夏の里山 剣山    2017.07.23
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剣山神社本宮大祭 -

本来なら今日からアルプスの山歩きに出発している予定だった。

しかし、信州の天気が安定しない。

今日明日は雨のようで雷もあるかもしれない。

天候が落ち着くまで遠征は延期とする。

と言う訳で今日はお手軽な剣山に向かう。

所が、途中のコンビニで剣山講の人達に出会う。

そう言えば最近剣山の大祭の期日が変わったと聞いた。

阿波ナビには下記の通り記載されている。

             ・円福寺 旧暦6月12日~17日(新暦で7月中旬~末頃) 
              TEL:(期間中)0883-67-5276 (期間外)0883-78-2759

             ・龍光寺 新暦7月15日~16日

             ・剱神社 新暦7月17日 
               TEL:0883-67-5017

             ・宝蔵石神社 新暦7月17日(日曜日でない場合は、あとの一番近い日曜日)
               TEL:0883-24-2287

円福寺での御護摩焚きは経験済みだが、龍光寺では紫燈大護摩が現在でも行われているのかどうか解らない。

剣山山頂大祭と呼ばれる宝蔵石神社の例祭は今日行われるようだ。

以前は7月17日に行われていたが、担ぎ手が集まらないと言うことで日曜日に変更になったようだ。

実は7月17日と言うのは重要な意味を秘めている。

7月17日には京都の祇園祭のハイライト「山鉾巡行」が行われる。

四国の剣山においても、剣山神社本宮大祭が行われ、お神輿を剣山山頂まで担ぐ儀式が行われていた。

その二つの祭りのルーツは、実は、古代ユダヤにあると言われている。

7月17日は「ノアの箱船」がアララト山の上に止まった聖なる記念日とされている。

古代ユダヤにおいては、7月17日に「シオン祭り」が行われ、この古代ユダヤの聖なる記念日を盛大に祝っていたそうだ。

  その祭礼の日を変えるというのは一寸疑問を感じるが。



7時20分 見ノ越の駐車場に着く。

リフト前の駐車場はすでに満車状態。

グルッと回ってやっと一カ所空いているところに停車。

売店横のキレンゲショウマはもう咲いている。



ヤマホタルブクロやツルキハナウドも満開。



剱神社でお詣りすると、宮司の奥様からご挨拶を戴く。

気温は19度。

三嶺の山頂付近は雲がある。



ヤマアジサイが満開。

小鳥の餌台が作られていたが。



7時32分出発。



登山道脇にはギンバイソウのピンクの蕾が沢山出来ている。

花が咲くのはもう少し後のようだ。



もうリフトが動いている。

やはり大祭があるから早く動かしているのかな。

トゲアザミがまだ咲き残っている。



オトギリソウが朝露に濡れて綺麗だ。



1600mの標識で何時ものように水休憩。

気温は22.2度。

気温は高くないが風が無いので蒸し暑い。



ヒコサンヒメシャラの花が咲いている。

今年は遅いなあ。



ナナカマドは実が出来はじめている。

ノリウツギはまだ蕾。



遊歩道分岐まで来るとナナカマドが少し色付いている。



オオカメノキの実も少し色付いた。

頂上を見上げると蒸し暑そうな気配。



次郎笈は少し霞んでいるし三嶺は雲が出始めている。



すっきりとしない雲が湧いている。

昨日も昼から局地的に強雨が降ったそうだが、今日も天気が崩れるかも。



車が多い割には登山者は少ない。

西島駅に着く。

8時16分。



一休みして出発。

三嶺は相変わらず雲が多くてすっきりと見えない。

丸笹山や赤帽子山方向も雲が多い。



ノリウツギが咲き始めている。



イブキトラノオが咲き始めている。



ゴージャスなタカネオトギリも咲き始めた。



刀掛の松まで来ると大勢の剣山講の人達や山伏さんが休憩している。

例祭は10時半頃から始まるというので、一の森経由で登ることにする。



ヒメフウロが咲いているが数は少ない。

ヒメフウロは一旦少なくなって、またキレンゲショウマの咲く頃に多くなる。



キンポウゲやナンゴククガイソウが一面に咲いている。



トリアシショウマだろうか?

