秋の里山  中津峰山  2014/09/15
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 秋晴れの中津峰山 -

今日は竜王山に栗拾いにでも出かけようと思ったが、昼から天気が良くないみたい。

またまた手軽な中津峰山に出かけることにする。



三連休の最終日なのに意外と車が少ない。

ヤブランが花の盛りのようだ。



ベニバナボロギクが水路脇に咲いている。

あれっ!テイカカズラも咲いている。

この花は7月の終わりには一度姿を消すが、また9月頃に新しい枝に花を咲かす。



彼岸花が咲き始めていて朱色が目を引く

渓流沿いの道を歩くのは久しぶり



今年の大雨で杉の大木が倒れたり道が剔れたりしているが通行に支障は無い。



たたらの滝も水量が多い。

男性が一人もう降りてきた。

5時前頃から登ったそうだ。

こもれび広場への道も少し痛んではいるがよく踏まれているので歩きやすい。



木漏れ日広場で21度

ベンチで休もうと思ったがヤブ蚊が飛び回っている。

ヤブ蚊に刺されると痒いので大嫌いだ。

早々に出発する。

ヤレヤレベンチでは男性が休憩中。

すらっとした若い女性が降りてきた。

背中のリュックを見るとトレランの人らしい。

爽やかに挨拶をして軽やかに走り去った。



うろこ雲がすっかり秋の気配だが、嫌な黒い雲も迫っている。



上の駐車場には車が止まっていない。

気温は20度



出発して直ぐにチャボホトトギスが咲いている。

標高が低い所まで花の咲くのが下がってきている。

ギンリョウソウモドキはこの時期あちこちの山で見ることが出来る。

五滝からの登山道を女性グループが登って来た。

派手な服装と賑やかな声で暗い植林地の道が明るくなったように感じられる。



如意輪寺分岐で21度。

汗が流れるが冷たい風が気持ちが良い。



ツルリンドウとヤマジノホトトギスが沢山咲いている。

此所のツルリンドウは白色



アサマリンドウのつぼみが沢山出来ている。

今年は沢山咲く予感。



駐車場から2時間20分ほどで中津峰山山頂着。



見晴らしが良くて高丸山も綺麗に見えている。



東屋では男性が一人昼食中。

私達も軽く昼食にする。

今日はコンビニに寄っていないので菓子パンだけ。

凍らせたお茶が美味しい。



秋風に吹かれて空を見上げていると子供の時のことを思い出す。

何処で見た青空だったのか?



頂上から展望台に向かう。

ツルリンドウはまだ蕾が多いこれからしばらく楽しむことが出来るだろう。

此所のツルリンドウは少しブルー

シコクママコナも沢山咲いているが例年よりは花が少ない。



キッコウハグマも多いがまだ蕾は堅い。

アサマリンドウの群生地でもまだ蕾



ベンチの所まで来るとピンクのツルリンドウが咲いている。

同じ山なのに所々で色が違うのがおもしろい。



シャクナゲ園に降りていくがキッコウハグマもテイショウソウもまだ堅い蕾だ。



こんな所にミヤマウズラが..

オタカラコウが咲き始めている。

まだまだ蕾が多い。



ミゾホウズキは何処にでも咲いているなあ。

ノリウツギが実になりはじめていた。



チヂミザサに花が咲いている。

雄しべの柱頭の羽毛状の毛が目立ち、紫色の葯も目を引きやすく、イネ科の花としては見栄えがする。

ミズヒキに紅白の小さな花が咲き始めている。



紅白のガクがオママゴトの花のようだ



ミズキにも黒い実がなっている。

イワタバコはもう終盤。



ボタンヅルも実になってもう少しすると綿毛が出てきそうだ。

やかん峠への下り道で、時々お会いするご夫婦からブログ見ていますよとお声がけ戴く。

何時もありがとうございます。



金谷川の土手に咲く彼岸花にモンキアゲハが飛んできて吸蜜に忙しい。

この時期、この大きな黒いアゲハの姿はよく見るが何時もせわしなく飛び回り中々写真に写せない。

私も何回も撮影したが翅をせわしく動かしているのでうまく写せたことが無い。



しかし、モンキアゲハは彼岸花が好きなようで何回もやって来て吸蜜している。

コンデジでも綺麗に撮影することが出来た。

後翅には大きな白色紋があり成長すると黄色になるらしい。

白色斑の周辺には小さな三日月状のい斑紋が並んでいるのもくっきりと見ることが出来た。

案の定夕方には天気が崩れた。

アルプスでは遭難事故が多発しているようだ。

やはり山歩きは安全第一

ちょっと臆病なぐらいが長く山歩きを楽しむことが出来ると思う。



里山倶楽部四国編 

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