実相寺山  2004/1/2
私の部屋から、南の大滝山方向を見ると、高松市のはずれに、おむすび形の山が
五つほど見える。
いつも気になっていて、登ってみたいと思っていた。
webで登山レポートを見てみても登り口がはっきりしない。
行けばどうにかなるさと出発。中央通りを南進して香川町体育館手前を左折。

迷ったあげく、平池への交差点を東へ行ってすぐに登山口
発見。
登山口の案内板はない。
トラクターなどをおいてある倉庫の上の空き地に車を止め
出発。
真っ直ぐ東進すると実相寺山が目の前に。
しかし登り口がわからない。
ここを左折
舗装道路をどんどん登ると
廃屋?となったアトリエがあ
り行き止まり。登山道が見え
たので踏み入ってみるが、
ひどい藪こぎで、途中で断念。
50m位引き返した所に、軽トラの走行跡が。
不安ながら踏み入ってみると、はっきりした踏み跡が
続いている。
少し登っていくと、鎌を持った老夫婦と出会う。
二人で登山道の草刈りをしているとのこと。
頭が下がる思いがする。
その後は、草が伸び放題。倒木あり、イバラありで
踏み跡を探しながら行く。
突然左から上がってくる立派な登山道と合流。
右へ行く。
反射板が見えると
もうすぐ頂上。

頂上は広いけれど
何にもない。
眺望も雑木の間から
ちらほらと見えるだけ。
東の斜面に少し開けた所があったので
昼食にする。
汗ばむくらいの陽気で、昨夜のアルコール
を抜くのには丁度良い運動だ。

ぽかぽかとした雑木の木漏れ日の中で、
少しばかりゆったりとした時間を過ごすことが
出来た。
東側に赤テープのある登山道を見つけたので
そちらから降りることにする。
かなりの急坂だが、落ち葉が厚く積もり、快適だ。

所々、踏み跡を見失うが、赤テープがきっちりと貼
られている。

イバラも、倒木もなく気持ちの良い道だ。
木々の間から日妻山が綺麗に見える。

この道は地図にも載っていないし、ガイド
ブックにもないが、なかなか良い道だ。
木々の間を抜けると、視界が開け、綺麗な墓地
に出る。

見性寺という禅寺であった。最近立派に立て替
えたようだ。
登山道入り口は、この上の墓地の左奥にある。
目の前に日妻山が端正な姿を見せている。
農家の庭先には
もう梅の花が咲き
始めている。
道ばたの花々を
楽しみながら歩く
のも、里山散策の
楽しみだ。
途中で出会った道の
登山口を探しに、実相
寺山の東側へ廻る。

香川町立の立派な浅野
墓地(駐車場、トイレあり)
の左奥にしっかりした登山
道発見。

実相寺山へ登るのには
ここか、東の見性寺から
の登山口がよいと思われる。
仏生山の法然寺から見た
実相寺山と、日妻山


右は同じく日山
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