冬の里山 雲早山      2018.01.18
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思いもかけない霧氷 雲早山 -

天気予報は晴れ。

気温は高いようだが風が強い見込み。

山の雪は、連日の暖かい陽気で融けてしまったことだろう。

霧氷は期待できないが、雲早山に登ってみようと出発。

雲早トンネルまでの道路には雪が全くない。



土須峠に着くと山並みがクッキリと見える。

今日は良い天気になりそう。

登山口までのスーパー林道も雪は完全に消えている。

8時49分出発。



カツラの広場で水休憩。

喉は渇いていないが、心筋梗塞防止のためには忘れてはいけない。



天気は良いはずなのにガスが出てきた。

雪は殆ど解けているが、登山道には固く凍って残っている。

鹿の警戒音が鳴り響く。

風が冷たくてダウンジャケットを着込む。

耳が冷たいのでフードも被る。



気温はマイナス2度。

凍った雪が滑るので軽アイゼン装着。



水苔の岩に雪が積もって枯山水のようだ。



9時56分 パラボラ分岐到着。

此処でも鹿の警戒音がピィーっと鳴り響く。

今日は鹿が多いようだ。



雲早山は国有林が多く、鹿等の猟が禁止されている。

鹿は安心して暮らせることだろう。



稜線に出ると強風が吹き付ける。

気温はマイナス1度位だが、冷たいガスが流れる。

みるみる霧氷が樹木の枝に付き始める。



大きな雪庇も融けてしまっている。

ブナの大木の枝にも霧氷がドンドン付いてくる。

何時もながら冷たいガスが吹き付けると、あっという間に霧氷が出来る。



まだ貧弱な霧氷だが綺麗だ。



強風が吹き付ける中頂上着。

10時21分。



高城山はガスで見えない。



周りは真っ白だが、すごい勢いで雲が流れて一瞬ガスが晴れる。





ガスが切れると高丸山や西三子山が顔を出す。



背中に陽が射すと、目の前にブロッケンがくっきりと現れる。

雲早山でブロッケン現象を見ることが出来るとは感激。



ブロッケンを眺めていると寒くなってきた。

風を避けることが出来る大岩まで下りて、昼食にしようと下山開始。

強風でガスが吹き付けるので、あっという間に霧氷が発達してきた。



目の前でみるみる霧氷が発達しているのは驚きだ。



雲が流れて、一瞬青空が出ると霧氷が輝く。



すぐに又ガスが巻く。



青空が出るのを辛抱強く待って、一瞬の煌きを撮影。



今日は霧氷を期待していなかっただけに、家内は大喜び。



岩陰で食事をし始めると、沢山のコゲラが足元に寄ってくる。

風で折れた小枝を一生懸命突いている。

折れた小枝の中に虫がいるのかな?



食後、熱いコーヒーを楽しんでいると青空が多くなってきた。



パラボラ分岐まで下りてきてから、いつものピークに登る。

高城山から砥石権現、そして鹿舞ダキ山への山並みがクッキリと見える。

高城山山頂はまだガスが巻いている。



雲早山頂のあたりも青空が広がり、霧氷が真っ白に輝いている。

また頂上まで帰って、青空に映える霧氷をタップリと楽しむ。



十分に霧氷を楽しんだので下山開始。



登山口に着くとまだ気温はマイナス1度。

しかし、神山に降りていくと気温は15度まで上がってきた。

ツルウメモドキが真っ赤に熟れていた。

今日は、思いもかけない霧氷とブロッケンまで見ることが出来た。

明日からは又寒くなりそうなので、雪がふるのが楽しみだ。

今日は、股関節が痛くなかった。

リハビリの効果が出てきたのか。

それとも偶々なんだろうか。

早く股関節を直して、今年の夏はあこがれの山に登りたいと思う。



 


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