冬の里山 雲早山  2019年12月13日  
里山倶楽部四国編 

- 小春日和の雲早山 -


鶴林寺さんにお参りしようと出発したが、余りにも天気が良い。

眺望の良い雲早山に出かけることにする。

気温は低いが、昨夜から天気が良くて、湿った空気が流れていないので霧氷は期待薄。

途中で岳人の森の充さんに出会った。

道路脇の溝に溜まった落ち葉を掃除していた。

お疲れ様。

軽トラの荷台一杯に乗せていたが、植物園の肥料にもなるらしい。



スーパー林道入り口は簡易ゲートのままだった。

今日も土砂運搬の車両が通るようだ。

雲早山の頂上付近には、やはり霧氷は付いていない。



気温はマイナス3度と少し寒い。



高城山がクッキリと見えるがやはり霧氷は付いていない。



やはり通行止めの土嚢が置かれている。



雲早山登山口着

水場の氷が厚くなってきている。

もう来年春まで解けることはないだろう。



気温はマイナス4度。

大きな水が流れたのか、登山道は掘れて荒れている。



何時ものようにカツラの広場で一息入れる。



霜柱をバリバリ踏んで登っていく。



トラバース道に入ったところの木の根で一休み。

先日、星谷でオバちゃんに頂いたミカン。

冷たい果汁が、汗ばんだ体に染み渡る。

やはり星谷のミカンは美味しい。

樹木の間に見えている砥石権現が綺麗だ。



ララバースを折り返すところの岩の苔が綺麗だ。

毎年苔の規模が大きく広くなっている。

山犬嶽の岩苔の様に有名になるかも。



冬枯れの道を上り詰めるとパラボラ分岐に着く。

何時もなら此処で、ジャケットを着込んだり冬用の手袋に替えるのだが今日は温かい。



霧氷がないのが寂しいが、青空が広がっているのが嬉しい。



雪が残っているが何時降った雪だろうか?

高丸山もくっきりと見えている。



何時もは風が強く寒い稜線だが今日はポカポカと暖かい。

まるで小春日和のようだ。

気温は5度と上がっている。



東宮山やお高越山もくっきりと見えている。

お高越山の右奥に見えているのは阿波市のあたりか?

阿讃山脈の向こうに屋島らしい山陰も薄っすらと見える。



霧氷が着くと美しいブナも今日は無骨な姿を見せている。



何百年も稜線に立っていたブナが最近次々と倒れている。

根は大きく広がっているが、岩盤が硬いので浅くしか土を掴んでいない。



岳人の森がくっきりと見えている。



滝下の天狗の向こうに見えているのは、愛媛の笹ヶ峰とその右には沓掛山のようだ。



天気が良いので鹿君たちがノンビリと歩いている。

ジットこちらを見ているのは私達に興味津々なのかな。



雲早山頂上着。。



素晴らしい眺望だ。

高城山は堂々とした山塊。



大川原高原の風車もくっきりと見えている。

こんなにクッキリと見えるのは珍しい。



眉山を中心とした徳島市の町並み。

吉野川が直ぐ側を流れている。

向こうに淡路島も見えている。



気温がドンドン上がってきた。

頂上で腰を掛けて昼食。

冬の雲早山の頂上で食事するのは久しぶり。



高城山と西砥石権現の鞍部に、ファガスの森が見えている。

また春にはお邪魔したいなあ。



昼食後、高丸山を見ながら下山。



それにしても枯れた木が多くなった。



三嶺山眺望ポイントまで登ってみる。



高城山右奥に尖っているのが三嶺。



春のような気候の中を汗ばみながら下山。



しかし、登山口に近づくとまた寒くなった。

日が当たらないとやはり寒い。

帰りの林道の通行止め土嚢が取り除かれていた。



逆に入り口ゲートが閉じられている。

土日の休日で土砂廃棄の車が通らないからかな。

今日は霧氷はなかったが、ポカポカ小春日和の中ユックリと山歩きを楽しむことが出来た。

こんな雲早山もまた良いなあと思う。


里山倶楽部四国

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