秋の里山 中津峰山    2015/11/10
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- 中津峰山 イチョウ黄葉 -

先週末、中津峰山のイチョウの黄葉を見に行く予定だった。

しかし、車のバッテリーが上がって行けなくなってしまった。

見頃が過ぎたか心配だが見に行く事にする。



8時前に金谷に着くと今日は一番乗りのようだ。

橋を渡ったところの蜜柑は美味しそうに熟れているが収穫はしないのだろうか?



クロガネモチの赤い実がビッシリ。

公民館横から登山開始

8時5分



登り初めは急傾斜で11月も半ばというのに汗が噴き出す。



ツツジなどは葉を落としたのか登山道は常緑樹の緑だけ。

その中でヤマハゼだけが真っ赤に紅葉している。


ヤレヤレベンチで何時ものように休憩。



萩の葉も少し色付いている

この黄色い葉もヤマハゼかなあ?



上の登山口のベンチでまた休憩。

気温は14度



出合いベンチを過ぎるとクロモジの紅葉が綺麗だ。



標高が上がるとシロモジの黄葉が残っている。

早くも男性が下ってきた。



淡いピンクに紅葉しているのはネジキかな?



如意輪寺からの道が交わるとクロモジのトンネルになる。

湿度が79%と高いが雨が降るのだろうか。



キッコウハグマがまだ咲いている。

周りを見ると綿毛になっているのが多い。

今年は随分と沢山咲いたようだ。

ツルリンドウの実は例年より少ないが、それなりには見る事が出来る。



ヤブコウジの実がチョコチョコと見受けられる。

ヤブコウジに赤い実がなると年末が近くなった気がする。



山頂近くなるとまたシロモジの黄葉が多くなる。

シロモジの黄色のカーペットの上を歩いて行く。



疑似木の階段の上には黒い大きな葉がビッシリと敷き詰められている。

ハリギリの葉のようだ。



見上げるとハリギリの木は殆ど葉を落としている。



10時8分 中津峰山山頂着。

今日ものんびりと登って二時間ちょい。

去年の丁度今頃、登山口で意識を失い救急車で緊急搬送された。

心臓の期外収縮による不整脈が凄く、脈拍が平常時50回/分と低くなり目眩が頻繁に起こった。

降圧剤が原因と言われて薬を変えたが変化はなかった。

抗不整脈剤は副作用のリスクが高いという事で処方してくれなかった。

ストレスと飲酒を減らすようにと言われた。

今年に入っても心臓が不安定で、中津峰山に登るのにも息を切らした。

その後、コエンザイムQ10を飲み始めた。

コエンザイムQ10はアンチエイジングやダイエットのサプリメントとして有名だ。

しかし元々は不整脈などの心臓病のために開発された。

その後、心臓病に効果があるか怪しいという事で、薬としては認められなくなっている。

しかし、効果があるというレポートも多い。

物は試しに飲んでみると、不整脈が少なくなった。

9月過ぎからは殆ど不整脈が見られなくなった。

コエンザイムのおかげかどうかは解らないが、不整脈が少なくなり平常時の脈拍も80回/分位となった。

中津峰山に2時間ほどで登っても息を切らせる事がなくなった。

一時は山登りを諦めなければと思ったが、本当に良かった。



曇ってはいるが、高丸山や雲早山などはクッキリと見える。




マユミの実が大きくなっている。

那賀川の流れと淡島海岸もクッキリと見える。



県南の海も輝いて見える。

風が冷たくジャケットを着る。



気温は10度

稜線を展望台に向かうとキッコウハグマが沢山咲き残っている。

もう花の終わりなのか、ピンクのしべが白くなっている。



展望台に向けて下って行く。

家内の右足は十字靱帯が切れているため階段の下りではビックリするほど、くの字に外に曲がっている。

歩きにくいとは思うが、あの足で北アルプスなども歩き通す事が出来るのだから凄いと思う。

ヤブコウジの赤い実が沢山有り癒やされる。



この小さな紅葉は何の葉だろうか?

彼方此方に一杯ある。

センボンヤリの実も沢山あって楽しい。



小さな菊が咲き残っている。

コバノガマズミの実も赤くなり始めている。



何の葉の紅葉かなあ?



センブリの花がかろうじて残っていた。

また来年の秋までお別れ。

キッコウハグマもすっかり実になっている。



よく見るとまだ綺麗な花も沢山咲いている。

今年は遅くまで咲いているなあ。



アキノキリンソウやヤクシソウも少し残っている。

この花達ももうしばしのお別れ。

今年は随分と長い間楽しませて戴きました。



森林公園に向かうと紅葉が真っ赤に紅葉して綺麗だ。

ヒサカキ?の黒い実がビッシリと出来ている。



昨夜の雨でイチョウの葉が落ちている。



車道のイチョウもすっかり葉を落としている。

やはりちょっと遅かったかなあ?



コブシの芽も来春に花を咲かせるために準備が始まっている。

イチョウの落ち葉の散るセメント道が滑りそうだなと思ったとたん、すってんと滑って転倒した。

したたかにお尻を打ったが、痛いだけで怪我はない。

歩く人が少ないのでセメントに苔が生えて湿っているので滑りやすいる

注意しなければ。



堰堤の池に来るとまだイチョウの黄葉が綺麗だ。

石段に座って昼食。

味噌そばを食べるが、普通のラーメンの方が美味しかった。



食後、車道に戻るとモミジの紅葉やマユミのピンクの実が綺麗だ。



ドウダンツツジにも冬芽が育っていた。



ヤマハゼに沢山の実が出来ている。

これだけあれば沢山の和蝋燭を作る事が出来るだろう。



ネムノキに実が出来ている。

ネムノキはマメ科の植物。

しかし、あのピンクのブラシのような花がどの様にしてこんなマメになるのか不思議だ。



カナクギノキの実とヒサカキ?の実



淡島海岸がクッキリと見えている。

後はのんびりと来た道を下っていく。



13時19分 登山口着。

彼方此方に蜜柑が実っていて甘い香りが漂っている。

蜜柑が買いたくなるが無人販売所も平日は商品が置いていない。

帰りにマルナカによって晩ご飯と一緒に購入。

ついでに土佐鶴の新酒も購入。

此れからしばらく新酒のシーズン。

楽しみだなあ。




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