冬の里山 眉山 2021年12月03日  
里山倶楽部四国編 

- 眉山 コナラの黄葉 ―

昨日は、剣山で初冬の山歩きを楽しむことが出来た。

ちょっと寒かったので、今日はポカポカ里山歩き。

久しぶりに黒岩神社から眉山の稜線を歩いてみよう。



何時もの24時間100円コインパーキングに駐車して歩きはじめる。

モミジが真っ赤だ。



枇杷の花が満開だ。

サネカズラの赤い実が残っている。



黒岩神社の鳥居から登りはじめる。

青石の大きな岩を刻んで作った石段はとても野性味がある。



古い石灯籠も素敵だ。

御旅所を過ぎて石畳を登って行く。



石の鳥居が見えてきた。

この頃紀伊水道で地震があり、徳島でも震度4を記録したらしい。

青石の大きな岩の上を歩いていたので、全く揺れは感じなかった。



モチツツジが綺麗だ。



ソヨゴの赤い実が可愛い。

小さくて真ん丸なドングリが沢山落ちている。

アラカシだろうか。



青石の石段が続くと、黒岩神社は近い。



黒岩神社到着。



戸が開くので、お賽銭をしてお参り。

何時もきれいに掃除がされている。



黒岩神社からの眺め。

八万や津田の町がよく見える。



徳島毎日新聞の推奨県下十社の碑が建っている。

昭和4年、徳島毎日新聞が県下10社10寺を読者の投票で選んだらしい。

10社には椿泊の佐田神社や貞光の祇園八坂神社も選ばれたらしい。

その頃この黒岩神社は県下の10社に選ばれるほど人気があったようだ。

尚、徳島毎日新聞は、昭和16年に徳島日日新聞と合併して徳島新聞となっている。



里山歩きには最適なので是非皆さんも歩いて欲しい。



神社横から登っていくとクヌギの黄葉が輝いている。



カクレミノも黄葉している。



コナラの黄葉もきれいだ。



フユイチゴが熟れ始めているがまだ小さい。

食べころはもう少し先だろう。

ソヨゴの赤い実がビッシリ。



急坂を登りきると緩やかなトラバースとなる。



細かな葉の紅葉は何の木?



ドングリを見るとコナラのようだが?



ピークには古い祠が祀られている。



コナラの黄葉は綺麗だなあ。



ヤツデに花が咲いている。

主尾根の分岐に出る。



分岐の何本か並んだ大きな木に赤い実が出来ている。

今まで何の木かなと思っていたが、シロダモの木だったようだ。



カクレミノも多い。



カクレミノの葉はでっかくて鮮やかな黄色がよく目立つ。



眉山最高点290mで一休み。

数年前に伐採した木々が大きくなって、また見晴らしが無くなっている。



気温は10度とポカポカ陽気。

もみじ饅頭とコーヒーでくつろぐ。

ここでもシロダモの実が多い



休憩後分岐まで引き返してパコダへ向かう。

溶造皇(ようぞうのすめら)神社。

小さな祠だが、神社庁にも登録されていて由緒のある神社らしい。



三角点をすぎると、今日始めて登山者に出会う。

落ち葉の絨毯を踏みしめていく。



車道に出るとトレランのおばさんたちがにぎやかだ。



細かな葉の高木はなんだろうか。

ニレの木だろうか。



ヤマハゼの実が沢山できている。




八万から論田方向




シロダモに花が咲いて実も出来ている。



カラスウリとノグルミの実



トレランのオバサマ達はにぎやかで元気。



眉山公園のモミジが真っ赤に紅葉している。



ノグルミの実

トゲトゲをバラすと実が入っている。



フラフラと痩せた犬がやってきてウロウロしている。

飼い主も見当たらない。

腹が空いているかともみじ饅頭をやるが食べない。

見知らぬ人からの食べ物に用心しているのかな。

そのうちに飼主がやってきた。

安心したのか饅頭をパクリ。

飼い主は困ったような顔をしていた。

甘いものを食べさせないようにしていたのかもしれない。

今頃カマキリが居た。



モミジの朱色で空気が染まっているみたい。



絶景だなあ



勝浦川河口。

左の津田から日峰山をトンネルが貫いて、小松島まで南部道が建設されるのは何時のことだろうか。



ツワブキとタツナミソウ



テイカカズラの実とリュウノウギク



葉牡丹の間を剣神社に向かう。



ツワブキとモミジ



剣神社にお参り



ロープウェイ駅にはクリスマスのイルミネーション



新しい広場からパコダへ。

西の山々の上には重い冬雲が。



パコダ前からの眺望



徳島市街全景



吉野川と大鳴門橋



南海フェリー 愛ちゃんが入港してきた。

前を二隻繋がって入港しているのは、津田が発祥のバッチ網漁船。



大鳴門橋と和歌山の工場群



ドクターヘリが飛び去っていった。



NHK横から下山開始。



センリョウとジュウリョウ



休憩所について一休み。

東九フェリーも入港していた。

津田の材木団地跡に建設中の建物はなんだろうか。



ミニ八十八ヶ所をお参りしながら下って行く。



遊歩道に出る。



モミジやイチョウが綺麗だ。



センダンの実とセンニンソウ



ツルウメモドキとイヌビワの実



車道まで降りてお地蔵さんにお参りしてから駐車場へ。

何時も綺麗に祀られている。

今日は小春日和の里山歩きをノンビリと楽しむことが出来た。

寒いのは嫌いだが雪が降るのは待ち遠しい。





総歩行距離 9.7km

累計標高差 ±521m

総行動時間 5時間26分




里山倶楽部四国

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