春の里山 雲早山  2021年03月03日  
里山倶楽部四国編 

- 霧氷輝く 雲早山 ―

今日は、3月3日雛の節句。

坂本のお雛様を見て慈眼寺へでも行こうかなと思っていた。

所が家内が急に雲早山に行きたいと言う。

昨夜とても冷え込んでいたので霧氷があるかもと言う。

てんくらで見ると、朝方まで氷点下でしかも強風が吹くらしい。

急遽準備して出発。

雲早トンネルまでの道路は積雪はゼロ。



氷生の滝は見事に凍っていた。



雲早山頂上付近は厚いガスで覆われている。

高城山も雲の中。

コレは霧氷が期待できるかな。



馬酔木が咲き始めている。

スーパー林道には雪はない。



林道脇には氷柱ができている。



雲早山登山口。

手水鉢の水は凍っていない。

ホースから水もチョロチョロと出ている。

気温があまり低くないのかな。



カツラの広場までも雪はなし。

一息入れてから出発。



雪が全く積もっていないので拍子抜け。

ブナの倒木のあたりまで来ると霧氷が着いている。

こんな下まで霧氷が着いているのは珍しい。



登るにつれ霧氷が多くなる。



青空も出だした。



コレは期待できる。



登山道でこんなに霧氷が着いているのは、今までで一番かもしれない。



粉雪が少し積もっているが、その下にはツルツルの氷が。

6本爪のアイゼンを装着。



氷は固く、使い古して先の丸くなったアイゼンの爪が滑る。



滑らないように一歩一歩踏み締めて登る。



縦走路分岐に着く。

気温はマイナス4.2度。

ダウンの上にゴアテックスのジャケットを羽織る。



抜けるような青空だ。



霧氷が輝いている。



期待していた以上の霧氷。



こんな凄い霧氷は見たことがない。









360度周りは霧氷だらけ。






























やっぱりブナの霧氷は素晴らしい。






ブナの霧氷は素晴らしい。



タップリとした霧氷。






なんと綺麗だことだろう。









霧氷の向こうに砥石権現



焼山寺山






高丸山も白い。



こんな見事なのは見たことがない。






















細やかな霧氷が素晴らしい。



太い霧氷



砥石権現の向こうに矢筈山



砥石権現



霧氷のトンネルを越えて雲総山頂上。



雲早神社もお久しぶり。



目の前に高城山



西砥石権現と矢筈山



西三子山



高丸山



高丸山縦走尾根の向こうに徳島市内。



突然轟音がして、目の前を飛行機が横切った。

カメラを向けた時には高城山へと回り込んで行った。

続いて2機が後を追う。

山肌すれすれの危険な飛行だ。

コレが噂になっている米軍機の超低空飛行訓練か。

次郎笈頂上では戦闘機を見たが、此の飛行機は少し大型だ。



もう一時下山途中から高城山。



矢筈山



何時もなら霧氷が落ちる頃だが、今日の霧氷は確りとして落ちない。



霧氷に見惚れる。






霧氷に触る家内。

カチカチに固くて氷みたいだと言う。



あちこちの霧氷を触ってみる。



高丸山縦走路に行く。



ここからは高城山の向こうに三嶺が見えるが雪や霧氷は少ない。



槍戸山にも雪や霧氷はなかった。

今日の霧氷はこの辺だけらしい。



此の尾根も霧氷が凄い。



古いブナ



名残惜しいが帰ることにする。

下りはツルツルに凍って居るので慎重に。



まだまだ霧氷は落ちる気配はない。



凍った樹液と一面の霜柱。



カツラの広場で一休み。

勝浦の熟成ミカンが美味しい。



春の小川。



登山口まで帰ってきた。

あけぼの峠のあたりも霧氷で真っ白。



林道から振り返ると稜線の霧氷が真っ白で、まるでアルプスの山並みのようだ。

今日は、雛の節句だったが、とびきりの霧氷を楽しむことが出来た。

山歩きをしていて良かったなあと思う一日だった。




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