冬の里山 雲早山      2017.12.07
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今シーズン初 雪の雲早山 -

昨日は気温が低く良い天気だった。

おまけに前日は冷気が降りて雪が降った為、素晴らしい雪山歩きを楽しめたようだ。

しかし、私はボランティア仲間と備中松山城見学研修会。



備中松山城は高梁市にあり雲海に浮かぶ城で有名。

日本に現存する12の天守閣の一つだが、標高430mの臥牛山頂上に建つとても素晴らしい城だった。


また、城郭のような寺院や武家屋敷なども楽しむことが出来た。

なんだかんだで1万3千歩位楽しく歩いた。

しかし、硬い観光バスの座席は腰痛持ちの私には辛かった。

本当なら今日はゆっくりと休養したいところだったが、自分ひとり遊んだ後は家内へのサービスディ。

もう雪は消えたかもしれないが、雲早山に出かけることにする。



神山から雲早トンネルへの道は、岳人の森を過ぎたあたりから少し積雪がある。

全体的には凍結していないが、山から水が流れている所などは、凍結していてスタッドレスでも少し尻を振る。

もうこれからは普通タイヤでは危険かもしれない。



雲早トンネル手前に駐車すると、目の前に焼山寺がそびえている。

スーパー林道のゲートを潜って出発。



高城山が綺麗だ。

林道の日陰にはまだ雪が残っている。



今年出来たゲートもくぐっていく。

此のゲートも那賀町の管理のようだ。



雲早山登山口出発。

9時3分 気温は-3度。



積雪は5~10センチ位。

新雪なので凍ってもおらず滑ることはない。

しかし、何時もながらブナの倒木までは脹脛が張る登り。



トラバースに入ると西砥石権現の左奥には、冠雪の赤帽子山と丸笹山。



もう少し登ると、西砥石権現の向こうに矢筈山。

やはり白く雪を被っている。



パラボラ分岐まで来ると日が差してきた。

10時29分。



パラボラの奥には素晴らしい雪景色が。



濃紺の青空に真っ白な雪が輝く。



綿帽子ののような雪には氷柱が。



誰も歩いていない新雪を踏んで尾根道を歩く。

此の尾根道は殆ど人が入らないので鹿が沢山遊んでいる。

今年生まれたような子鹿も数頭居る。



登山道に復帰すると、昨日歩いたカモシカさんの足跡が深く残っている。

深い所ではヒザ下くらいまで埋まる。



稜線には雪も霧氷も無いが、新雪を踏んで歩くのは楽しい。



高丸山は積雪がないようだ。



頂上直下をシャクナゲ尾根の方に少し行くと、剣山が見える所がある。

積雪で剣山が白くなっている時だけ、クッキリと見ることが出来る。



雲早山頂上着。

11時16分。



高城山がとてもキレイだ。



めったに見ることが出来ないほどクリアな眺望。



高城山の左に、石立山もきれいに見えている。



高丸山と西三子山。

充分に景色を堪能して下山。



何時もの岩場で昼食。

気温は0度だが、風もなく太陽の光がポカポカと気持ち良い。

ブナに残った雪を見ながら、のんびりと食後の珈琲を楽しむ。



食後、パラボラ分岐上のピークへ。

高城山の右に真っ白に冠雪した三嶺が。



ズームアップして冠雪の三嶺。

雪の三嶺によく登ったことが思い出される。



高丸山への縦走路を歩いて行く。

誰の踏み跡もない新雪をキュッキュッと歩いて行く。

心ゆくまで雪原歩きを楽しむ。



コゲラがカン・カンと木を突いている。

何時もは人の気配で直ぐ逃げるのだが、今日はしばらくそのドラミングを楽しむことができた。



雪の上を沢山の小さな蜘蛛のような虫が歩いている。

雪虫の一種だろうがあまりにも沢山いるので驚く。



随分とゆっくり雪歩きを楽しんで下山。



帰りに岳人の森に寄ってコーヒーでも飲もうと思っていたが、今日も店は閉まっていた。

今年はもう営業は終わったのかな?

明日はまた冬型の気候となると言う。

土曜日には晴れて、最高の雪山歩きを楽しむことが出来るだろう。

しかし私は、以前の職場の忘年ゴルフコンペと忘年会。

私が20年位前に始めたゴルフコンペだが、年4回開催でもうすぐ80回になると言う。

毎回呼んで戴けるので、体が元気なうちは参加したいと思っている。

出来れば100回まで出席したいが。

山に行けない家内はまた機嫌が悪い。



 


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