春の里山 雲早山  2019年03月08日  
里山倶楽部四国編 

- 久しぶりに雪が降った 雲早山 -

昨日は、昼頃強い雨が降った。

山では雪だったかもしれない。

今日は、夜中から気温が低く、朝9時頃まで強い風が吹く予報。

9時以降は晴天のようなので、最高の霧氷観察日になるかもしれない。

3日前に登ったばかりだが、今日も雲早山に行く。



スーパー林道のゲート前には一台先着車が停まっていた。

雲は有るが青空も顔を出している。

高城山が真っ白になっている。

雪が積もっているようだ。

先日には消えてしまっていた氷柱が、また出来ている。



振り返ると砥石権現も白い。

登山口から雪が積もっている。

新雪なので必要ないと思うが、念のために軽アイゼンを付けていく。



気温はマイナス4度。

積雪は数センチ。

先行者の足跡が付いている。



カツラの広場で、コーヒーを飲んで一息入れる。



高度が上がっても積雪は余り増えない。

黙々と登って行く。



先日は霧氷で真っ白だったトラバース道の木々は、春の日で芽吹きが感じられる。



見上げると、青空が広がって早い雲が流れている。



トラバースの折返しの所で、先行者の男性に追いつく。

何時もfacebookで親しくさせて戴いているTさんだった。

先日の霧氷のレポートを見て登ってこられたらしい。

奥様は健脚で先に進まれているようだ。



苔の岩の庭園を折り返すと、霧氷が出てきた。



先日よりは少ないが、やはり綺麗だ。



しばらく止まって見惚れる。



すごいなあ。



青空が広がって、霧氷の白さが益々輝く。



今日も1時間ほど掛かって、パラボラ分岐に到着。



ダウンジャケットを着て、頂上に向かう。



青い空に白い雲が流れて、輝く霧氷がさらに美しい。



Tさんと、霧氷が綺麗ですねと暫く話をする。

今日は三椏の花を見に行く予定だったけれど、早く家を出て霧氷を見に来られたらしい。

奥様は先に頂上に向かわれたようだ。



一面の霧氷のあまりの美しさに、溜息を付きながら山頂に向かう。



見上げると360度霧氷。



スラッとした樹の霧氷。



堂々としたブナの古木の霧氷は特に素晴らしい。



雲早山のブナは枝が低くて、霧氷のトンネルを歩くことが出来る。



頂上を見ると、もうTさんの奥様が降りて来ている。

速いなあ。



奥様が降りてきて、暫くお話をする。

色々と山を登るのに、私のホームページを参考にしてくれているそうだ。

ありがとうございます。

暫くお話をして山頂に向かう。



一登りで山頂着。



雲早神社の屋根にも氷柱が出来ていた。



少し雪を被った高城山は堂々として美しい。



高丸山と西三子山。



遠く、眉山や徳島市内そして淡路島が見えている。



吉野川と阿讃山脈。



高城山の右には西砥石権現と砥石権現。



高城山と南高城山の間に、顔を出しているのは槍戸山かな。

左端は石立山。



充分に眺望を楽しんで下山。



益々、空は深く青く、霧氷はいよいよ白く輝いている。



今日は何時までも霧氷が散らない。

春の日を浴びて、気温は上がってきているのに不思議だ。



霧氷を眺めながら昼食。



ポカポカ日が差して、気分は春模様。

満開の桜を見ているようだ。



パラボラ分岐から縦走路へ。

三嶺眺望ピークからの眺め。



剣山の白い山頂が顔を覗かせている。

三嶺の山頂も真っ白だ。



縦走路は霧氷で真っ白。

まるで信州の高原を歩いているみたいだ。



鹿の遊び跡が沢山残っている。

鹿君たちも、久しぶりの積雪で嬉しいことだろう。



今年はもう見納めかもしれない。

霧氷を楽しみながら下山。



鹿くんたちがジッと私達を見ていた。

クリクリお目々で可愛いなあ。



林道で真っ白な稜線を振り返る。

ゲート前では二台の車が停まっていた。

お会いしなかったけど、砥石権現に登られたのかな。



帰りの道端には、三椏の花が咲き始めていた。



近づいて良く見ると、一つ一つの花弁?がとても可愛い。

実は、花弁のように見えるのは萼片で、四枚の萼片を持つ花の集まりらしい。

花はとても良い香りがする。



金泉の河津桜は満開。

今日は、南国徳島の春というのに素晴らしい霧氷を見ることが出来た。

白い霧氷の花とピンクの桜の花を同時に見ることが出来て嬉しい。




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