冬の里山 あづり越え 2021年01月19日  
里山倶楽部四国編 

- あづり越え ―

今日は、晴れだが風が強い予報。

風速10m以上の風が吹くと冬の雪山は厳しくなる。

変わり映えしないが、近くの里山を歩くことにする。



文化の森の文書館裏のマンサクはまだ固い蕾。



展望台から八万の街と眉山を眺める。

目の前に見える協立病院は、園瀬橋の上流に新しい病院を建設中だ。



縦走路に入るとコウヤボウキの葉が枯れているが、陽が照ると綺麗に輝く。



気温は5.6度とそう低くないが、予報通り風が強く寒く感じる。



展望所から、弁天山方向。

この縦走路には所々にヤマモモの古樹がある。



何時ものように明現神社にお参り。



何時もなら暑くなってジャケットを脱ぐのだが、今日は急坂を登っても暑くならない。



あづり越え手前のピークから勝浦川の流れを眺める。

煙がたなびいているのは論田のゴミ処理施設。

もうとっくに耐用年数が過ぎているらしいが。



あづり越えの急坂は来る度に歩きやすくなっている。

単独の女性や男性が次々にやってくる。

皆さん、訓練しているように早足だ。

私達が鈍足になったのかもしれない。



縦走路に沢山生えているこの木は何だろうか。

このきなんのき掲示板でネズミモチだと教えていただきました。

そう言えば、ネズミモチの咲く頃この縦走路を歩いたことが有りませんでした。

それにしても黒い実も見たことがないのはなぜなんだろうか。



今日も東急フェリーが停まっている。

津田高架橋の完成が間近らしい。



三角点と剣山遙拝所



縦走路は落ち葉が綺麗に掃かれている。

googleレンズで調べたら、チャウロコダケらしいです。

それにしても便利になったものです。



ヒサカキの蕾が膨らんできている。

黄葉の残ったコナラもある。



経塚古墳に向かうと アオモジの蕾も膨らんできた。



遠くに沼島が見えている。

東九フェリーは下半分が新町川橋に隠れている。

沼島が大きく見えるのに驚く。



経塚古墳の新旧の鳥居を潜っていく。



経塚にお参り。



ヤマモモと不明の古樹



スダジイかと思ったが、葉に鋸歯がない。

ツブラジイだろうか。



周りをよく見ると少し若いが同じ木が沢山生えている。

葉の裏が金色ではなくマテバシイにも思えるが葉が小さい。

ツブラジイかもしれない。



植物園に向かう。

動物園には人影は少ない。

植物園には次々と散策の人たちがやってくる。



園内にマテバシイがあった。

やはり葉が大きい。

経塚の古樹とは違う。



ジョウビタキがやって来た。

人怖じしない可愛い小鳥だ。

上の広場まで上がって風が吹かない所で昼食。

植物園はご夫婦の散策者が多い。



農道を帰るとダイダイが無償提供されていた。

有り難く2つ程頂くが、どんなにして食べようかな?

昔、実家では正月のダイダイを半分に切って実を除けた皮に味噌を詰めて焼き味噌にした。

火鉢で焼いた味噌の香ばしい匂いと味がまだ記憶にしっかりと残っている。



ヒバだろうか。

たくさん植えられている。



あづり越えを登りきったピークから和歌山の工場群がはっきりと見える。



Hの木。



Hの木の隣の急坂も足場が掘られてロープが設置されていた。



広場まで来ると八万の街がよく見える。

ナカイの跡地にケーズ電気が出来ている。



大きな音を立てて県警のヘリがやって来た。

センダンの白い実が綺麗だ。



紅梅が満開。

白梅はまだ蕾もない。



ロウバイも満開。

マンサクの蕾はまだ固い。

経は強風で寒い一日だったが、汗をかくこともなく快適な山歩きを楽しむことが出来た。

アキレス腱と腰の痛みが治れば雪の寒風山などにも登りたいと思う。


里山倶楽部四国

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