シコクフウロが所々に咲いている。

今年初めての出会い。



アキノタムラソウにマルハナバチが吸蜜している。



ミゾホウヅキも一杯。



岩屋の前の急坂を下っていく。



テキサスゲートを越えていく。

此処でもヤマアジサイが満開。



此処でもギンバイソウやキレンゲショウマはまだ蕾。



キツリフネが沢山咲いている。



ツルギハナウドはまだ蕾。



イワベンケイが満開。



穴吹川源流は水が少ない。



モミジガサが満開のようだが、こんなに綺麗で無い花も珍しい。

葉っぱは似ているけど、別種のオオモミジガサだとアカリプタさんに教えて戴きました。



お花畑はまだ通行止め。

追分への道が修復されるのは何時の日か。



クロヅルの花が咲き始めている。

花は地味だが真っ赤な翼果は素晴らしい。



ヒコサンヒメシャラの花が沢山咲いている。

ほのかなピンクの印が可愛い。



今頃シャクナゲが咲いている。

今年は季節感がおかしい。

これもハクサンシャクナゲだと、アカリプタさんに教えて戴きました。

ハクサンシャクナゲは、日本アルプスのハイマツ帯で良く出会う淡いピンクが綺麗な花だ。

まさか剣山に咲いているとは知らなかった。



一の森分岐に着く。

9時36分。

10時半に剣山に着くのは一寸厳しくなるが、此処まで来たらやはり一の森には寄って行こう。



よいショット登って一の森山頂。



三角点にも寄って引き返す。



剣山山頂は雲の中だが次郎笈はクッキリと見えている。



二の森への登りは何時登ってもヨイショがいる。



二の森神社にはスルメとお酒が供えられていた。



また経塚森へとヨイショヨイショと登っていく。

一の森に向かう登山者が多くなってきた。

涼しい風が吹いて気温も21.8度と快適。



剣山山頂に向かうと平家の赤旗がたなびいている。



もうすぐ頂上御輿渡行が始まるようだ。

突然男性からお声がけを戴いた。

なんとグランパさんだった。

お久しぶりです。

グンンマ啓子さんも来られているそうだ。



平家の赤旗に囲まれて出発を待っていると、赤旗を抱えた啓子さんがやってきた。

本当に随分と久しぶりだ。

少し話をしていると11時となって行列が出発した。



今日は皆さん元気が良い。

あっという間に登ってきた。





やがて神事が始まる。



神事が終わると平家の馬場を頂上に向かう。



頂上でも神事が執り行われる。



三嶺は完全に雲の中。

天気が崩れる予感。



グランマー啓子さん達は、雨が降る前に下山すると言われる。

久しぶりに家内とのツーショット。



帰ろうとすると新居さんがやってきた。



やはりこのまま下山すると言われるグランマさん、グランパさんにお別れしてまた神事を見に行く。



太鼓一家の皆さんが太鼓を打ち続ける中、一字書が奉納される。



その後、白衣の巫女さん?による太刀踊り奉納



次に剣の舞奉納。



テラスの隅で昼食してから下山開始。

一寸順序が逆だが剣山本宮神社にお詣り。

シコクフウロが綺麗に咲いている。



まだドンドンと登山者が登ってくる中を下山していると雨が降り出した。

最近購入した高級ポンチョを着用。

以前のより通気性が良くなっているそうだ。



西島駅で雨が止んだのでポンチョをしまう。



西島駅の直ぐ下でreikoさんに出会う。

雲早山でお目にかかってからだから随分と久しぶりだ。

ご主人が先に登っていったそうだが、お会いしなかったような。



時間も早いのでノンビリと遊歩道経由で帰ることにする。



祖谷川源流で冷たい水に喉を潤す。

所がその後直ぐに雨が降り出し、土砂降りとなる。

またポンチョを着て下山するが、皆さん濡れ鼠になってトンネルの中などで雨宿りしている。

ポンチョは頭からスッポリ被っているので土砂降りでも大丈夫。

雨が降り止まない中を駐車場着。

バスが6~7台も停まっている。

駐車場はまだ満車状態。

川井峠を越える頃まで土砂降りの雨は続いた。

reikoさんは大丈夫だっただろうか。

はやく天気が安定してくれれば良いのだけれど。





 

 


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