春の里山 雲早山   2017.03.24
ホームページ 里山倶楽部四国 

今シーズン最後か? 霧氷タップリの雲早山-

昨日、大川原高原に行った時に粉雪が舞い、高丸山や雲早山は雪雲の中だった。

もしかしたら今シーズン最後の雪歩きが出きるかもしれない。

冷たい風が吹いて霧氷も見ることが出来ればラツキー。

通勤の車に逆らって神山に向かう。



鬼籠野や神領の桜はまだ蕾も膨らんでいない。

しかし、上分の金泉に来ると道の両側に鮮やかな桜が満開。

色が濃いので蜂須賀桜だろうか。

岳人の森の山田さんからカワズサクラだと教えていただきました。

カワズサクラは他の所ではもう終わっているのですが、、標高が高いのでこれからが満開なのですね。

それにしても随分と見事に育ったものだ。

観月茶屋では充さんが準備中。

明日からの週末はお店を開けるそうだ。

わらび餅目当てのお客さんがたくさん訪れることだろう。



雲早トンネル手前に駐車して出発。

雲早山山頂付近にはガスが巻いて真っ白に見える。

ラッキーな事に霧氷が付いているようだ。

道端にはシハイスミレが咲いているが色が淡い。



シベが8個と多いのでヤマネコノメソウかな。



気温は1度。

3月下旬にしては冷えるなあ。

高城山もガスが巻いている。



9時32分 登山口出発。



氷も氷柱も出来ていない。やはり水温む春だ。

カツラの広場では微かに甘い香りがする。

落ち葉が雪解け水で濡れているせいかな?



やはり雪がないと歩きやすい。

しかし、汗が吹き出る。

ブナの倒木のところでジャケットを脱ぐ。



稜線近くで鹿くん達が此方を見ている。

此処は禁猟区なので安心しているのか、逃げもせずにのんびりしたものだ。



トラバスを登ると雪と霧氷が出てくる。



凍ると危ないところがあるので簡易アイゼンを装着。

寒くなったのでダウンジャケットを着る



何時もの固くてツルツルに凍る所は、その上に雪が積もり固く閉まっているのでアイゼンが効いて心配なしに歩ける。



パラボラ分岐に到着。

10時33分。

やはり今日も登山口から1時間掛かっている。

しかし、脹脛も張らずに息切れもしなかった。

アイゼンを履いたり着替えをしたりのんびり登ってきたからかな?

今の私たちにはこのくらいのペースが一番良いのかもしれない。



稜線に上がると霧氷がビッシリ。

冷たい風が吹き付けている。

私はダウンジャケットだけではまだ寒いので、その上にレインジャケットを着る



極寒期のように太い霧氷ではないけれど、ブナの霧氷は見事だ。



薄日は時々差すが、青空が出ないのが残念。



期待以上の霧氷に出会えて家内は大喜び。



冷たい風が吹き上げてきて、霧氷が大きく育ってくる。



ツツジの霧氷も美しい。



辛抱強く青空が広がるのを待つが、ちょっと無理かな。



一番の別嬪さんのブナ。



頂上手前の木々は枯れて、枝が少なくなり寂しくなっている。

数年前の霧氷の見事なトンネルが懐かしい。



雲早山山頂は雪はない。



正面の高城山もスーパー林道から上は白くなっている。



山頂周辺の木々は霧氷で白く飾られている。



高丸山や西三子山は雪や霧氷は少ないようだ。



薄日が差してくるが吹く風は冷たい。



雲早神社にお参りをしてから下山。



雪の感触を楽しみながら下って行く。



冷たい風が吹いて霧氷がバラバラと花吹雪のようにと散っていく。

顔に当たって痛い。



雲早山で一番男らしい大好きなブナを見上げる。



いつもの大岩の陰で昼食。

今日は新しくなったおにぎり弁当。

雪を見ながら飲む熱いコーヒーは美味しい。



食後下山開始。

いつの間にか冷たい風が止んでいる。

霧氷が薄日に照らされて、あっという間に融けてしまった。

雪も融けて春山の気配になってきた。



苔の胞子嚢(朔)が綺麗だ。

春の気配の登山口に降りてきた。



随分と暖かい気がしたが気温は1度。

高城山はまだ白い。



林道脇に沢山花を咲かせているのは、ムラサキサギゴケに似ているが花が小さい。

トキワハゼだろうか。

ムラサキサギゴケはよく見かけるがトキワハゼは少ない。

帰りに神山温泉でマットリ。

雪山歩きの後の温泉は最高。

湯上がりで黒酢ジュースを飲みながら、マッサージチェアのスペシャル200円コースでモミモミ。

平日でも仕事が無いから、ジットしているとストレスが溜まる。

山歩きと温泉とマッサージチェア。

そしてカロリー消費した分安心して腹一杯の夕食。

そして晩酌。

今日も幸せを感じることが出来る満足の一日だった。




↑ クリック
ホームページにも是非お立ち寄りください