冬の里山 雲早山  2019年01月13日  
里山倶楽部四国編 

- 青空を待ちかねて 雲早山 -

今日は一日中晴れのマーク。

昨日は雨だったので、お山は雪だったかもしれない。

手軽に雪山歩きを楽しむことが出来る雲早山に出かける。



雲早トンネル手前には見事な氷爆が出きている。



先着車は香川ナンバーが一台。

樹木には透明の氷がビッシリと付いている。

雨氷かな?



雲早山頂上には厚い雲が巻いている。

きっと霧氷が出来ているだろう。

高城山方向は真っ青な快晴。

霧氷も雪も全く無い。

1月にこの様な高城山は見たことがない。



林道を行くと雲早山頂上付近は霧氷で真っ白。



気温はマイナス3度だが、雪は全く無い。



一月の雲早山とは思えない無雪の登山道。



沢の水も凍っていない。

風もないのでダウンジャケットを脱いでフリースだけとなる。



トラバース道に入っても殆ど雪は無い。



パラバラ分岐手前まで来ると霧氷がビッシリ。

しかし、ガスが巻いて薄暗い感じがする。

時折ガスが切れかかって、青空が覗くかなと思うとすぐに見えなくなる。



1時間ほどかかってパラボラ分岐着。

気温はマイナス4度。

稜線に上がると寒いので、ダウンジャケットを着てネックウォーマーを付ける。

手袋には小さなホッカロンを入れる。



準備をしていると御夫婦が登ってきた。

ホームページ見ていますよとお声がけいただく。

ありがとうございます。

お聞きすると同じ団地の方だった。



霧氷の量は申し分ない。

しかし、日が差さず、灰色なのが残念だ。



一瞬青空が顔を見せたが、すぐにガスに覆われる。



ブナも霧氷がビッシリ。

青空は諦めて、モノトーンの世界を楽しむ。



ご夫妻の後から雲早山山頂に向かう。



雲早神社はガチガチに凍っている。

高城山方向も真っ白。



高丸山方向も深いガス。



時々薄日が差すが眺望はゼロ。

ご夫妻は諦めて下っていった。

私達は暫く青空が出るのを待つが、寒くなって下山することにする。



タップリと霧氷を楽しんで、ブナの倒木の陰で昼食。

ジッとしていると寒くなるので、ダウンの上にレインジャケットを着る。



食後、何時まで待っても青空が現れないので下山することにする。



所が、急にガスが晴れて青空が広がった。

急いでまた霧氷鑑賞ポイントへ戻る。



やはり、霧氷には青空。

真っ白に輝く霧氷が青空に映える。



ご夫妻も大喜びで霧氷の撮影をされている。



先程までのガスは何処へ行ってしまったのか。

深い深い青空が広がる。



またガスが出てきたので帰ることにする。



パラボラ分岐から高丸縦走路に向かう。

細かな霧氷が一面に付いている。



まるで軽井沢などの雪原を歩いているみたい。

時折青空も広がる。



顔の位置に霧氷が有るので、頭に当たった霧氷がボロボロと襟首に入って冷たい。



ブナの林に入ると益々綺麗だ。



草紅葉が綺麗な所で引き返そうと思ったが、更にその先に物凄い霧氷の林。



霧氷を見ながらコーヒータイム。



更に先に進んでも霧氷の林。



もう十二分に楽しんだ。

そろそろ帰ろう。



ブナの古木にお別れする。



感じの良い雪原を登っていく。

またガスが広がってきて雲早山も見えなくなった。



雪山の下りでは念のために軽アイゼンを付けるのだが、家内は気にせずに降りていく。

所が、雪が少なくなった所で油断したのか大きく滑った。

狭いトラバース道だったので、2~3m斜面を転がった。

幸い傾斜がゆるい所だったので怪我はなし。

リュックがクッションになって、お尻を打っただけで済んだ。

やはり雪山の下りは注意しなければ。



後は慎重に下って登山口へ。



林道で振り返ると、雲早山頂上が真っ白。

青空が広がって輝いて見える。

鹿舞ダキ山の頂上付近にも霧氷が出来ている。



ゲート近くで振り返ると稜線の広い範囲が霧氷で真っ白。

こんなに稜線全体が真っ白なのは初めて。

まるで白銀の日本アルプスの山並みを見ているようだ。






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