秋の里山 気延山   2020年09月26日  
里山倶楽部四国編 

- 気延山 ―

雨は止んだが、スッキリとした青空ではない。

今日も少しばかり歩きたい。

しかし、家内は雨の後は木の根などで滑るからと山に行くのを渋る。

それではと、平坦な気延山を歩くことにする。



史跡公園脇の農家では、みかんが大きくなっているがまだ色ついてはいない。



八倉比売神社の石鳥居から登っていく。

鳥居横の地神塔では祭りが行われた様子がない。

宮司さんの家はすぐそばなのに?

やはりコロナの影響かな。

来春は地神祭が無事行わればよいのだけれど。



途中の古墳跡の祠にお参り。

貞享3年(1686)に造られた祠は積み上げられた青石の上に鎮座している。

貞享三年といえば、綱吉が生類憐れみの令を出す前年だ。

400年近くこの地で祀られている。



イヌホウヅキの花が咲いている。

秋が深くなると小さな漆黒の実が出来る。



今頃、蕾や花を咲かせている椿もある。



ガンクビソウとクサギの花



今頃イモムシが。

何時も朝早く歩かれているお年寄りたちとすれ違いご挨拶する。

久しぶりだが、皆さんお元気のようだ。



八倉比売神社にお参りしていると、宮司ご夫妻がやってきて掃除を始めた。

なにか行事があるのかな。



お稲荷さんにもお参りして気延山山頂に向かう。



休憩所から山の奥を見ると雲が厚い。



山頂への道は久しぶりのせいかきつく感じる。



山頂の役行者にお参り。



気温はあまり低くないが、冷たい風が吹いて肌寒い。



地を這っている白い萩はハイメドハギかな?



アキノタムラソウが花盛り。



三角点のあたりはキノコがニョキニョキ。



キノコは色々あるが名前はよくわからない。



皆、毒キノコのような気がする。



天保3年の峠のお地蔵さん。

今日も優しく微笑んで迎えてくれた。



小さな実が沢山落ちている。

何の木だろうか。

カクレミノの実だとT川さんに教えていただきました。

いつも有難うございます。



前山峠に到着。

まだ昼食には早いのでバナナだけ食べて休憩。



前山峠では目の前の雑木が伐採され、見晴らしが良くなっていた。

お地蔵様とお不動様にお参り。

6月5日は、此処から童学寺越えまで歩いて足首の痛みがひどくなったので、今日はここから引き返す。



不明の実

これもカクレミノのようですね。

カクレミノの葉は切り込みが有るのと無いのとが有るようです。



クズの実とヤブツバキの実



ヤブツバキの弾けた実と新しい蕾。



お菓子のようなキノコとモチツツジの花



木の傷は鹿だろうか。

今にも降りそうに暗くなってきたが、ヤマガラが道を案内してくれる。



電力鉄塔のコンクリート台で昼食。

目の前にカマキリがいて、飛んできたバッタを捕まえた。



今日はあまり山野草もないのでキノコばかりパシャ。



コスモスの咲くまほろば展望所でひと休憩。

やはり最後には足首が痛くなってきたが、なんとか足を引きずることもなく帰ってくることが出来た。

少しずつ歩く距離を伸ばしていきたい。





総歩行距離 8.3km

累計標高差 ±471mm

総行動時間 4時間25分



里山倶楽部四国

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