冬の里山 雲早山  2019年12月23日  
里山倶楽部四国編 

- 雪タップリの雲早山 ―

昨日の天気図を見ると剣山山地では雪が降ったようだ。

岳人の森の充さんのレポートでも雪が積もっていた。

雲早山も雪が積もっているだろう。

運が良ければ霧氷も付いているかも知れない。



土須峠に向かうと雪が現れるが積雪は10センチくらい。

岳人の森の前では充さんがワンコと遊んでいた。

樹木に雪が積もっているが、雲早山の稜線はあまり白くない。

霧氷はチョット無理かな?



トンネル手前に駐車して出発。

積雪は15センチ位。

誰の足跡もない。

バージンスノーを歩くのは気持ちが良い。



高城山が朝日に白く輝いている。



スーパー林道の樹木が雪で真っ白なのは珍しい。

朝日が樹木の雪に当たって輝いている。



新雪歩きは気持ちが良い。

しかし、段々雪が深くなり、歩くのに大変。

家内に遅れて雲早山登山口着。

早くも汗ビッショリ。



ジャケットを脱いで、アイゼンを履いて出発。

登り初めの斜面も雪が深いが、数年前には左のロープ上まで雪が積もったことも有った。



荒れて岩ゴロゴロの所も雪で覆われている。

所が新雪なので、足が埋まり岩に躓いたり滑ったり歩きにくい。

カツラの広場では、椅子にも丸く雪が積もっていて立ちったまま休憩。



新雪歩きは楽しいが、雪質が重く一歩一歩に力が必要。



期待していなかった霧氷が現れ始める。

珍しく家内の足が重いと思ったら、アイゼンが外れかけている。

今シーズン初めてなので、靴にアイゼンの長さが合っていなかったようだ。

アイゼンの調整などで時間を食う。

早く登らなければ霧氷が落ちてしまうと焦る。



トラバースに入ると益々霧氷がきれいになる。



上を見上げるのに忙しい。



益々雪が深くなる。



素晴らしい霧氷だ。

期待していなかっただけによけいに嬉しい。

しかし、天気が良いのでバラバラと凄い勢いで落ちてくる。



パラボラ分帰着。



何時の間にか雲が多くなった。

相変わらず霧氷がバラバラと落ちてくる。

高丸山も薄っすらと雪化粧。



そのうち雲が流れて青空が見えだした。



稜線には大きな雪庇も出来ている。



此の大きなブナが倒れていなければ、素晴らしい霧氷を見ることが出来たのに。



大きなエビの尻尾は皆落ちてしまっているが、サンゴのような霧氷はまだ残っている。



今日は鹿君達の姿は見えない。

雪が多いのは苦手なのかな。



花咲爺さんになった気分。



霧氷が素晴らしすぎてなかなか足が進まない。



雲早山頂上着。



暖かいので高城山の霧氷も溶けてしまったようだ。



高丸山の雪化粧も薄くなった。



頂上は日があたって気温は高いが、風がある。

いつもの岩場に向かう。



岩場で昼食。

美しい霧氷を楽しみながら温かいコーヒーを飲むのは最高。

今日は、和菓子の茶菓子も持ってきたので、コーヒーのおかわりもする。



下りは雪が緩んできて、雪の下の岩や木の根で滑りまくり。

私達が何度も転倒しているのを鹿くんがじっと見ている。



何時までも私達を見ているが、暇なのかなあ。



随分と時間を掛けて下山。

雪が緩んでグチュグチュになった林道をひたすら歩いて帰る。



高城山は逆光になっている。

五本指の足跡は?

猿にしては間隔が狭いが。



今日はタップリの雪歩きと予想外の霧氷を楽しむことが出来た。

それにしても重い雪で疲れてしまった。

夏に長い間山歩きをしていなかったので体力低下が大きい。

なんとかしなければと思う。



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