夏の里山 中津峰山　　　　２０１４／０８／１３
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－　　中津峰山　台風一過　－

先月、針ノ木大雪渓に行ってから20日ほど山に行っていない。

痛めた膝と腰がまだスッキリしないのと天候が悪い為ついだらだらと過ごしてしまった。

キレンゲショウマを見に剣山に行きたいが昨日の情報ではまだ通行止めのようだ。

一宇の通行止めはそう長くは掛からないとは思うが（今日の情報ではもう通行可能のようです）

見ノ越トンネル手前の通行止めは気になる。

せっかく長い間工事をして一時的に通行可になっていたのだがまた崩れたのだろうか。

中津峰山なら何とか登ることが出来るだろうと出かけることにした。



中津峰登山口近くの多家良町も台風当日は道路冠水で通行止めになっていたが今日は問題ない。

センニンソウが咲き始めている。

栗の実も大きくなって収穫の秋が直ぐそこまで来ている。

蜜柑の実はまだ小さかった。

駐車場で先着していた女性は一風新道へ向けて出発していった。

私達は久しぶりの山歩きなので楽なやかん峠への道を歩く予定。



何時ものように金山神社にお参りして出発。

登山路は小枝などが沢山落ちているが通行には問題ない。



誰かが整備してくれたのだろうか？

台風の影響は殆ど感じられない。

気温はそう高くないが湿度が高く汗ビッショリ

やれやれベンチで大休憩。



鉄塔広場を越えたあたりから倒木などがあるが乗り越えて行く事が出来るので通行には支障が無い。



ノリウツギの真っ白な花が咲き始めている。

これからしばらく楽しむことが出来るだろう。

イヌビワの実が真っ赤に熟れている。

雄木の実は食べられないが雌木の実は美味しいらしい。

しかし美味しい雌木の実は直ぐ小鳥などに食べられてしまうので残っているのは食べられない雄木の実ばかりとか。



車道に出るとキンミズヒキが沢山咲いていた。



ヌスビトハギも咲き始めていてもうすぐ秋がそこに来ているようだ。



汗が噴き出して上の登山口のベンチでも休憩。

もうすでにスポーツドリンク3本を飲み干した。

気温は23度位だが湿度が78％位。

朽ちた松の木が倒れている。



杉の枝に引っかかっているが今にも落ちそう。

通行の際は気をつけてください。

道端にはアキノタムラソウが沢山咲いている。

ミヤマウズラが咲く時期なので探しながら歩くが咲いているのを見つけることが出来ない。

今年は遅れているのかな？



如意輪寺分岐でも23度くらい。

日が差してきたが風が少し出てきて涼しく感じる。

早くも下山してくる男性に3人で会った。



登山路にはヒノキの実がビッシリと落ちている。



2時間15分ほどで中津峰山頂に着いた。

登山口でお会いした女性が一風新道経由でもう登って来ていて休憩していた。

早いなあ！

頂上でもノリウツギが咲き始めていた。



ガスっていて高丸山などは見えない。

サンドイッチを食べていると涼しい風が吹いて汗が一気に引いていく。

吹く風はもうすっかり秋の気配だ。

しばらく休憩してから下山開始。



シャクナゲ園に向けて降りていくと杉の枝が折れ落ちている。

大木が倒れて遊歩道を塞いでいる。

左下に巻いて進む。



テイショウソウやキッコウハグマはまだ蕾も出ていない。

車道を行くとヒノキに沢山実が出来ている。



ウバユリやノリウツギが沢山咲いている。



イワタバコが大雨にも負けず沢山咲いていた。



ピンクの蕾もあったがどのような花が咲くのだろうか？



如意輪寺からの車道ではショベルカーが折れた枝などを取り除いていた。

ダンプカーが折れた木などを満載して降りて行った。

アカメガシワにモコッとした花が咲いている。



ミズキの実も熟れて落ち始めている。

登山口に着くと先ほどまで静かだった蝉が一斉に鳴き出した。

台風後に羽化した蝉たちだろうか。

久しぶりにの山歩きは疲れた。

シャワーを浴びてビールを飲みネットを見ていると椅子に座ったまま爆睡。

目が覚めるとなんと3時間も寝ていた。

寝過ぎてまだ頭がふらふらする。


チャボホトトギスなどの花には出会えなかったが久しぶりに山を歩くことが出来て大満足だ。



里山倶楽部四国編　

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