里山の秋 中津峰山 2007/9/29
         

ー 中津峰山は秋の花が満開 −

天気予報では曇り時々雨。

今日は山歩きを諦めていたが、朝起きると曇ってはいるが何とか雨は降っていない。

近くの中津峰山を散策に出かける。

登山口には30分も掛からずに着く。

金谷口の駐車場に停車して出発。9時丁度。



少し引き返し金谷橋を渡る。



ミカンがもう少しで黄金色。



キツネノマゴとカラスウリ



渓流に沿った農道を進む。

背の高いゲンノショウコが花盛り。



ベニバナボロギクとオトコエシの実



?のアザミとフユイチゴの実



渓流沿いの道を上り詰めると滝に出る。

此処から右へと登って行く。

9時27分。



少し急な岩道には色々なキノコ



傾斜がゆるむと木もれ日の広場に着く。

9時40分。

丸太のベンチで一休み。

しばらく行くとまた立派なベンチ。

来るたびにベンチが増えている。



あちこちでヒヨドリバナが咲いている。

右はオトコエシ。

こもれびさんに教えて戴きました。



樹木帯を抜けるとドコモ中津峰送信所があり小松島方面の見晴らしが良い。



そこいら一面に咲いている?の花

ヌマダイコンだと蘭ちゃんに教えて戴きました。



しばらくドコモの点検路を行く。



10時22分、車道に出る



登山道沿いにはヤマジノホトトギスが群生。



またこの登山口が派手になった。

ベンチも10人以上掛けることが出来る程増えた。



山道にはツルニンジンやヤマジノホトトギスが多い。





林床には一面にチジミザサが生えている。

中には花の咲き残っているのもあった。



左はオトコエシ?

右はツルシキミの実かな?



アキノタムラソウが咲き残っている。



10時42分、五滝からの道と合わさる。



この8月に完成したばかりの「風の丘」ベンチ。

こんな材木誰が担いできたんだろうか?

ツルリンドウの花が目立ち始める。



ノササゲも丁度見頃。



11時15分、天津神社到着。

駐車場から2時間15分。



眼下に那賀川が流れ阿南の町や遠く右には橘湾まで見渡すことが出来る。



橘の発電所も遠くに見える。

あの発電所のエントツを見ながら勉強したことを思い出す。

少し早いけど、誰もいない頂上で昼食。



風に揺れるコスモスとベニバナボロギク。

やっと秋がやって来た感じ。

所が食事をしている間に寒くなってきた。

風が冷たい。急いでジャケットを着る。



11時44分下山開始。展望台の方に向かう。

いつも大勢居るのにおかしいなと思ったら、あちこちから登山者が集まってくる声が聞こえる。

12時にあちこちから頂上に集まるのが決まりの様だ。

頂上直下で、コウヤボウキ発見。

今年始めて見る。



今頃ツルシキミに蕾?実も熟れていた。



ハグマ属の花が群生。



葉を見てみると大川山や大滝山でよく見かけたテイショウソウだ。

徳島の山で見るのは初めて。

キンミズヒキは実になりかけている。

木の実はひっつき虫でやっかいだ。



左はヤブコウジかな?

ピンクのツルリンドウが踏み場もない位咲いている。



リンドウは未だ蕾。

シコクママコナの群生がある。



展望台から徳島市内方向を眺める。

遠くに淡路島や大鳴門橋も見える。



市街地や城山。そしてその向こうに吉野川の流れ。

会社から見えていたのはやはり中津峰山だったことが解る。



目の前に植物園。

正面の低い山が文化の森〜あずり越え縦走路。

その向こうに眉山。その奥は大麻山。



展望台下にもシコクママコナの群生。



こんな色の濃いシコクママコナ。

今頃ネジバナの花も。



駐車場へと下りていくとコウヤボウキや萩の花が多くなる。



サワオトギリとヒヨドリバナ



駐車場から車道を下りていく。

アキノノゲシが斜面に沢山咲いている。

この淡い黄色が大好き。



よく見ると左写真の様に葉に切れ込みのある普通のアキノノゲシと、

右の葉が細くて切れ込みのないホソバアキノノゲシが混ざって咲いている。



ノコンギクとコセンダングサ



ベニバナボロギク



道路脇に群生するイヌタデ



金平糖の様な実を付けるダイコンソウ。

と思ったが花弁が6枚??



ゲンノショウコとアブラナ科?の花



秋に咲く低山のアザミは?

ドンドン車道を下ると道の両側はタデ科の花で埋め尽くされている。

草ボウボウ花ボウボウの感じ。



ハナタデかな?



ミズヒキ



マツカゼソウ



ツルニンジンが斜面に群生。

?の実

車道から朝来た金谷への山道を下る。



ヤマジノホトトギスが所々に群生。

途中で右折せずに稜線を真っ直ぐに「やかん峠」と案内のある方へ進む。

やかん峠って??と思いながら下ると古いやかんが2個、枝に掛かっている所があった。

此処がやかん峠?



立派な古木があった。



金山神社と立岩神社の横を下り14時32分広場に着く。

雨にも合わず涼しい山歩きが楽しめた。

標高773mの低山といえども標高40mからの登りは歩き応えがある。

明日も天気はすっきりしない様だ。

秋空の下を十分に歩いてみたい。