春の里山 気延山  2019年03月02日  
里山倶楽部四国編 

- 春とは言え、薄ら寒い気延山 -

今日は、一日中良い天気の予報。

気延山でも歩いてみよう。



矢野城址を見ながら登山口へ。

矢野城の城主は矢野駿河守。

脇城外の戦いで、長宗我部に寝返った三好康俊等に森飛騨守とともに討ち取られる。

懐かしい井戸の手押しポンプが残っている。



史跡公園では蜂須賀桜が満開だ。



椿も満開。

少しピンクの白い椿も可愛い。



八倉比売神社にお詣り。

シハイスミレが咲き始めている。



シハイスミレが咲き始めると、春が来たなあと感じる。

卑弥呼の墓にお参りすると、男性が周りを掃き清めていた。



展望ベンチからの眺めは霞んでいる。



モチツツジがまた少し咲き始めている。



少しばかり登山気分を味わって気延山山頂へ。



役行者にお参り。

良く見ると古い役行者の下半身が残っていた。



濃い紫のニオイタチツボスミレも咲き始めている。

淡々と縦走路を歩く。

日本アルプスの名だたる山々を眺めながらの縦走に比べて、つまらないとも思える。

しかし、コレも人生。

特別の素晴らしい時間などはほんの一時。

ありふれた時間をいかに大事に楽しむかが大事かもしれない。



五助越、そして三角点を過ぎて峠のお地蔵さんをお参り。

天保三年建立の峠の地蔵さんだ。

昔、此処は馬場尾越と呼ばれた。

入田町月の宮と石井町山路を結ぶ峠だ。

入田の人々は、この峠を超えて石井町に出て、鉄道を利用したという。

往時は一日に200人もが通行していたと言われている。



地蔵尊の横に植えられたシキミが大きくなって花を咲かせている。



前山峠に着く。



桜の蕾が爆発寸前。



西龍王山方向も春霞。



家内は歩き足りないようなので、前山公園まで車道を下る。

マンサクが所々に植えられていて、独特の花を咲かせている。



前山峠周辺では、毎月第一土曜日にウォーキングが実施されているようだ。

前山公園のベンチで昼食。



前山公園から田舎道を農大跡に向かう。



矢倉姫神社や天堂さんを見ながらのんびりと歩く。

桜が満開となり、ピンクに埋もれるのももう少し。



東王子神社を回ると、農地にフキノトウがびっしり。



農大跡地の桜もまだ蕾は硬い。

椿園への道は通行止めなので、大学をグルっと回って野鳥散策の道を上る。



ズット階段道が続くが、段差が大きくてチョッとキツイ。



野鳥観察小屋へは通行止めのようだ。



登りきると縦走路に出る。



五叉路まで帰って駐車場まで戻る。

確かに春なのだけれど、やはり春の花が咲き誇らないと春の気分が盛り上がらない。

これからだんだんと、楽しみが多くなるだろう。


里山倶楽部四国

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