春の里山	一の森　剣山　　　　２０１４／０５／０２
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一の森　剣山　シコクバイカオウレン 今日も良い天気の予報 剣山ではシコクバイカオウレンが咲き始めていることだろう。 富士の池の龍光寺から出発しようと準備していると二台の車がやって来た。 神戸ナンバーの車は青年二人。 もう一台は年配の男性が一人。 7時38分出発 今年もアワコバイモが咲いていた。 東宮山や焼山寺山もくっきりと見えている。 龍光寺奥の登山口から出発。 タチツボスミレが咲き残っている。 剱山本宮剱神社富士ノ池本社に着く。 剱山本宮剱神社奥駆け神幸祭（かんこうさい）があるためか、お供えなどが綺麗に並べられている。 神幸祭は毎年5月3日～4日に行われる。 二柱の御神体（スサノオノミコト・安徳天皇）を夏の間頂上の宮に遷宮する儀式だ。 明日は賑やかなことだろう。 急坂を登り切ると林道に出てまた登山道に入る。 コメツガの小さな松ぼっくりが沢山落ちている。 一の森まで90分の標識がとうとう倒れてしまっている。 小さなフデリンドウはまだ蕾。 木漏れ日の登山道にはセントウソウの白い花が目立つ。 ミツバテンナンショウが咲き始めている。 傾斜が緩くなるとブナの広場に着く。 ブナはまだ芽吹いていない。 例年ならサイコクサバノオやニリンソウが咲いているのだが今年は蕾も出ていない。 ヨゴレネコノメだけが少し咲いている。 年長の男性が追いついてきてあっという間に追い越していった。 皆さん健脚だなあ。 雪笹はやっと蕾ができはじめたばかり。 8時37分追分に着き休憩する。 若者二人も登ってきた。 西宮から昨日やってきて岩戸温泉に泊まったとの事。 今日はリフトのある見ノ越は止めてコリトリに来たが道が解らず困っていたところ私たちの車を見て付いてきたそうだ。 コナラのような木にヤマヤナギのような花が咲いている？ 此所で眼鏡が無いことに気づく。 しまった追分で汗を拭いたとき岩の所に置いてきてしまった。 爺ヶ岳でも同じ失敗をしたが今日は拾って来てくれる人は居ない。 走って取りに引き返す。 また登り返してダケカンバの広場へ。 足がガクガクになった。 広場には雪がまだ残っている。 一の森まで30分の所まで来たがシコクバイカオウレンは姿を見せない。 今年は遅れているのかな？ 所がもう少し登ると登山道脇にシコクバイカオウレンが群生。 今年は特に花が多いようだ。 肉淵峠への分岐を越えると樹林帯を出る。 振り返ると高城山は霞んでいる。 まだ雪が残っている。 5月に入ってこのコースで雪が残っているのは初めて。 一の森頂上に先程の二人の青年の姿が見える。 一の森ヒュッテに9時55分着。 一休憩してから三角点に行く。 ここからの次郎笈と剣山そしてその間に見える山嶺は美しい。 次郎笈の左には石立山 一の森山頂に向かう。 素晴らしい眺望を楽しんでから下山。 行場へのトラバース道は通行止めだ。 まだ凍結しているのかもしれない。 明日の奥駆け神幸祭は大丈夫だろうか。 二の森に向かうとシコクバイカオウレンが咲き誇っている。 足の踏み場が無い程咲いている。 二の森神社もお化粧直ししている。 京塚森に向かうと次々と登山者がやってくる。 鹿除ネットが新しくなっている。 鹿に囓られ痛々しいアカカンバの間を通っていく。 今年どれくらいの木が芽吹くことが出来るだろうか。 まずは頂上に向かう。 平日なのに登山者が多い。 ゴールデンウィークに入っている人も多いのだろう。 三嶺が綺麗に見えるが愛媛の山は霞んでいて見えない。 11時5分　剣山山頂着。 皆さん次郎笈に向かって下って行く。 私たちも行きたいが今日は断念。 剣山本宮宝蔵石神社は開いている。 まだ神様は登ってきていないはずだ。 剣山ヒュッテに立ち寄るが新居さんも三代目も居なかった。 ヒュッテ前の広場もすっかり雪が解けている。 木屋平の谷を眺める。 一の森に向かって下って行くと若いご夫婦が追い越していった。 二の森からの下りでお声がけいただく。 鶴林寺に登ったとき道の駅でお声がけ戴いた女性だった。 暫く山の話などをしながら下り一の森トラバースでお別れする。 一の森ヒュッテは開いていたが広場には誰も居なかった。 12時28分着 またシコクバイカオウレンを楽しみながら下って行く。 見上げると先程のご夫婦が一の森から二の森に向かっていくのが見えた。 天気が良くて気温が上がっている。 初夏のような山道を下っていくがフデリンドウはまだ花を開いていない。 林道まで下りてき。て後は林道をのんびりと歩く ？の桜が満開だった。 駐車場に14時45分着。 素晴らしい登山日和に山歩きを堪能することが出来た。 今年もシコクバイカオウレンに会うことが出来て幸せ。 明日からの連休も天気が良いらしい。 何処に行こうか贅沢な悩み。 里山倶楽部四国編　 ホームページにも是非お立ち寄りください