| - 一ノ森 剣山 次郎笈周回 ヒメフウロ  -
 
 ヒメフウロが咲き始めているかも知れない。
 
 五時前に起きて見ノ越に向かう。
 
 
   
 すでに駐車場には、県外車を中心に多くの車が停まっている。
 
 何時ものように劔神社にお参りして出発。
 
 
   
 今日は三嶺がきれいに見える。
 
 気温は12度ほど。
 
 
   
 爽やかな朝だ。
 
 コクワガタはもう消えていて、クルマムグラの花が満開。
 
 
   
 ウワバミソウもまだ蕾。
 
 
   
 涼しい山道をユックリと登る。
 
 後ろから聞き覚えのある息使いが聞こえてきた。
 
 なんと先日登ったときも、追い抜いて行った男性がやってきた。
 
 苦しそうな息使いだが、訓練でもされているのかな。
 
 
   
 遊歩道分岐で頂上を見上げる。
 
 暑くなりそうな予感がする。
 
 
   
 西島着。
 
 追いついた男性は大剣神社の方に向かった。
 
 
   
 空は綺麗に晴れているのだが、眺望はもう一つスッキリとしない。
 
 梅雨の季節なので仕方がないかな。
 
 
   
 マユミに花が咲き始めている。
 
 蕾が沢山あって多くの花が咲きそうだが、実がなるのはホンの少し。
 
 
   
 刀掛けの松まで登って、行場に向かう。
 
 
   
 山野草の花は少なく、ヒメレンゲが目立つ。
 
 
   
 行場を降りていくと、ネットが新しくなっている。
 
 キレンゲショウマは、まだ蕾も出ていない。
 
 
   
 いつもの岩場にヒメフウロが咲き始めていた。
 
 今日の目当ての花なので、咲いていて嬉しい。
 
 
   
 まだ花は少ないが、これから沢山咲き始めることだろう。
 
 
   
 ヒメウツギは、もう殆ど散ってしまった。
 
 新緑の透過光が美しい。
 
 
   
 古劔神社に立ち寄る。
 
 斜面に付いた道は、毎年細くなって注意して進む。
 
 境内の岩場に、ヒメフウロが固まって咲いている。
 
 
   
 野生のヒメフウロは本当に可愛い。
 
 
   
 ここのヒメフウロも、もう花の終わり。
 
 三十五社の岩場には、カラマツソウが咲くはずだが、花は見えない。
 
 
   
 ギンランが数株咲いていた。
 
 
   
 イワガサが咲き始めている。
 
 イワガサの花は直ぐに色が変わってしまう。
 
 新鮮な花を見ることが出来て嬉しい。
 
 
   
 両劔神社の上にもイワガサが咲いている。
 
 
   
 一の森ヒュッテの元管理人の内田さんがやってきた。
 
 お久しぶりです。
 
 去年の4月からブログの更新が止まっていたので心配していたが、とてもお元気そうだった。
 
 絶滅危惧種の植物の調査などをやっておられるらしい。
 
 今日は、ツルギテンナンショウを探しに来られたとのこと。
 
 イシヅチテンナンショウは見たことが有るが、ツルギテンナンショウは見たことがない。
 
 付属帯が前に曲がっているのが特徴らしい。
 
 
   
 昨日の朝の大雨の所為か水量は多い。
 
 
   
 カニコウモリはまだ蕾もない。
 
 
   
 ヒコサンヒメシャラも咲いていない。
 
 オオヤマレンゲは未だ蕾。
 
 しかし、蕾が白くなっているので後数日で咲くだろう。
 
 
   
 ギンリョウソウが顔を出している。
 
 一ノ森分岐着。
 
 先日咲き誇っていたツマトリソウは殆ど消えてしまった。
 
 
   
 薄曇りで、気温が上がらず風が冷たく感じる。
 
 一ノ森に向かう。
 
 
   
 まるで宝石のようなスギゴケの花(雄器盤)。
 
 
   
 薄曇りで雲が多く、剣山や次郎笈は晴れたり曇ったり。
 
 
   
 ヒュッテを見ながら三角点へ。
 
 
   
 三角点から太郎、次郎。
 
 女性が一人やってきた。
 
 
   
 白骨樹を見ながらヒュッテへ。
 
 
   
 少し早いが、ヒュッテのベンチで昼食。
 
 咲き残ったツマトリソウが一輪。
 
 
   
 昼食後、剣山に向かう。
 
 
   
 段々蒸し暑くなってきた。
 
 急坂を登ると汗が吹き出してくる。
 
 
   
 黙々と登って東のテラスへ。
 
 
   
 今日は朝から便通がない。
 
 こんな事は滅多に無いのだが、レスキュートイレに寄ってもだめ。
 
 
   
 剣山頂上着。
 
 
  
 ワンコを連れた女性が休憩していた。
 
 
   
 今日は少し足が重いが、家内はそのまま次郎笈に向かう。
 
 
   
 少しピンクの縁取りが有るツマトリソウを写していると、若い男性が降りてきて何の花ですかと聞く。
 
 ツマトリソウだとお教えすると、可愛い花ですねと何回も花の名前を呟きながら、あっという間に降りていった。
 
 
   
 次郎笈に向かうと、トゲアザミが咲き始めている。
 
 
   
 次郎笈峠で一休みして、降りてきた剣山を眺める。
 
 
   
 登山道には咲き残ったツマトリソウが、僅かだが咲いている。
 
 
   
 右奥に三嶺を見ながら急坂を登る。
 
 先ほどの若い男性がもう降りてきた。
 
 剣山に奥さんを待たせているので、急いでいるらしい。
 
 
   
 岩場を登りきって、前ピークから三嶺への縦走路を眺める。
 
 
   
 次郎笈山頂着。
 
 頂上にはご夫婦が昼食の準備中。
 
 急坂がキツくて何回も帰ろうと思ったそうだ。
 
 そのうちに頑丈な体の男性がやってきた。
 
 
   
 頂上に座って暫く休憩して下山。
 
 
   
 二度見展望所に着くと気温は24.6度まで上がっていた。
 
 恒例により次郎笈を振り返る。
 
 
   
 ドウダンツツジが花の盛り。
 
 
   
 崩落した石灰岩の散らばるトラバースには、ヒメレンゲが咲き誇っている。
 
 
   
 イワガサとヒメウツギが咲き誇っている。
 
 
   
 西島駅でも日陰で休憩して下山。
 
 気温が高いとやはり疲れる。
 
 
   
 劔神社まで降りてくると気温は24度。
 
 駐車場には沢山の車が停まっていた。
 
 途中工事の通行止めに遭って、自宅に帰ると5時前になっていた。
 
 今日は薄曇りだったので、鉄板焼きにはならなかったが、これからの登山は暑さ対策が必要だ。
 
 次はキレンゲショウマの咲く頃に来ようかな。
 
 
  
 
  
 総歩行距離 12.5km
 
 累計標高差 ±1,346m
 
 総行動時間 7時間31分
 
 
 里山倶楽部四国
 
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