冬の里山 雲早山 2021年01月13日  
里山倶楽部四国編 

- 雲早山 雪景色 ―

天気予報では午前中は晴れ。

朝9時で、雲早山1500mでは気温マイナス4度。風速12m。

霧氷が着くかどうかは微妙。

朝自宅では気温2度。

神山の川又から雲早トンネルに向かうと、積雪がある。

岳人の森あたりで積雪10㌢くらい。



岳人の森の前にはカマクラが作られていた。



氷生ケ滝は見事に凍っている。



雲早トンネル手前に駐車して出発。

先行者は居ない。



気温は0.7度と余り低くない。

高城山はガスで隠れている。



昨夜、雪が降ったのか昨日の足跡は消えている。

砂防ダムもガチガチに凍っている。



小鳥が飛び回っている。

小さな丸い体に長い尾は、エナガかな。



新雪なので、簡易アイゼンで良いかもしれないが、12本アイゼンを履く。



木の手水鉢は雪で埋もれている。



結構雪は深い。



カツラの広場で、コーヒーと軽食で一服。



雪が深く家内が手こずっている。

最近パワーが弱ってきたのか、大好きな雪歩きでも昔みたいに力強く登ってこない。



パラボラ分岐に着いても霧氷はない。

高丸山縦走路の樹木は雪帽子をかぶっている。



稜線を登ると霧氷が現れる。



積雪は30㌢位。

雪庇も小さい。



高丸山はやはり白くない。



何時もは霧氷が見事なブナの大木も、霧氷は落ちてしまっている。



高越山にも白いものは少ない。



山頂に近づくと細かな霧氷が残っている。

小さい霧氷でも日が差すとキラキラと綺麗だ。



今日一番綺麗だったブナの霧氷



頂上直下にはエビの尻尾も残っていた。

雲早神社に初詣。



正面の高城山もクッキリと見えるがやはり霧氷は少ないようだ。



高城山レーダードームと其の左に石立山。



赤帽子山と丸笹山

暖かい山頂で記念撮影。



高丸山へと続く縦走路は真っ白だ。



岳人の森



高城山の奥の左に白く見えているのは一ノ森、次郎笈そして槍戸山



良く、一ノ森や次郎笈から雲早山は見えるのかという質問を受ける。

ネットでも見えないという意見が多い。

しかし、見えるのです。

一ノ森から高城山のレーダードムの右に。

次郎笈からは一ノ森の右奥に高城山レーダードームが見えて、其の右奥に雲早山が見えます。

其の証拠がこの写真です。

雪が無いと、見分けが付きませんが、雪があるとハッキリと一ノ森、次郎笈が見えています。

雲早山から見えるということは、向こうからも見えているということです。



暖かいので、山頂で昼食にしようかと思うが、家内は高丸山縦走路の樹氷が見てみたいという。

晴れてきて青空も広がってきたので景色を楽しみながら下山。



青空になると少ない霧氷でも綺麗に見える。



暖かいと思ったら直射日光が当たるせいか気温は9.9度。



鹿舞ダキ山や砥石権現の霧氷も融けて消えた。



縦走路に入ると樹木の雪が多く残っている。



霧氷ではないが、雪を被ったブナも綺麗だ。



雪原を歩いていく。



鹿の足跡が縦横に付いている。

所々に地面が見えているのは寝床だろうか。

雪の季節に鹿は何処に寝ているのか、昼間はどうしているのか不思議だ。

そういえば台風の時などもどうしているのだろうか。



雪原の倒木の雪を払って昼食にする。

空は真碧に高く深い。

最高の景色の中で味合う食後の珈琲は最高。

二杯もおかわりをしてしまう。



雪の上に置いた温度計が、24.8度を示している。

太陽の光はやはり暖かい。

それにしても不思議だ。



充分に景色を楽しんで下山開始。

誰にも会わなかったのに、二人のアイゼンの跡が付いている。

昼ごはんを食べている間に、登って降りたのだろうか?



林道の日陰では気温は0.7度。

あれ程晴れていたのに雲が多くなってきている

今日は、霧氷は少なかったが、きれいな景色とたっぷりの雪歩きを楽しむことが出来た。

明日からは暖かくなるそうだが、もう一度寒波は来るのだろうか。





総歩行距離 7.8km

累計標高差 ±722m

総行動時間 7時間


里山倶楽部四国

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