春の里山 眉山     2018.03.31
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桜満開 眉山周回路 -

例年、眉山がヤマザクラのピンク色で染められるのを見ながら会社に通った。

しかし、そのピークの時期に眉山を歩くチャンスに恵まれなかった。

今年は、ソメイヨシノとヤマザクラが同時に咲いている。

先日歩いた天一神社からの登山道にも、ヤマザクラの古木がたくさんあった。

天気も最高の花見日和。

何時ものドラッグストアに車を停めて出発。



八幡神社の銅の鳥居まで来ると、日出神社の幟が上がっている。

明日は日出神社の春のおまつりだそうだ。

よもぎ餅も戴けるという。

一日違いで残念。



尻尾をピンと立てた立派な狛犬。



桜満開の長久寺そして庚申堂と地神塔。



庚申塔は、蜂須賀光隆が藩令として建立を勧めた事もあって県下に3000基もあると言われている。

阿波市の550基を始めとして神山町にも200基もあるらしい。

地神基も2000基あるし、徳島は民族信仰が盛んであったことが分る。



長い階段を登って行くと、広い絵馬堂が有る。



神社だが鐘楼も有る。

江戸期には神仏混合であったことの名残かな。



随身門には随神が神域を守っている。



八幡神社には満開の桜の花弁が舞っていた。



社殿の左から日出神社に向かう。



参道には桜が満開。



日出神社には注連縄と御幣が祀られている。

明日は大勢がお祭りに参加するのかなあ。



手水鉢には明治二十七年と彫られている。



ヤマザクラが見事だ。



農神社への道はヤマザクラのチェリーロード。



農神社にも注連縄と御幣が祀られている。

日出神社と一緒にお祭りがあるのかな。



桜の古木が多くて、胴咲き桜が可憐に咲いている。



ヤマザクラやソメイヨシノだけではなくて、色々な桜が咲いている。

花の真ん中がピンクでない桜は、真っ白で綺麗に見える。



御旅所と木の鳥居を過ぎると見事なヤマザクラ。



花の真ん中がピンクな桜はソメイヨシノだろうか。



ヤマザクラとアオモジ。



まだまだ続く桜並木



2つ目の木の鳥居を過ぎると、舗装路に出て天一神社に着く。



天一神社の境内は、立派な桜の大木で囲まれている。

天一神社は元禄二年、那賀郡坂野から此の地に移転されたらしい。

沖浜の木曽御岳本教・光基院に祀られていた大己貴命が、平成4年から此処に祀られているらしい。

光基院とは、例の山田織部の呪詛事件の有った歓喜院のことだろうか。



こんなにヤマザクラが多いとは思わなかった。



トラバースも有るが急登を登ってまた下る。

緑色片岩が多くなる。



石垣の上に平坦な広場が有る。

昔は此処に神社でも有ったのだろうか。



鉄塔広場から急坂を登って、右へとトラバースする。



見上げるような大木のヤマザクラ



尾根道に出る。



尾根道のヤマザクラは、背が高すぎて花が殆ど見えない。

眉山最高点に着く。



八万の町や津田の山を眺めてから眉山山頂に向かう。



ナガバノタチツボスミレが咲き誇っている。



舗装路に出ると、トレランの男性がすごい勢いで追い越して行った。



ドライブウェイの桜も背が高くて、はるか上に花が咲いている。



ドライブウェイが建設された時に植えられたのだろうか。

ヤマザクラと違って緑の葉が出ている桜も有る。



ヤマザクラは車道より少し離れた所に咲いている。

自生しているのだろうか。



緑の葉が出て、花がソメイヨシノより大きくて白いのは、オオシマザクラだろうか。



ヤマザクラでも葉が赤褐色のものから淡い茶色そして緑のものまで有るようだ。



オオシマザクラかと思われる白くて大きな花が良く目立つ。



アケビの花も咲いている。

西部公園へのドライブウェイは土日は通行止めらしい。



眉山にこんなに沢山の桜が咲いているとは思わなかった。



枝垂れ桜も見事だ。

山肌にはヤマザクラのグラデーション。



さくら広場も満開で、多くの家族連れがお弁当を食べている。



桜の花に囲まれてお弁当。



こんなに素晴らしい桜が咲いているのに人では少ない。

のんびりと桜を堪能できる。



眉山山頂に向かう道も桜満開。



パコダ前から展望を楽しむ。



眼下にも、いろいろな色の桜が咲いている。



中国の人達だろうか賑やかに桜を楽しんで居る。



劔神社から降りることにする。

こんな所にもヒオドシチョウが。



久しぶりに降りるロープウェイ下の道。



ロープウェイが桜の間を降りていく。



車道に出て、また桜を楽しみながら帰る。



ミニ八十八ヶ所を御参りしながらのんびりと歩く。

大勢の人達が、桜見物しながらウォーキングを楽しんでいた。



義魂大明神が祀られている。



マムシグサが顔を出していた。



桜を楽しみながら歩くと眉山病院前に着く。



振り返ると山腹に、ヤマザクラのピンクがモザイクのようだ。

ミツバアケビも花が開き始めている。



サルトリイバラも黄色の花を開き始めている。



徳島大学寮の前まで来ると新入生だろうか、親子連れが大勢いる。

もう明日からは4月。

何となく忙しなく感じる季節となった。


 


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