春の里山 中津峰山 2008/5/18
         

− ウツギの花が満開 静かな中津峰を堪能 −

先週の予定であった団地の一斉清掃が今朝行われた。

先週は、木の根の森に出かけたかったが、一斉清掃の予定があったので断念した。

ところが雨だったので、今週に順延した。

この山歩きに最適な季節の日曜日が、二週間連続でつぶれるのは非常に残念だ。

清掃が終わると10時近くとなっていた。

こうなると近くの山に行くしかない。

セブンで弁当を仕入れて金谷に向かう。

沢沿いではウツギの花が満開。



金谷橋を越えると、ミカン園から柑橘系の香りが漂ってくる。

なんと、もうミカンの花が咲き始めている。



小さい頃から、ミカンの実が鈴なりになっている情景はよく目にした。

しかし、ミカンの花を見た思い出がない。

最近山歩きを始めて、こんな綺麗な花だったことを知った。

ミカンの花といえば、「ミカンの花咲く頃」のメロディーが浮かんでくる。

静岡のミカン畑をイメージして作詞されたと聞くが、なぜか子供の頃には異国の歌のような感じがした。



畑にはキウイも大きな花を咲かせている。

渓流沿いには、ユキノシタが咲き始めて風に揺れている。



もうすぐ一面に花を咲かせるんだろうなあ。



クサイチゴの実が一杯。

右はオニタラビコかな



暗い樹間にコガクウツギの白色が目立つ。



ハナミョウガの花がもうすぐ咲きそう。



たたらの滝登山口を10時52分出発

急登路は先週の大雨でかなり荒れている。



いつものように、こもれび広場で休憩。

もうすでに汗びっしょり。

今日は温かいコーヒーを飲む気がしない。

スポーツドリンクをがぶ飲みする。



尾根道にには「中津峰奥の細道」の標識がかかっていた。

突然4台のMTBが飛び出して駆け下りていった。



ガクウツギが一面に咲いている樹間を抜けるとニワゼキショウ等が一面に咲くNTT広場に着く。



ニガナが風に揺れて写しにくい。

右はシロバナニガナかと思ったが舌状花が5枚と少ないのでニガナのシロバナかもしれない。



マルバウツギも満開



上の駐車場には3台駐車中



ホトトギスが大きくなってきた。

誰が植えたか「シラン」



登山道脇に植えられたあじさいは、もうつぼみを付けていた。



登っていくと濃い黄色のコツクバネウツギが群生していた。

突然ゴンベエが現れた。

昨年の12月以来だ。

久しぶりに見るゴンベエは、立派な尾を持つ精悍な成犬に成長していた。



3人連れのパーティと今日初めて出会った。

ロマンス広場でコーヒーブレイク。



緑濃くなった山道を行く。



ウツギより少し小さな花が一面に咲いていた。

ヒメウツギ?

蘭ちゃんの木の根の森レポートでハイノキと解りました。

純白のドレスのようなイメージで暗い樹間が華やかに見えました。

クロバイと似た花だけど、高木の樹冠に咲くクロバイとは感じが違うなあ。



12時31分頂上着。

遠くは霞んでいる。



頂上は風が強い。

先客も6〜7名ほどと少ない。

ゆっくりお弁当を食べていると天気が下降気味。

早々に下山開始。



まだオンツツジの咲き残っている道を若葉の香りを楽しみながら下る。

ツルリンドウが花芽を出していた。

14時36分駐車場着。

いつもの無人販売所を覗くとハウスミカンを売っていた。

ミカン好きの家内は200円でかご一杯のミカンを購入。

小さいけど美味しいと一杯食べていた。