－ シコクバイカオウレン咲く一の森、剣山 －
例年、5月の初めには咲くシコクバイカオウレンを見に富士の池から一ノ森経由で剣山に登った。
今年は花の咲くのが遅いが、もうそろそろ咲いている頃だ。
朝5時過ぎに起きて富士の池を目指す。
 
富士の池に着くと寒緋桜はもう花の盛りが過ぎている。
7時41分出発。
 
ボタンザクラが丁度満開。
 
龍光寺にお参りする。
最近ずっと無人のようだがこのまま朽ちるのだろうか。
振り返ると東宮山の向こうに焼山寺山。
 
ガレて滑りそうな道を登ると剱山本宮神社。
 
神社から上の道は傾斜がキツイ。
一杯咲いているコミヤマカタバミを撮影するのにも余裕がなくてピンぼけ。
 
小さなフデリンドウやジロボウエンゴサクも咲いている。
 
少しの登りだったが、脹脛が悲鳴を上げそうになった。
林道を越えて更に登っていく。
この登山道は昔の剣山参拝路だったと言うが、登り始めはちょっと急だ。
 
セントウソウばかりが咲いている。
標高1300m位の所にアワコバイモが咲いている。
以前咲いていたところと同じところだ。
 
ニリンソウが咲き始めている。
ユキザサはまだ蕾。
この登山路でユキザサが咲いているのに出会ったことがない。
ブナの広場に出ると、ブナがホンの少し芽吹き始めている。
 
足元にはニリンソウが咲き誇っている。
 
此処でもユキザサはまだ蕾。
ミツバテンナンショウが咲き始めている。
 
追分到着
8時48分。
行動食のアンパンを食べて一休憩。
お花畑までの道はまだ通行止め。
どうも直す気がないようだ。
 
十分に休憩してから出発。
標高が上がるとブナが芽吹いていない。
 
例年なら咲いているはずのオオカメノキの花が見えない。
ダケカンバの広場に到着。
ダケカンバも芽吹いていない。
 
二年前に倒れたシロクシラベの大木は枝などがキレイに切られて通りやすくなっていた。
一ノ森ヒュッテまで30分の標識も倒れて腐ちかけている。
 
ドンドン登っていくと、咲いていました。
シコクバイカオウレン。
群生と言う程ではないが綺麗に咲いている。
 
にくぶち峠分岐のあたりまで彼方此方に咲いている。
 
新しい看板ができていた。
 
一ノ森ヒュッテ着。
10時2分。
まだ花も咲いてなくて少し寂しい。
管理人さんと少しお話して三角点へ。
 
三角点に着く。
2月に来た時は、三角点の白い標識まで完全に雪に埋もれていた。
定番の太郎、次郎、三郎の額縁写真。
昨日は黄砂で視界が悪かったらしいが、今日は遠くまで見える。
 
一ノ森山頂に来る。
 
此処でも定番の景色を楽しんで剣山に向かう。
 
二の森への急坂にはシコクバイカオウレンが咲き誇っている。
 
二の森神社には新しい注連縄が。
経塚森に向かうとトレランの若い男性が駆け下りてきて、二の森まで駆け上がって行った。
若いって良いなあ。
 
剣山に向かうとショウジョウバカマが咲いている。む
 
剣山への斜面には、また笹の枯れたサークルが出来ている。
道端の笹も随分と枯れている。
また笹のカビが発生したのだろうか。
 
先ずは頂上ヒュッテに向かう。
眼下にアカカンバと木屋平の町。
 
ヒュッテには善通寺の自衛隊の隊員が休憩中。
今日は訓練だそうだ。
3月末には、この窓の上まで雪で埋まっていたことが信じられない。
 
ヒュッテに立ち寄って3代目に挨拶。
昼の用意で忙しそうなので直ぐに頂上に向かう。
朝の最低温度は5度。
 
外の気温は17度。
 
平日の所為か登山者は少ない。
 
剣山頂上着。
11時21分。
次郎笈が緑となっている。
次郎笈へと向かう人がいる。
私も行きたいと思う。
しかし、ちょっと時間が遅い。
今日はおとなしく引き返すことにする。
三嶺が綺麗に見えているが少し霞んできた。
 
エコトイレは使用可能となっていた。
 
東のテラスで昼食にする。
 
今日もお気に入りの新作二色そぼろ弁当。
ドンドン気温が上がってきて、今日もこのまま寝てしまいたくなった。
さあ帰ろう。
 
また一ノ森頂上まで登り返してから一ノ森神社にお詣り。
 
ドンドン下ると気温が上がってブナが少し芽吹いてきた。
 
朝は咲いていなかったオオカメノキの花が開き始めた。
もう少しすると真っ白な花が綺麗に咲くことだろう。
 
フデリンドウも沢山花が開いていた。
林道まで着いてそのまま林道を下る。
 
林道脇には、ヒトリシズカやサイコクサバノオの花が咲いている。
 
今年はユキモチソウが何処の山でも多い。
駐車場着。
15時3分。
帰りに神山温泉で固くなった筋肉をほぐす。
入浴後のマッサージチェアもよく効く。
帰ってからのビールも最高。
これからは山歩き後の温泉とビールが楽しみな季節となる。
春の山を締めくくるのはシロヤシオ。
来週くらいには咲くかな。
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