秋の里山 雲早山      2017.11.16
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ちょっぴり霧氷を楽しむ雲早山 -

先週のゴルフで痛めた腰の調子が悪い。

椅子に長時間座っていると痛みだす。

歩いていると楽なので今日も里山歩き。

天気予報では朝早くは曇りで冬型気候。

9時過ぎからは快晴の予報。

もしかすると、青空に映える霧氷を楽しむことが出来るかもしれない。



雲早山は春にシロヤシオを見に行ってから久しぶりとなる。

落ち葉が深く足に気持ちが良い。

8時14分出発。

小雪がチラホラ降ってきた。

初雪だ。



数日前の雨のせいか水量が多い。



気温は5度とそう寒くない。

寒気が降りてきていないのかな?



ブナの倒木の横を過ぎるまでは、大した登りでもないのに脹脛が張る。

このブナの倒木が土に還るのと私の寿命と何方が長いかなあ。



結局、雪はホンの少し降っただけで止んでしまった。



苔が美しい。

大きな警戒音が聞こえたので林の中を見ると、ツガイの鹿がいる。

雄鹿は立派な角を持って、とてもデカイ。

毛並みも冬を前にして真っ黒になっている。

私達を見ても逃げない。

あんなデカイ鹿の角に引っ掛けられたら一巻の終わり。

そっと先に進む。



風がキツくなってきた。

パラボラ分岐でダウンジャケットの上にゴアテックスのジャケットを着込む。

カエデの大木が根本から折れていた。

来る度に大木が倒れているが、大木がその内無くなってしまわないか心配。



稜線のブナは霧氷で真っ白。

しかし、ガスが巻いていて薄暗い。



冷たい風が頬に吹き付ける。

気温は-3度。

体感温度はもっと低い。



ヒメシャラも赤い木肌が美しい。



10時6分 雲早山頂上着。



高城山も山頂付近は雲の中。



高丸山は雲を被っていない。



山頂でウロウロするが晴れそうにもない。

そのうち我慢できないほど寒くなり一旦暖かい所に下る。



少し明るくなってきた。

時折雲が切れて太陽の光が届くようになる。

また頂上に向かう。



しかし、また黒い雲が上空を覆う。



暖かい岩陰で昼食でも食べて、天気が回復するのを待つことにする。



素晴らしい霧氷なんだけれど。

男性が一人登ってきて、晴れそうなのに晴れませんねと頂上に向かった。



岩陰で少し早い食事をして、温かいコーヒーを楽しんでいると青空が出始めた。



喜んでまた頂上に向かうが雲が中々切れない。

ジットしていると寒いので、一旦高丸山縦走路の方に歩くことにする。



マユミの実やアセビの冬芽のピンクが目立つ。



高丸山方向へ2つほどピークを過ぎる。



また青空が出てきた。

引き返すと高城山のドームも見えだした。



雲早山頂上直下まで戻ると青空が見えだした。



霧氷は少し少なくなってしまったが、やはり青空のもとで見る霧氷は素晴らしい。



雲がすごい勢いで流れて行く。



頂上まで引き返すと高城山や高丸山が綺麗に見えだした。



眉山や徳島市内も見えだした。



充分にブナの霧氷を楽しんで下山。



未だに青い葉を付けているこの樹はなんだろうか。



13時57分 登山口着。

林道に出ると男性二人が猟銃を構えている。

イキナリ出会ったので驚いた。

香川ナンバーの車のドアを開けたままで林道下に狙いを定めている。。

私は黒いジャケットを着ている。

鹿と間違われて打たれたら大変だ。

靴も履き替えず車に乗り込んでエンジンスタート。

やっと此方に気が付いたようだ。

そう言えば狩猟の解禁日は11月15日、昨日だ。

しかし猟犬も連れていないし迷彩服で猟師らしくない。

香川からコンナところに来なくてもとは思う。

鹿、猪は来年3月31日までが狩猟期間となる。

間違って撃たれないように赤や黄色のジャケットを着るようにしなければと思う。



帰りに岳人の森の充さんところで一休み。

家内はおしゃれなコーヒー。

私は昼食弁当は食べたのだけれどまたおソバを戴く。

暖かいおソバは美味しい。

木沢のゆずりはに滞在されているという若い方達にお会いした。

日本語は流暢だが顔立ちやスタイルは欧米人みたいでカッコイイ。

ハーフかな?

神山や上勝は若い移住者が多いが、那賀町にも増えて欲しいと言っていた。

今日は中々青空が出なかったが、それでも待った甲斐があって綺麗なブナの霧氷を見ることが出来た。

今週末は大寒気が入ると言う。

明日にでもスタッドレスに替えなければ。




 


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