|
春の里山 |
二ッ岳 2014/05/10 |
ホームページ |
- 二ッ岳 アケボノツツジ -
4月から通勤割引が無くなったので平日に高速で遠くへ行くのが躊躇われるようになった。
休日割引はまだ続いているので高速を使うのは休日となる。
連休は込むのが嫌だったので近場ばかり行っていたが今日は少し足を伸ばしたい。
そう言えば例年連休明けには二ッ岳に行っている
二年前の5月12日はアケボノツツジがあっと驚く霧氷で真っ白になっていた。
去年の5月12日はアケボノはもう盛りを過ぎていた。
今年はどうだろうかと肉淵の登山口に向かう。
登山口の駐車場はすでに満車状態。
少し引き返して広い所に駐車。
コンロンソウが勢いよく咲いている。
登山口では団体山が準備中だったがお先にと8時36分出発。
最初は少し急坂。
今日は何故か足が重い。
昨年は咲いていたナベワリはまだ堅い蕾だった。
水平なトラバース道を進むとナガバのタチツボスミレが咲き誇っている。
キケマンも綺麗だ。
ミヤマシキミが今頃沢山咲いている。
ヤマエンゴサクも群生している。
コガネネコノメだと思うがまだ黄金になっていない。
ツクバネソウも綺麗に咲いている。
地味な花だが咲いているのを見るとうれしくなる。
チャルメルソウはやっと咲き始めたばかり。
ミツバツツジが咲き残っていて綺麗だ。
エンレイソウやコチャルメルソウも沢山咲いていて歩くのが楽しい。
先行者に追いついたので一息入れる。
峨蔵越のあたりにはピンクのアケボノツツジが沢山咲いている。
早く見たいと気が焦る。
急ぎ足で登っていくと単独の男性が下りてきた。
なんとグランパさんだった。
グランマー啓子さんはまだ体調が万全で無いのでお留守番しているらしい。
それにしてももう山頂まで行ってきたとのこと。
早いなあ。
これから下山して赤星山にも登るそうだ。
すごいなあ。
お別れして足を進める。
足下にアケボノツツジの花が沢山落ちている。
見上げると素晴らしいアケボノツツジが咲いている。
9時58分峨蔵越到着。
土居からの道は最近使われていないのか笹が覆い被さっていた。
何故か疲れてしまった。
石に腰をかけて一休憩。
今日は何故か調子がもう一つ。
10時3分
峨蔵越から気合いを引き締めて登り始める。
急坂を登った最初の岩場からは山肌にアケボノツツジが咲いているのが見えて歓声を上げる。
岩場には今年もコヨウラクツツジが咲いている。
第2の岩場まで登ると目前の山肌にアケボノツツジが素晴らしい。
振り返ると赤星山が端正な姿を見せている。
これからあのゴツゴツの岩(鯛の頭)まで登っていく。
少し傷んだ梯子を登り、その先の急な岩場を登っていくとワンコがやってきた。
登山口にいた団体さんと一緒にいたワンコだろう。
確か、ももちゃんと呼ばれていた。
可愛いなあ。
ももちゃんが早く行けと督促する。
つい急ぎ足で登る。
10時57分 鯛の頭着。
岩に座って一休憩。
所が岩場を急いだせいか気分が悪くなった。
やがて団体さんがやって来たので出発する。
しかし暫く登ると目眩がしてきた。
鼻水出てきていくら鼻をかんでも次々と出てくる。
くしゃみも止まらない。
おまけに脹ら脛がパンパンになり辛い。
こんな事は10年位前に高丸山に登った時に経験して以来だ。
堪らず立ち止まって皆さんが通り過ぎるまで休憩する。
後はゆっくりと一歩一歩、牛歩のように進む。
辛いなあ。
家内はシコクバイカオウレンの咲いている所で待っていてくれた。
頂上付近のアケボノはまだ蕾だ。
何とか頑張って二ッ岳山頂に着く。
12時4分。
峨蔵越から二時間も掛かった。
先の見晴らしの良い岩場で昼食。
気分は冴えないが食べないと体が持たない。
団体の皆さんは愛媛大学の登山部関係の人達らしい。
流石、皆さん健脚揃いだ。
スナップエンドウのお裾分けを戴いたありがとうございます。
皆さんが下山してから私たちも下山開始。
山頂には一本のアケボノツツジが満開だった。
まだ頭がフラフラして足下が覚束ないが気を付けながら下って行く。
気温が上がってきてアケボノツツジが綺麗に咲いてきた。
見晴らしの良い岩場で一休憩。
リョウブやブナの新緑の緑とアケボノのピンクの色合いが美しい。
更に下ってまた休憩。
峨蔵越からはのんびりと下山。
リョウブの若葉が綺麗だ。
ニリンソウが綺麗に開花していた。
タニギキョウやサワハコベも花を開いている。
標高が下がるとリョウブの葉が若葉から生長していた。
歩いている間に体調が回復してきた。
鼻水も咳も止まった。
風邪を引いていたのかなあ?
16時14分登山口着。
今日は思いもかけず体調が悪くずいぶんと時間が掛かった。
これから年齢を重ねると今日のようなことも多くなるだろう。
体調管理を十分にして出来るだけ長く山歩きを楽しみたい。
里山倶楽部四国編
ホームページにも是非お立ち寄りください |
|
|
|
|
|
|
|