冬の里山 神通の滝 大川原高原      2018.01.31
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感動的な氷爆 神通の滝 -

今年は、神通の滝の氷瀑が素晴らしいらしい。

岳人の森の山田さんが是非見に来るようにとface bookでしきりに誘われている。

数日前には滝壺まで凍って何人もが乗っても大丈夫だったらしい。

これは是非とも行って見なくては。

新府能トンネルを越えて、粟カフェの手前で前方を見ると山並みの向こうに真っ白に輝く山が見える。

剣山にしては近すぎるようだ。

粟カフェのご主人が、何山だろうかと気にされていたのは此の山だな。

帰りにジックリ見てみよう。



神山の中津から左に入って、神通谷川に沿って進むと姫の滝がある。

綺麗な滝だが、氷は殆ど溶けている。



林道は積雪があり凍っていると思っていたが、予想外に雪はなくて夏タイヤでも大丈夫なくらい。

山肌に氷柱が出来ているところや駐車場の付近は凍っている。

先客は1台のみ。

手前のワーゲンは廃車。

工場脇のカンカンに駐車場代100円を入れて出発。



以前はトイレの前から登ったが、ショートカット道が整備されている。



最初は雪がないがそのうち雪が現れる。

念のため簡易アイゼンを履く。

小さな沢にも小さい氷瀑が出来ている。



先客の若い男女が下りてきたが、ツルツル滑るからとお尻を付けて滑り降りていった。

確かにカチンカチンに凍っていて注意しないと危険だ。



15分ほど歩くと目の前に氷瀑が見え始めた。



滝壺手前の岩を越えると、淡いブルーに輝く幻想的な滝が目の前に現れる。



滝壺まで凍っているのは初めて。

貸切状態で存分に素晴らしい自然の造形を眺める。



しばらくすると、年配の男女5人組がやって来たので特等席を交代する。

地元の方達のようだが、この様に素晴らしい氷爆を見るのは初めてだと感激されていた。



充分に堪能したので引き返すと、大きなカメラ機材を背負った外人がやって来た。

きっと素晴らしい写真を撮影されることだろう。

ふと道端を見るとシモバシラの氷華がたくさん出来ていた。



駐車場に帰ると4人の男女が準備中。

お二人からホームページ見ていますよとお声がけいただいた。

ありがとうございます。

車に乗ると外気温は2.9度。

粟カフェの所まで帰って車を停める。

朝ほど見た白く輝く山は可成り雪が融けていた。

帰ってからカシミールで調べると、どうも川井峠から南へと烏丸へと続く山並みの最初のピークらしい。

地図を見ると富貴山938.5mとある。

その延長上に中尾山、その左に赤帽子山が有る。

剣山や一の森は左の山に隠れて見えないようだ。



時間が早いので大川原高原で昼食にする事にする。

車道に雪は少ないが、テカテカに凍っている所が数カ所有る。

ネイチャーセンター手前、でトラックがスリップして横を向いて停まっていた。

何とか避けてくれたので横を進む。

一軒茶屋や舗装路には雪は少ないが、遊歩道に入ると結構雪がある。



風紋が出来ているが融けて小さくなっている。



展望台からの眺めはガスっていてあまり良くない。



高丸山から雲早山の山並みは白くなっている。



ツツジのトンネルを進むと意外と雪が深い。



旭ヶ丸頂上に来ると雪が吹き溜まっている。

40㌢くらい沈む所もある。



歩いていると少し汗ばむくらいだが気温はマイナス1度。



不動峠から高鉾山本峰に登って昼食にする。



今日は、夕方からリハビリを予約しているので、そうノンビリと歩くわけにも行かない。

また不動峠に引き返してトラバース道を帰る。



風車がビュンビュンと回っているが、また一基は蓋を開けて修理中。

こんなに修理ばかりしていると大変だなあと思う。



ぼんやりとした吉野川の流れを見ながら駐車場に帰る。

帰りの車道はツルツルで、チョット軽くブレーキを踏むだけでスッと滑る。

対向車が来ると急には避けられないので、超スローで降りる。



今日は皆既月食。

空が澄んで綺麗に見えている。

完全に隠れる寸前をパシャ。
 


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