冬の里山 気延山  2021年02月13日  
里山倶楽部四国編 

- 気延山 ―

今日は一日中曇りの予報。

体力不足解消のために気延山散策。



資料館から出発するが、農家のハッサクがたわわに実っている。

この農家は何年か前から主が住んでいない。

誰も採り入れる人のいない果樹は寂しい。



史跡公園のロウバイはもう終焉。

朝早いと言うのにもう散策を終えて帰ってくる団体が何組か居る。

毎朝登って楽しんでおられるのだろう。



椿園の椿が咲き始めている。



これからドンドン咲いて目を楽しさせてくれることだろう。



八倉比売神社にお参り。



休憩所から剣山方向を見るが雲の中。



ソヨゴの赤い実も落ちてしまって寂しい。



登山路の落ち葉を掃除している女性が居た。

多くの人がボランティアで道の整備などをやっている。

ありがたいことだ。

私達は感謝して歩かさせていただくばかり。



風も無いのに電線がギュルギュルと音を立てている。

湿度が高くて放電しているのだろうか。



湿度は61%とあまり高くはないのだけれど。



落葉樹の芽吹きはもう少し先。



峠のお地蔵さんこんにちは。



前山峠に着く。



やはり剣山方向は雲が厚い。

水仙が満開だ。



ロウバイがまだ綺麗だ。



綺麗な椿



バクチノキを過ぎて童学寺越へ向かう。

テイカカズラの種が沢山落ちているが、実は見つけることは出来ない。



椿の花が見頃になってきた。



鉄塔広場にはサザンカも多いが、この時期はサザンカが終わって椿の花盛り。



桐の実がたくさん出来ている。



白い種がびっしり詰まった実と、枝の先には今年咲く蕾ができている。



石英の大きな岩が露出している。

気延山は緑色片岩で出来た山だが、石英が時々単独で存在している。



童学寺の見える鉄塔で一休み。

童学寺は火災で消失した本堂の修復のために、1億3千万円の再建費用が集まったそうだ。

更にクラウドファンティングで本尊の台座などの費用を集めている。

既に350万円集まったそうだ。



先日登った大麻山も見えている。



三角点側の鉄塔まで帰って昼食。

ポカポカ陽気でまるで春みたい。



行きにも見かけたが、珍しい小鳥が居た。

二羽で仲良く何かを啄んでいたがgoogle レンズではカケスとガビチョウと出た。

ガビチョウとは目の周りの白い模様が違うしカケスだろうか?

鳴き声が可愛くて羽の青い色が見えないし、少し地味な気もするが。

野鳥の会の吾人さんと曽良さんからヒゲガビチョウだと教えていただきました。

四国だけで見られる外来種のようです。

大川原高原のソウシチョウ等と同じように飼われていたのが逃げ出したのだろうか。



アオモジの若葉が出始めている。



気延山に帰ってくると、シハイスミレが咲き始めている。

五叉路のベンチで、道を整備されている男性から暫くお話をお伺いする。



ボケの真っ赤な花が咲き始めている。

ヒサカキの蕾も膨らんできた。



ムクロジの実がまだ落ちずに残っている。

梅が満開で甘い香りが漂っている。

今日は、目新しいこともなかったが、ポカポカ陽気の中、気持ち良く歩くことができた。

春の花が咲き乱れるのももう少し。





総歩行距離 11km

累計標高差 ±631m

総行動時間 5時間22分


里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください