秋の里山 気延山 2020年11月21日  
里山倶楽部四国編 

- 気延山 ヒマラヤザクラ満開 ―

ヒマラヤ桜が咲いているらしい。

毎年、見頃を見逃している。

これは是非見に行かなければ。

ヒマラヤザクラは、昔ネパール王室ビレンドラ元国王から贈られたものが原種らしい。

徳島では、徳島市立植物園と気延山の史跡公園に植わっているのを知っている。

何方に行こうかと思うが、コナラやクヌギの黄葉が綺麗な気延山に行くことにする。



気延山登山口には、茅葺屋根にトタンを被せた古い農家が残っている。



矢野城址を右に見て、史跡公園に着くとイチョウはもう葉を落としている。



何時ものように八倉比売神社から登って行く。



小さな山柿が豊作。






小さなドングリが沢山落ちている。

シラカシかアラカシのドングリだろう。



八倉比売神社にお参り



コナラはまだ色付き始めたばかり。



赤く色付いているのはヤマハゼ。



展望所から見ると剣山方向は雲に覆われている。



何時ものお年寄りの団体にご挨拶して山頂へ。



クヌギはまだ薄くしか黄葉していない。



足元にはクヌギの落ち葉が厚い。



山頂に着いて、役行者にご挨拶。



何時の間にか晴れてきて青空が広がってきた。

見上げるとゴンズイの実が真っ赤に熟れている。



足元にも沢山落ちている。



今日は空気が澄んでいて国府の焼却場がクッキリと見える。



コシアブラが淡く黄葉している。



コナラが少し黄葉し始めている。



シラキの黄葉も綺麗だ。



サザンカが満開。



峠のお地蔵様にお参り。

クヌギの黄葉が綺麗だ。



キッコウハグマの花の跡がたくさん残っている。

こんな所でもキッコウハグマが咲くんだなあ。



前山峠に着くと、新しい机と椅子が設置されていた。

随分と立派な出来具合だ。


しばらくすると若者たちが息せき切ってやってきた。

天気は良いが風が強くてビュービューと唸っている。



お地蔵さんやお不動さんにお参り。



カクレミノの黒い実とムラサキシノブのムラサキの実。



ノブドウの実が綺麗だ。



大きなスズメバチの巣があったが、ハチの姿は見えない。



バクチノキを過ぎるとフユイチゴの実が熟れている。



桐の木に沢山実が出来ている。



童学寺越まで行ってから引き返す。



モチツツジがまた咲き始めている。



サルトリイバラの紅葉と綺麗な?の黄葉



山柿がビッシリ



イヌザンショウの果柄の赤色が目立つ。



鉄塔の向こうに気延山山頂が見える頃また足首が痛みだす。



大泉神社にお参り。



咲いていました。

ヒマラヤザクラ。



丁度満開だ。

丁度、日が山陰に隠れて一寸薄暗いのが残念だ。



光が柔らかくてしっとりした美しさが有る。



シベの長いサクラだなあ。



それにしてもこんなにビッシリと咲くとは驚きだ。



日本の桜の原種かもしれないと言われている理由がよく分かる。



クロガネモチに実がビッシリ。



白くなりかけた実がビッシリと付いているのはナンキンハゼかな。

でもナンキンハゼとは葉が違う。

何だろうか?



?の向こうに上弦の月が昇ってきている。



どう見てもナンキンハゼの実に似ているなあ。

お聞きするとセンダンの実だそうです。

センダンは鮎喰川の土手などに沢山生えているのですが、一寸雰囲気が違っていて気が付きませんでした。



まほろばの里展望所で一休み。



ヤクシソウが群生している。



黄葉した大木に丸い実が出来ていた。

これは先程の木と同じ木なんだろうか?

この木なんの木掲示板で、ムクロジだとお教えいただきました。

実がはじけると黒い実が出てきて、羽根突きの羽根の黒い頭に使われるそうです。

遊歩道をトボトボ歩いて駐車場へ。

今日は、満開のヒマラヤザクラを見ることが出来て大満足。

足首がまた痛くなったのは少し心配だ。





総歩行距離 11.7km

累計標高差 ±735m

総行動時間 6時間21分




里山倶楽部四国

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