。

こんなの初めてだが、確かに海老の味で温まった。



広場は寒いので上の斜面のベンチまで登って昼食。

ヒマラヤザクラがまだ咲き残っていた。



ハクモクレンの蕾も膨らんできた。



アオモジには小さな蕾が出来始めている。



毎回お会いする女性と今日も出会った。

このあづり越縦走路を17年前に福山さんという方と一緒に整備されたそうだ。

山主さんを一軒一軒回って許可を頂いたそうだ。

私がこの縦走路を最初に歩いてホームペジに掲載したのは、2007年4月17日

あれからもう14年になる。

2回目に歩いた時、この女性に初めてお会いした。

其の時に、20年前からこの道を毎日3度歩いているとお聞きした。

とすれば、もう34年ほど毎日この道を歩いていることになる。

凄いなあ。

その間に随分整備が進んだ。

今では4代目の楠本?さんが整備をされているようだ。



あづり越えを登り返して、文化の森の広場へと向かう。



二人連れの男性と若いカップルに道を尋ねられた。

新しくこの道を歩く人が増えることは嬉しい。

アオキに赤い実がいっぱい。



広場まで出ると、紅梅が咲き始めている。



蕾もたくさんあるので、暖かい日が続くと一斉に咲きそうだ。



白梅はこの紅梅が満開になった時に咲き始める。



階段を降りるとロウバイが満開。



ソシンロウバイの丸っこい花も可愛い。



今年は、ロウバイの花付きが良いみたいだ。



階段脇にずっと咲き誇っている。



マンサクはまだ蕾。



駐車場に向かうと、赤と黄色の花が咲くマンサクに花が咲き始めていた。






総歩行距離 9.4km

累計標高差 ±674m

総行動時間 5時間33分




里山倶楽部四国

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