冬の里山 雲早山      2018.01.29
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青空が欲しかった 雲早山 -

「てんきとくらす」の予報では、今日は剣山はもとより雲早山なども全てCマーク。

那賀町などの天気は晴れなので、高山の山頂付近だけ強風が吹いて気温が低いようだ。

もしかしたら素晴らしい霧氷を見ることが出来るかもと、雲早山に出かける。



雲早トンネルに向かうと路面に意外と雪は少ない。

しかし、所々テカテカ光って凍結しているようだ。

下りには注意が必要だ。

観月茶屋の前には、スキーらしきものを積んだジムニーが停まっている。

充さん、車を換えたのかな。



氷生の滝が見事に凍結している。



スーパー林道を歩き始めると、昨日のだろうか?足跡が多い。

小雪が降ってきてレインジャケットを着用。

高城山方向は真っ白。



昨日はかなり多くの人が雲早山に登ったようだ。



9時22分出発。

今シーズンでは一番の積雪だが、数年前までの積雪に比べると物足りない。



踏み固められた雪道を一登りしてカツラの広場へ。

椅子に雪が積もっているので、立ったままのコーヒータイム。

例によって指先が冷えて痺れてきたので、ホッカロンを手出袋に入れる。



気温はマイナス5度位。

小雪が舞って寒い。。



雪が積もると各々好きなコースを歩くので、トレースが幾つも出来ている。

標高が上がると霧氷が多くなる。



トラバースに入ると雪がサラサラで、時々アイゼンが滑ってズリッとなる。

ズリッ、ズリッとなると踏ん張るので脹脛がピキッとなる。



ガスに巻かれて周りはモノトーンの世界となる。

何時も一息入れる木の根も雪に埋まって座れない。

また立ちったまま熱いコーヒーで一休み。



苔の綺麗な岩のところも白一色。

気温はマイナス7度となった。



左へと大きく巻き返す所は、よく凍結して滑りやすいが、今日は雪が多くて大丈夫。

10時48分 パラボラ分岐着。



尾根は結構雪が積もっている。

霧氷も大きく発達している。



予報に反して風は強くないが、雪が降り止まず景色はガスっている。



晴れていれば綺麗なんだけどなあ。



でもモノトーンの世界もナカナカ良いものだ。



固く締まった雪を踏みしめて雲早山山頂着。



山頂からの眺望は全く無い。



底冷えがする寒さなので、記念撮影をして早々に下山。



何時もならこの辺で青空が見えてくるのだが、今日はその気配がない。



何時もの大岩の所まで下りて昼食にする。

何時も座る岩は雪の中。

雪にシートを敷いて座り込む。

今日もホッカロンで温めたお弁当。

コンビニでチンしたままのような暖かいお弁当は寒い時には最高。



食後、パラボラ分岐まで帰って何時ものように高丸山縦走路に向かう。

所がすごい積雪。

家内は膝上まで沈んで四苦八苦。

私は、更に股下まで沈んで前に進めない。



ストックを刺すとグリップまで埋まる。

膝で雪を押し込んでも柔らかくて効果がない。

数年前に踏み抜いて、腰まで埋まって脱出できなくなった苦い経験を思い出す。

転倒しないように気をつけて、這いつくばって登って行く。

稜線に出ると雪が固くなって、あまり沈まなくなった。



そのまま尾根を歩いてみようかと思うが、ちょっと雪が深くしかも雪が締まっていないので歩きにくい。

鹿の深い足跡を辿って回り込む。



この尾根は木々に積もった雪も多く、雪歩きには最適の場所。

スノーシューがあれば、とても楽しい雪歩きが出きるだろう。



またパラボラ分岐まで引き返して下山。

少し明るくなってきた。

気温はマイナス4度。



見上げると青空が顔を出してきた。

と思うと直ぐに雪が吹雪くように降る。



雪の降りは楽ちん。

あっという間に登山口に着く。



林道を行くと、真っ青な空が広がってきた。

今日は晴れるのが1時間ほど遅かった。

高城山方向はまだ雪雲の中。




林道入り口まで帰ってきて振り返ると、雲早山山頂は日がさして霧氷が輝いている。

今日は晴れるのが遅くて、青空に映える霧氷を見ることはできなかった。

しかし、タップリの雪歩きを楽しむことが出きた。

気が付けば1月ももう終わり。

早春の花々が咲き始めるのももうすぐだ。



 


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