秋の里山  雲早山  2014/11/21
ホームページ

 雲早山 小春日和 -

今日も良い天気の予報。

しかし、気温が高く霧氷は期待できない。

冬枯れの山を歩くのもまた良いかもしれない。

お手軽な雲早山に出かけることにする。



雲早隧道手前に駐車して登山口に向かう。

スーパー林道は相変わらず通行止めだがゲート前は駐車禁止とはなっていない。

高城山が青空の下、朝日を浴びてくっきりとそびえている。



土砂捨て場の土はいつの間にか綺麗に撤去されていた。

工事が終わったのかな?

台風で崩壊した場所はまだそのままだった。



鹿舞ダキ山や砥石権現も朝日に輝いて見える。

8時22分 登山口出発



半月前には紅葉真っ盛りでブナの黄葉が素晴らしかったがもうすっかり冬枯れの景色。

沢の水はゴウゴウと流れ落ちている。



少し登ると暑くなってきた。

カツラの木の広場で水休憩。



広場から左へと涸れ沢に沿って登っていく。

左の稜線が迫ってくる手前を右に曲がりジグザグに登るがキツイ道だ。



木々の間に見える西砥石権現と東砥石権現の間に矢筈山が見えるようになる。



ヤマアジサイ?の群生地を過ぎると苔の庭園となる。



雪の時は凍って滑りやすいトラバースを登っていく。



空気が澄んでいて見晴らしが良い。

山々の同定を楽しむ。



花も若葉もそして霧氷もない山は寂しいかと思うがそうでもない。

暖かい光が当たるだけで葉を落とした木々に芽生えた冬芽が輝いているし優しく色付いた草達も美しい。

山本来の素晴らしさを楽しむには最適の季節かもしれない。

パラボラ分岐に9時11分着。

倒木に腰掛けてコーヒータイム。

先日は脹ら脛が張って歳を感じたが、今日は快調。



のんびりしてから頂上に向かう。

青空が割れたような雲がわいている。



先日の雪がまだ残っている。



9時33分 雲早山山頂着。



目の前に存在感のある高城山がトデーンとそびえている。



高城山の左には木沢の山々がそびえている。



砥石権現の向こうには矢筈山



矢筈山の左下、赤帽子山の右には滝下の天狗かな。

砥石権現の右には台形のような友内山

砥石権現の左には正善山



まだお昼には早いので高丸山縦走路に向かう。



高城山の右、丸笹山の左に三嶺が見えるようになる。



アルプスのように鮮やかではないがそれでも綺麗な草モミジ。

右に端正な西三子山



身をよじっているようなブナとミツバツツジの冬芽



どんどん下っていって高丸山が大きく見えるようになったところで昼食。

ぽかぽかと暖かく小春日和のようだ。

ヒメシャラが葉を落としてもなお赤く輝いている。



いったん折れてまた頑張った根性ブナ。

この稜線は風がきついのかこのように歪んだ木々が多い。



のんびりと静かな山歩きを楽しんで下山。



登山口まで帰ってくると名古屋ナンバーのステップワゴンが駐まっていた。

遠くからマイナーな雲早山へようこそ。

帰りには神山温泉のツルツルすべすべの湯でまっとり。

この近辺ではやはり神山温泉の湯が最高だなあ。

酒のつまみに焼きネギ入りなめたけの大瓶を購入。

このホームページをアップしたらたっぷりと楽しむ予定。




里山倶楽部四国編 

ホームページにも是非お立ち寄りください