夏の里山 中津峰山   2014/06/07
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-  中津峰山 エゴノキが満開 -

久しぶりによい天気の予報

しかし、昨日までの大雨の後では山崩れや登山道の崩壊があるかもしれない。

今日はおとなしく近くの中津峰山を歩くことにする。



山方比古神社の境内から出発

7時21分

ヒメジョオンが綺麗に咲いている。



登り始めるとすぐにスダチの古木が現れるが、実が青いまま沢山落ちている。

中津峰山にはヤマモモの古木が沢山あるが実がなっているのをあまり見かけない。

ほとんどこのように落ちてしまうのかも。



ネジキが沢山さいていて綺麗だが花の盛りは過ぎているようだ。

シダ類に朝露がついていて足下が濡れる。



やかん峠を過ぎていくとウツギがまだ咲き残っている。

湿度が高くすでに汗びっしょり

しかし、一週間山歩きを休んだので足が軽い。

やはり週1位の山歩きが私にはちょうどよい。



ヤマツツジが綺麗だ。



ツツジ類の中で一番遅く咲くのがヤマツツジ。

オンツツジに似ているが花が少し小さく、雄しべが5本(オンツツジは10本)

小さめの葉と一緒に花が咲くので見分けることが出来る。



上の登山口まで来るとアジサイが咲き始めている。



登山道に白いエゴノキの花が落ちている。

昨日の大雨で散ったのか?

上を見上げても花はほとんど残っていない。



出合いベンチを過ぎるとチャボホトトギスの葉が沢山出てきている。

今年も黄色の可愛い花を咲かせてくれるかな?



麓付近ではもう散っていたコガクウツギがちょうど花の盛り。

白い花のような萼はもう少なくなっているが、小さな花火のような花が綺麗に咲いている。



登山道がエゴノキの白い花で雪が降ったように真っ白。

散ったばかりのようで花弁が新鮮。



見上げるとびっしりとエゴノキの花が咲いている。



薄暗くて綺麗に写らないが白い花がびっしりと咲いている。

上空を埋め尽くすようにエゴノキの花が咲いている。

中津峰山にこんなにエゴノキが多いとは今まで気がつかなかった。



特徴ある黒い木肌の木がエゴノキだと覚えておこう。



気温は18度

アオテンナンショウが沢山咲いている。

テンナンショウの仲間の中では咲く時期が遅いようだ。

仏炎苞は薄質で淡い緑色。先端が細長く糸状に垂れる



コガクウツギがますます美しい。



頂上近くなるとチャボホトトギスの葉が多くなる。

コツクバネウツギも咲き残っている。



石垣のトンネルには足の長い蜘蛛のようなのが飛び回っている。

羽もないのにどうやって飛ぶのだろうか。

気味が悪いので一気に石段を登る。



中津峰山頂に到着

9時38分。

アセビに丸い実が出来ている。



今日は一番乗りかな?

コバノガマズミの花が沢山咲いている。



スイカズラの花も咲き始めている。

しばらく周囲を散策して下山開始。



日が差したり曇ったりとすっきりしない天気。

今日は登山者と誰も出会わない。



風の丘で気温20度。

イボタノキの花が咲き始めている。



車道まで来るとやっと大勢の登山者と出会うようになった。

今日は皆さん出発が遅いようだ。

家内が時間があるので車道の花を楽しみながら歩くという。

アオテンナンショウやテイカカズラが沢山咲いている車道をのんびりと歩く。



サワギクや黄色のテイカカズラも咲いている。



岩肌に咲くヤマツツジがとても良い感じ

ミズキは蕾から咲き始めている。



飛び回っているのはミヤマカワトンボの雄かな。

雄の腹部は金緑色に光り翅は全体が褐色。

車道脇にはハナミョウガが群生。

これまた何処までも咲き乱れている。



ユキノシタやトキワツユクサも群生している。



太短くて全身に白粉をまとい羽の基部まで白いのはオオシオカラトンボかな。

顔面が真っ黒だ。

24,000歩ほど歩いて駐車場に到着。

12時21分。

天気が良くなって暑くなってきた。

家に帰ってシャワーを浴びてから辛いカレーの昼食。

もちろんビールもいただいた。

その後は1時間ほどお昼寝。

ぐっすり眠って起きたらまだ3時過ぎ。

やはり近くの山はのんびり出来て良いなあ。



里山倶楽部四国編 

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