冬の里山 雲早山  2019年01月29日  
里山倶楽部四国編 

- 雪タップリの雲早山 -

先日の日曜日には、大川原高原にはあまり雪が降らなかったが、雲早山や剣山にはタップリと雪が降ったそうだ。

昨日の夕方から小雨が降っていたが、お山では雪だったかもしれない。

チョット雲早山の雪歩きを楽しみに出かける。



岳人の森にはジムニーが停まっていたが、充さんの姿は見えなかった。

斜面から滲み出た水が凍って、大きな氷柱になっている。

車道には新雪が数センチ積もっているだけ。

しかし、橋などの回りは凍っているので注意が必要。



氷生ケ滝も大きく凍っている。

この分だと神通の滝も凍り始めたかもしれない。



スーパー林道は数センチの新雪が積もっている。

前日までの足跡は消えている。

山頂付近はガスが出ているのか霞んでいる。



気温はマイナス3度。

高城山も白くなっているが、山頂付近は雲に覆われている。



登山口に近づくと雪が多くなる。

気温はマイナス6度。



登山口でアイゼンを履いて出発。



積雪は数センチだが、前日までの足跡は消えている。

やはり昨夜は雪が降ったようだ。

カツラの広場で肉まんを食べて一息入れる。



登り始めると積雪は10センチ位になる。

新雪が柔らかくて、踏ん張りが効かないので足が疲れる。

もっと気温が低くてクラストしていれば歩きやすいのだけれど。



家内は体重が軽いので足取りも軽い。

チョット写真撮影などをしていると、離されてしまい追いつくのが大変。



トラバースに入ると、霧氷が沢山付いているがモノトーンの世界。



段々と雪が深くなる。



私はヒザ下くらいまで沈むので、家内についていくのに汗びっしょりとなる。

一瞬青空が覗く。

風が強いのか雲が流れるのが早い。



1時間以上も掛かってパラボラ分岐到着。



稜線は風が強く寒いので、ダウンジャケットを着てネックウォーマーそしてロシア帽を深く被る。

吹き溜まりでは、家内でも膝下まで埋まる。

雲がドンドン流れて青空が見えそうになるが、すぐにガスってしまう。



稜線には雪が吹き溜まり、畦のようになっている。



吹き溜まりは腰くらいの深さが有る。



一瞬、雲が流れて青空が顔を出した。



青空に映える霧氷が素晴らしい。



冷たい強風が吹いて、完全武装をしていても鼻の頭などが痛い。

鼻の上までネックウォーマーを上げると、眼鏡が曇って何も見えなくなる。



寒さも忘れるほど素晴らしい眺めを楽しむ。

一瞬、日が差して霧氷が白く輝く。



青空は綺麗だが、頭上には厚い雲があり日が差さない。

その為、霧氷が白く輝かずに灰色に見えるのが残念だ。



高丸山は相変わらず雪が少ない。

直ぐ近くの山なのに不思議だ。



忙しく雲が流れて、霧氷の表情が変わるのが素敵だ。



深い雪を踏みしめて登っていく。



青空が出る度に立ち止まって眺める。



真っ白に輝く霧氷は素晴らしいが、少し控えめの白さの霧氷もまた良い感じだ。



少し歩いてまた立ち止まって見上げる。



すごく寒く感じるが気温はマイナス6度。

雪庇が発達している。



雪庇が大きく盛り上がっているが、近づくと割れて落ちそう。



タップリと霧氷を楽しんで雲早山山頂着。



雲早山山頂からの眺めは半分青い。



高城山がスッキリと見えないかと粘ってみるが、コレが最高で雲が完全には消えない。



高丸山方向は綺麗に晴れている。



寒くなってきたので下山。

何時も昼過ぎから青空が広がるので期待して見上げるが、スッキリとは晴れない。

いつもの大岩の陰で昼食。



パラボラ分岐まで帰ってくると、男性が一人お弁当を食べている。

挨拶すると、なんと同級生のT田君だった。

明日、友人を案内してくるので下見に来たと言う。

別れてから、高丸山縦走路に行ってみる。

この尾根は例年雪が多い。



タップリの雪を楽しみながらグルッと回ってみる。



十分に雪歩きを楽しんだので下山。

雪道の下山は早い。



何時ものことながら下山すると青空が広がってくる。

高城山山頂部の雲も消えている。

振り返ると雲早山山頂が真っ白。

帰りに神山温泉に入って冷えた体を温める。

風呂上がりのノンアルコールビールはちょっとした贅沢。

今日は思いの外、深い雪歩きをすることが出来た。

また明日からは少し暖かい日が続くようだ。

節分の寒気を期待しようかな。


里山倶楽部四国

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