冬の里山 気延山  2019年01月22日  
里山倶楽部四国編 

- 紅梅満開の気延山 -

今日は、家内が午後から3ヶ月毎の定期検診に徳大病院に行くので、それまでの間の山歩き。

一番簡単に歩くことが出来る気延山に出かける。



史跡公園駐車場に着くと、朝から満車。

お年寄りに人気の山だ。

園内のロウバイは満開。



早くも10人位の団体が降りてくる。

皆さん朝早いなあ。

椿園の椿はまだ蕾が多い。

八倉比売神社にお詣り。

今日も元気に参拝できることのお礼をする。



狛犬が青空を見上げている。



稲荷社と猿田彦にもこんにちは。



卑弥呼の祭壇にも日々平和に暮らしていることのお礼。



西龍王山の建治寺がきれいに見えている。



五叉路から気延山山頂へ。



役行者や不動明王にもお参りしながら先に進む。



明るい稜線歩きは気持ちが良い。

最近、鹿害で少なくなったスズタケが背丈以上にも伸びている。



風が強く電線がビュービューと唸っている。



峠のお地蔵さん。

入田、石井講中と掘ってある。

この峠は石井から入田に抜ける主要道だったようだ。



登山道脇にはモチツツジが沢山咲いている。

単独の女性から、この道は何処へと続いていますかと聞かれる。

気延山までですよと言うと、最近引っ越してきて初めて登ってきたと言う。

チョット先まで行ってきますと去っていった。



地蔵峠に到着。

御夫婦が食事中。

単独の男性が登ってきてすぐに下っていった。

この峠は前山公園から登ってくる人が多い。



日当たりが良い所為か芝桜がきれいに咲いている。

ロウバイも満開で甘い香りが漂っている。



峠のお地蔵さんにお参りして、眺望を楽しみながらお弁当。

笹薮からゴソゴソと音がして、お婆さんが現れた。

傘と杖を持って大きなバックを肩にかけた格好。

喘ぎながら椅子に座って口も聞けないくらい疲れている。

お聞きすると、この峠までは何回か来ているが、この先の道がどうなっているか降りてみたらしい。

この入田側へと下る道は、ゴルフ場が出来て通れなくなっている。

途中で引き返して道がわからなくなったらしい。

今日中に帰れないかと思ったと言っていた。

里山の道は、道迷いが多いので気をつけなければ。



先程の女性が帰ってきて、少しお話をしてから引き返すことにする。



大泉神社に寄って下って行く。



変な実がブラ下がっている木。

幹は桜のようだけど何かな?



ヒマラヤ桜だった。

ヒマラヤザクラは、11~12月に咲く。

その後に新葉が出て実がなる。

3月頃には熟れてサクランボとなるらしい。

カンヒサクラの先祖と言われている。



紅梅がほぼ満開状態。

ほのかな甘い香りが漂っている。



駐車場に着いて、徳大病院へ家内を送る。

徳大病院は改築工事がほぼ終わって立派になっていた。

駐車場も中央病院と共通となって、通院患者は一日100円で駐車できる。

昔の暗い国、公立病院のイメージとは随分変わっていた。



里山倶楽部四国

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