夏の里山 気延山 2019年07月16日  
里山倶楽部四国編 

- 雨の降らぬ間に里山歩き -

海の日も過ぎて、例年なら梅雨明けで山歩きに最適な季節。

しかし、今年の天気は変だ。

今日も昼から天気が崩れる予報。

雨の降る前に、近くの里山で一汗かいてこよう




7時過ぎに、史跡公園の駐車場に車を停めると、もう既に大勢の車が停まっている。

皆さん朝早くから歩きに来られているようだ。

ピンクのサルスベリが咲いて、すっかり真夏の気配。

ヤブツバキの実も赤く熟れてきている。



清々しい八倉姫神社にお参り。



卑弥呼の墓にもお参りして山頂に向かう。



曇っていて剣山などは見えない。

年配の女性が二人、お喋りしながらあっという間に追い抜いていった。



気延山山頂で役行者にお参り。



お不動さんにもお参りして下っていく。

里山歩きは、小銭が沢山必要だ。



もう早くも、栗の実が落ちている。

三角点を越すと、先程の女性がもう帰ってきた。



天保3年のお地蔵さんにお参り。

とても優しいお顔をしていて、心が和まされる。

登山路は湿っていてとても滑りやすい。

注意して下っていく。



ヤブツバキの実がとても多い。

子供の頃、城山の椿の実をくり抜いて笛を作ったことが思い出される。



ツマグロヒョウモンの雄が、のんびりと翅を休ませている。



ピンクの実が沢山出来ている木はなんだろうか。

ゴンズイだと教えていただきました。

秋に実が真っ赤になって弾けて、黒い実が飛び出したのはよく見かけるのですが、ピンクの状態の実は初めてでした。



地蔵峠に到着して、お地蔵さんにお参り。



大勢の人が休憩している。

大きなスイカを切り分けて、みんなで食べている。

美味しそうだ。

次々に登って来る人は知り合いなんだろうか、スイカをお上がりなさいと勧めている。

私達にも勧めてくれるかと思ったが甘かった。

どこから来たのかと聞かれただけだった。

天気は、まだ崩れておらず日が差しているが、霞んでいて遠くの山は見えない。

時間が早いが、雨が降り出すと嫌なので此処で引き返すことにする。



雨が多いせいか、沢山のカタツムリを見かけた。

リョウブの花が咲き始めている。

地味な花だけれど、咲き始めは綺麗だ。

単独の男性が、何人もやってくる。

皆さん可成りの高齢のようだ。

この縦走路はアップダウンが少なく、危険なところもないので高齢者の散歩には最適だ。



五叉路で、一休み。

気温は、27度まで上がってきた。

おまけに湿度が高く、ジメジメとしている。

冷たいお茶が美味しい。



五角形の井戸の有る大泉神社にもお参り。



アカメガシワの花がビッシリと咲いている。



ヤマボウシの実が随分と大きくなってきたが、まだ色付いてはいない。

駐車場まで帰ってくると未だ12時前。

家まで帰って、シャワーを浴びてから昼食前にビール。

腹いっぱい食べると、何時ものように眠くなってきた。

リクライニングを倒して熟睡。

大雨と雷の音で目が冷めた。

雷がなって梅雨があければよいのだけれど。


里山倶楽部四国

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