春の里山 中津峰山 2014/03/31
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 星の岩屋から中津峰山そして平石山から朝立彦神社周回 -

生名川の桜と星谷寺のシャクナゲ

朝起きるまでは、寒峰のフクジュソウを見に行くつもりだった。

しかし、起きてみると真っ青な空は春まっただ中。

もう寒いところに行くのは嫌になった。

少し満開には早いかもしれないが、生名川の桜を見てから星谷寺から中津峰山に登って朝立彦神社を周回してこよう。



生名川河畔に着くと満開の桜が出迎えてくれた。



誰も居ない静かな河畔で素晴らしい桜を堪能する。



まだ蕾もあって2~3日後にはもッと見事に咲くことだろう。



運動公園に車を停めて星谷寺に向けて歩き始める。

8時21分

道端の花壇では近所のおばちゃん達が大勢集まって雑草を抜いて綺麗にしている。

世間話をしながら作業しているが農作業で慣れているのか凄く手際良い。



この辺は生名川河畔だけでは無くて色々なところに立派な桜が有り目を楽しませてくれる。



ミカン農家の庭には白い花(梨?)

そして桜が満開



ジロボウエンゴサクが咲き始めている。



灰谷川橋の枝垂れ桜はまだ4部咲き位。

今年は少し咲くのが遅いようだ。



ソメイヨシノは満開近く咲いている。



桜快道をしばらく歩いてみる。

例年ならビッシリと咲いているアケビの花もちらほらと咲き始めたばかり。

道端の枝垂れ桜はまだ蕾が多い。



桜快道の桜は例年素晴らしい。

ミカン収穫のためにこの林道が出来た時に植えられたらしいが、ミカンの収穫は減っていも桜は毎年見事になっていく。



まだまだ蕾が多いがもう少しすると、それはそれは見事に咲き誇るだろう。



林道から遍路道に入っていく。



何時も仲良く並んで出迎えてくれるお大師さんと観音様



観音様の石像が続く参拝路にはムラサキケマンが今年も咲いていた。



ムサシアブミが咲き始めている。

まだ小さくて少ないがもう少しすると道一杯に咲くことだろう。



薄暗い道を上り詰めると車道に出て星谷寺の境内への道に入る。



境内への道端にはキランソウやシャガが咲き始めている。



シャガはありふれた花だけどとても素敵な花だ。



境内にはシャクナゲが満開。



例年素晴らしいシャクナゲが咲くが、今年は特に当たり年だ。

例年なら花を付けていない木にも沢山花が咲いている。



蕾も一杯

しばらく艶やかな姿を楽しむことが出来ることだろう。



真っ赤なシャクナゲも見事だ。



生木不動にお参りして太子堂に向かう。



お大師さんお久しぶり。



お大師さんと裏見の滝



観音堂にお詣りする。



今年も淡い色の小さなツバキが咲いていた。



9時39分

単調な階段道を上がり中津峰山に向かう。

この階段道はしんどいなあ。

仏石のトンネル前で一息入れる。



仏石には寄らずに宝篋印塔(ほうきょういんとう)にお詣りしてから山頂に向かう。



林道に出ると重機が置いてあり工事中。



エンヤコラと痛んだ四国の道を上って車道に出るとなんと立派に舗装されていた。



こんな所にシュンランが。

まだ蕾だが一輪だけ半分開いていた。



眼下にはまた新しい林道が工事中だった。

何処まで向かう林道なのか不明

クロモジが咲き始めている。



長い階段を登りきって広場の舗装路に出る。



まだ雑木は芽吹いていない。

古い石仏をお参りして頂上に向かう。



クロモジが綺麗に花を咲かせている。



アセビも満開。

男性が一人休憩所の整備をされていた。



那賀川河口方向は霞んでいる。



11時7分到着

頂上で記念撮影。



まだ時間も早いので昼食は先にして平石山を目指す。

山頂直下には「徳島市官行造林地」の標識が?

ヒノキの造林地として認定されたとかのニュースを見たが..

これからは国有林として林野庁が中津峰山を管理するようになるのだろうか。



展望大岩から織り所に赤テープが有り道が切り払われていた。

ロマンの岩から回ってくることが出来る様になったのだろうか。

途中で単独の男性からホームページ見ていますよとお声掛け戴く。

ありがとうございます。

昨年雲早山でもお会いしたそうだ。



平石山分岐の岩場で眺望を楽しむ。

霞んでいてもう一つ。



12時4分 平石山着

三等三角点「沼江」648.8mがある。

クロモジが満開。



平石山から下ると鉄塔が見えるところは広く切り払われている。

鉄塔下の急坂を下りていく。



朝立彦神社に着く

12時53分。



もうツツジが咲いている。



広場まで行って眺望を楽しむ。



四等三角点「小竹」323.8mがある。

アセビが見事に咲き誇っている。



桜は5部咲き位。

ヤマザクラは8部咲。



水が涸れない井戸があると言う岩場で昼食



食後、岩場の上から下山。

ミニ八十八カ所をお詣りしながら下って行く。



28番から29番に行く手前を「里へ」の標識に従って下って行く。



石畳の道が続く。



小さな黄色い蝶がヒラヒラと舞っていた。



材木搬出用だろうかケーブルが新しく設置されていた。



古いミカン畑の間を抜けて下りていくと立派な桜が有り民家に着く。



この地区は桜が多い。

桜を観賞しながら駐車場に向かう。



キケマンを見ながら行くと大きなイチョウの下に付く。



沢山の乳が垂れている。

樹齢500年
樹高22m
幹周5.8m



沢山残されている石仏をお詣りしながら帰る。



昭和8年と記されている立派な石の鳥居が有り大宮八幡神社の変額が懸かっている。



境内は桜の古木が見事だ。



山門には仁王様では無くて神像が祀られている。

昔は仁王様だったのが神仏分離の祭に神像に変えられたのだろう。



八幡神社は立派な神社だ

鎌倉時代の作品とみられている行道(ぎょうどう)面5面と舞楽面4面が伝わっているらしい。

行道面が残っていることから、勝浦町内で来迎会が行われていたことが裏付けられるという。



隣にも鳥居があり武内神社の扁額がある。



武内宿禰を祀っているらしい。

珍しいなあ。

隣には秋葉神社の社もある。



山車の保管庫があり土俵もあるので例祭の時は賑わうのだろう。。



隣には岩松城の跡の石碑が有り立派なお寺が残されているがお寺の名前は解らない。

神仏分離で寺は廃れたようだ。



坂を下りていくと直ぐ近くに杉尾神社がある。

沢山神社があるところだ。

流石、昔からミカンで栄えた地だけの事はある。



15時25分 運動公園に帰ってきた。

花壇は雑草が綺麗に抜かれてパンジーが綺麗に咲いていた。



歩行距離 14.9㎞

累計標高差 ± 1,121m

歩数 30,510歩


里山倶楽部四国編 

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