冬の里山 中津峰山 如意輪寺 2007/12/2
         

− 如意輪寺から中津峰へ 如意輪寺の紅葉を楽しむ −

昨日の箸蔵寺往復の疲れが取れていない。

朝は団地の掃除があった為、近くの簡単な山に行くことにする。

と言えば、中津峰山。

しかも如意輪寺からのショートコース。

いつもの金谷の駐車場を横目に見ながらグングン登ると11時に如意輪寺の駐車場着。




少し紅葉には遅いかと思っていたが、何と嬉しい誤算。

見事な紅葉を見ることが出来た。



階段を上っていくと益々美しい紅葉が広がる。




天気の良い時は和歌山の高野山まで見えると言うが、今日は霞んでいて小松島の町しか見えない。



立派な本堂にお詣りして、本堂の左から参拝道を登る。

11時20分。



この道は四国の道の指定も受けていて疑似木の階段が続く。

昨日の疲れが取れていない足にはこの階段道は応える。

夫婦連れをパスさせていただいて、家内はグングン登って行く。

途中にベンチがあるので休みたいが..

この寒いのに汗ビッショリとなる。



11時46分いやしの道の分岐

此処からは緩やかな道となりやがて天津神社の石垣が見えてくる。



星を祀ってあるという天津神社にお詣りして中津峰山頂に丁度12時着。



天気はよいが遠くは霞んでいる。



今日は日曜というのに登山者が少ない。

景色を楽しみながら食事にする。

西の方には756mのピークとその向こうに六郎山と大川原高原



東には那賀川の流れと阿南市の町並み

下のベンチも今日は数人しか来ていない。

その内に駐車場や森林公園の方から沢山の人が登ってきた。



今日のお弁当は鶏肉たっぷり。

どこからともなく、ごんべえが登場。

弁当に口が付きそうなぐらい目の前に座ってお裾分けを待っている。

余り近すぎて食べにくいので弁当の1/3位を離れた石の上に置いてやったが

あっと言う間に平らげてまたおねだり。

結局半分位食べられてしまった。

時間も早いし歩き足りないので南に下り散策をする。

ごんべえに一緒に来るかと誘ったが、お腹が一杯になったのか、目を細めてひなたぼっこ。

ごんべえ!お前は案内犬じゃなくてタダのおねだり犬だったのか!



パラグライダー基地の方に行くと、前から気になっていた「青春の花みち」の看板。

多分星の岩屋への道だと思うが..

時間もあるので降りてみることにする。

12時41分



良く整備された路を快調に下る。

立派な四国の道の標識が何本か立っているが、何処へ行くか書いてない。

単なる「四国の道」の看板は何の値打ちもない。

12時59分林道に飛び出した。

この林道は多分星の岩屋から延びている林道に違いない。

以前星の岩屋に言った時には通行止めと書いてあったが..



ムラサキシキブが沢山実を付けている。

このまま星の岩屋まで降りていこうと思ったが地図もなくどのくらい時間が掛かるかも解らない。

下調べしてくるのだった。

この林道は何処へ繋がっているのか少し歩いてみることにする。

崩れた山道を最近重機で押し広げた様な道が続く。



土砂の下には古い林道の側溝や縁石が見える。

途中で左からの林道と交わる。これは勝浦へ抜ける道か?

ドンドン登って行くと細い道となり一旦下る。



一旦下って大きく山裾を巻いて登って行くと舗装路となり、

中津峰森林公園からの道と勝浦フライトパークとの交差点に来る。



ふと見ると東屋の標識。

ここの東屋は二度程探しに来たことがあるが何処にあるか発見できなかった。

ツルリンドウの実が一杯の道を行くとベンチの広場がある。

此処までは来たことがある。



その道を更に行くと大岩がありそのむこうに道はない。

頂上でお会いしたご婦人がやってきてお話しをする。

この広場は昔素敵な所で新緑や花を見に良く来たことがあるそうだ。

ベンチから少し引き返すと踏み跡があるので進むと下の駐車場への階段に出る。

ふと左上を見ると立派な東屋があった。



東屋からは右に眉山

中央を鮎喰川が吉野川に流れ込んでいる。

その向こうには阿讃山脈

手前の山は二秀峰と負出山

私の住む団地は負出山の向こう。



ヤブランの実かな?

東屋から下の分岐に帰り、フライトパークへの道を登る。



途中で「列状間伐展示林」との看板がある。

7000本程の44年生の杉、檜を25%程間伐してこんな綺麗な林となったとか..

結構キツい車道を登って行くと以前にも此処でお会いした老夫婦に出会う。

旦那さんは足が不自由な様だが奥さんが支えて歩いている。

年取っても二人支え合って暮らしていければいいね。



ゆったりのんびり歩いていると何処からともなく、ごんべえが走ってきた。

14時38分また中津峰の山頂に帰ってくる。

山頂にはご夫婦一組しか居なかった。

ごんべえはさっさと下りて言ってしまう。

私達も帰ることにする。

14時51分



えっちらおっちら降りていくと下りは快調。

15時24分如意輪寺着。



階段から見下ろすモミジ。





大木の中に仏様が刻まれているる



駐車場に来るとごんべえが彼女と一緒に駆け寄ってくる。



またまたみんなにおねだりして..

その内に太りすぎて登れなくなるよ..

後で調べると星の岩屋まではもう少しで着く所だったみたい。

これは再チャレンジしなくては..