冬の里山 あづり越え  2021年02月11日  
里山倶楽部四国編 

- あづり越え 蜂須賀桜 ―

今日は、建国記念日で休みだった。

建国記念日と言っても何の行事もないようだ。



文化の森文書館の横には子どもたちが集合している。

そう言えば、私が通っているリハビリ病院の理学療養士のお姉さんが言っていた。

「八万のある地域では、幼稚園の年長さんが小学生と共にあづり越えを動物園まで歩く行事がある。」

どうも今日がその日のようだ。



文書館裏にはマンサクが満開。



例年早く咲くシャクナゲにはもう蕾が膨らんでいる。



子どもたちのハシャギ声を背に登り始める。

東の展望所には太い竹のベンチが出来ていた。



雑木が育って見晴らしが少し悪くなってきている。



明現神社にお参りすると男性が二人休憩していて階段を下っていった。

階段を下る人は珍しい。



ロープの設置された坂を登った所の休憩所には新しいテーブルが出来ていた。

テーブルの上には、お皿まで置かれている。



あづり越えまで降りる。

旧遍路道は綺麗に整備されているが、登ってくるお遍路さんに最近はお会いしたことがない。



縦走路に沢山生えているこの木は、ネズミモチではないかと教えていただいた。

しかし、どうもしっくりと来ない。

早く花の咲く時期が来ればよく分かるのだが。



白くでボツボツのある樹皮とのぺっとした葉。



コゲラがコツコツと枯れた樹木を叩いている。

近寄っても夢中らしくて逃げない。

もう少しこっちを向いてと角度を変えたら茂みの奥に飛んでいった。



今日も東九フェリーが停まっているが、霞んでいてくっきりとは見えない。



剣山遥拝所の鳥居まで来ると、男性が一人あづり越えへは何方へ行くのかと訪ねてくる。

鳥居の方向ではなく真っ直ぐですよとお教えする。

遥拝所の鳥居の道が最近シッカリと踏まれているので迷ったのだろう。



ネジリンボウの木を過ぎて沢を渡り農道に出る。

アオモジの蕾はまだ固い。



馬酔木の花が咲き始めていた。



遊園地の方でにぎやかな声がする。

ジェットコースターが走っていった。



白梅も満開



朝出会った子供達がもうやって来た。

皆んな元気いっぱい。

これから動物園に向かうのだろう。



蜂須賀桜はまだ蕾も出ていない。



動物園の駐車場は満員だ。

子供達が集まってお昼弁当を食べている。

私達もベンチでお弁当。



冒険広場に向けて登って行くと少しばかり蜂須賀桜の蕾が膨らんでいる。



ホトケノザとたんぽぽ



標高が上がると日当たりが良いのか蜂須賀桜が咲き始めている。



後数日暖かい日が続くと一斉に咲き始めることだろう。



ポカポカ陽気になってきた。

景色を楽しみながら引き返す。

何時もの女性に出会う。

今日は女性を一人案内している。

女性(岸上?さん)は、センチュリーヒルでお店をやっておられるらしい。

今朝も早朝四時から60人もが来店したそうだ。

昼間は縦走路を何回も歩いて、壊れたところなどをチェックして、また夕方お店を開くらしい。

それを、17年以上も続けられているらしい。

すごいなあ。



あづり越えを登りきったところに男性が一人いて話しかけてこられた。

此処のテーブルなどを作られた方らしい。

東宮山の遭難の話などをしていると、私の胸のジオグラフィカが1時を告げた。

それは何ですかと聞くので、スマホナビシステム「ジオグラフィカ」を紹介する。

するとすぐにインストールして欲しいと言われるのでインストール。

ロギングの制限解除をしようとすると、以前は300円だったのが960円になっていた。

それでも何台でもインストールできて永久使用料が960円は安い。

しかもファミリーマートで支払いができるようになっていた。



広場まで来ると子供達が大勢元気に遊んでいた。

最近のお母さんたちはオシャレだ。

子供達もおしゃれな服を着ている。

私達の子供時代のような鼻水を垂らした子供などはいない。



紅梅はまだ満開。

白梅は蕾がほんの少しあるだけ。



階段横のシナマンサクも満開。



遊歩道のマンサクも満開だ。



此処のベニバナマンサクは普通の黄色いマンサクと同じ幹から別れた枝に咲いている。

不思議だ。



アオキも見事に真っ赤な実を付けていた。






総歩行距離 9.3km

累計標高差 ±629m

総行動時間 5時間19分





里山倶楽部四国

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